◆シリーズ: トランスフォーマー プライム
◆ 発売日: 2012年10月27日 `
◆ 価格 : 4000円 `
ビーストモード
モチーフはサメであり、大きな背鰭を始め、
胸鰭や尾鰭もメカニカルにアレンジされている。
ボディに対して頭部が小さく、口は閉じた状態で開かない為、
サメとしての特徴が今一歩欲しいと思わせる造形が惜しい。
リア
トランスフォーマープライム・アームズマイクロンシリーズの
AM-22 ドレッドウイングに付属するアームズマイクロン。
ジグのボディカラーがブルーで成形されているのは、
青いボディのドレッドウイングに合わせた物と思われる。
ジグの名称は、モチーフである
サメの英語『シャーク』を変化させた物。
シャーク → ジャーグ → ジャグ → ジグ
ディセプティコン・アームズマイクロンの
ネーミングの特徴となっている、
濁音と二文字というパターンに即している。
動物型ロボットというスタイルを持つ
ディセプティコンのアームズマイクロンの中でも、
ジグは初の魚類タイプの為、目新しさがある。
他に魚類モチーフのアームズマイクロンは、
そちらもサメの仲間であるノコギリザメのギザが居る。
首と胸鰭の付け根は回転可能だが、
これは変形に使用する可動の為
ポーズ付けには向いておらず、
動かすとサメのスタイルが崩れる。
ジグは実質的に無可動の
アームズマイクロンと言えるだろう。
トランスフォーム!
ウェポンモード
海外で発売された『TF PRIME ROBOTS IN DISGUISE』版
ドレッドウイングに付属するブラスターキャノンを意識した形状の様だ。
しかしジグが変形したビッグカノンには
サメの背鰭や胸鰭等が追加されているので、
完全に別物のデザインにも見える。
リア
CGアニメでのドレッドウイングは、
自身のボディほどもある大型のキャノン砲という
重火器を愛用している。
ジグはビッグカノンの名称が与えられている物の、
劇中のイメージに比べると少々ボリューム不足の感はある。
↓
アームズマイクロンという組み立てキットである以上、
大きさは一定の制限が決められている為、
ボリューム不足となってしまう事は致し方ないだろう。
それでも長い銃身を持つ
ショットガンのスタイルは再現しており、
少ないパーツで可能な限り大型の武器を
作り上げている手腕は評価すべき点である。
付属する説明書によると、右の様にステッカーが貼付された
胸鰭の上部を前方に向ける変形となっているが、
パッケージ写真やTVアニメのアイキャッチ等では
左側の様にジョイントが前方になっている。
『アームズマイクロン劇場』では
ウェポンモードの変形が間違っている場合もあり、
一概にTV版が正しいとは言えない為、
これは各人の好みで選ぶしかないだろう。
エネルゴンクリスタル
クリスタルは円形のSPクリスタル(スピードポイントクリスタル)。
エネルゴン属性は『ミスティックエネルゴン』。
成型色はクリアブルーで
青いボディカラーのジグによく似合う。。
ランナー
パーツ数はエネルゴンクリスタルも含めて6個と、
アームズマイクロン全体を通して最も少ない部類。
『トランスフォーマー プライム』スタート時の
ディセプティコン・アームズマイクロンは
パーツ数が多い事が特徴だったが、
簡単に組み立てられる事や破損防止の為に、
意図的にパーツを少なくしている工夫が窺える。
ステッカー未貼付状態
ジグのステッカーは目、エネルゴンクリスタル、
胸鰭、背鰭、尾鰭に貼付する合計8枚となっている。
キットの簡単な組み立て方に加え、ステッカー貼付も
分かり易く張り易い位置に指定してある。
リア
ジグは本来の購買層である子供でも、難無く
製作出来る様に配慮されたアームズマイクロンと言えよう。
それでいて従来のアームズマイクロンに劣る様な事は無く、
ロボット、ウェポンモード共にプレイバリューの高さは同等である。
マスターのドレッドウイングが準レギュラーキャラだった為、
ジグも『アームズマイクロン劇場』に登場している。
語尾に「~だがね」を付ける口調で喋り、
魚類モチーフという事もあり移動の際は空中を浮遊する。
しかし次々に発売される新商品紹介を交えた
『アームズマイクロン劇場』だけに、
ジグの出番はほとんど無く、
合計3回しか登場していない事が残念であった。
更に台詞は初登場回のたった二言のみで、
しかもウェポンモードの姿だった為、
ジグは存在感が薄いアームズマイクロンになってしまった。
ジグは組み立てキットとしては
物足りないと感じるかもしれないが、
パーツ数が少なくなった事で
壊れ難いというメリットがある。
製作中に白化する事が当然の様な
設計のアームズマイクロンでは、
完成後に破損してしまう例も
幾つかあったのも事実である。
“オモチャ”として扱い易く破損し難い造りは
重要であり、ジグはその事を
思い起こさせてくれるアイテムであった。
◆参考にならない比較◆
トランスフォーマー レガシー
TL-57 ドレッドウイング
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アイキャッチの「ジグだがね~っ」には笑わせてもらいました(^^)お気に入りのキャラですが、やはりボイジャークラスに持たせるには小さいですね。BH版のデラックスクラスのドレッドウイングに持たせれば少しはバランスが良くなるかもしれませんが★
私も武器形態時のヒレの向きには「あれ?」と思いましたが、このラフさ加減は良くも悪くもTF商品の特徴ですよね。願わくば国内でもスカイクエイクを発売して「ジグGR」として付属されれば…Go!商品に堂々とねじ込んでほしいいものです。
私も武器形態時のヒレの向きには「あれ?」と思いましたが、このラフさ加減は良くも悪くもTF商品の特徴ですよね。願わくば国内でもスカイクエイクを発売して「ジグGR」として付属されれば…Go!商品に堂々とねじ込んでほしいいものです。
2013/06/01(土) 09:43:37 | URL | アウトキャスト | [ 編集 ]
ドレッドウイングのアイキャッチは多く使われたので、
ジグが記憶に残る様な配慮が良かったですね。
アームズマイクロンの武器はスカウトクラスやデラックスクラスなら
大型の武器にも見えるので調度良いかもしれません。
スカイクウェイクは海外でも発売された事自体が奇跡的な感じでしたね。
トランスフォーマーGO!はTFプライム・BHのトイを
どれだけラインナップしてくれるのか注目ですね。
ジグが記憶に残る様な配慮が良かったですね。
アームズマイクロンの武器はスカウトクラスやデラックスクラスなら
大型の武器にも見えるので調度良いかもしれません。
スカイクウェイクは海外でも発売された事自体が奇跡的な感じでしたね。
トランスフォーマーGO!はTFプライム・BHのトイを
どれだけラインナップしてくれるのか注目ですね。