
2000年はトランスフォーマーの歴史に於いて、
一つのターニングポイントであったと言える。
メインシリーズの『トランスフォーマー カーロボット』で、
G1初期からのサイバトロン(オートボット)マークと
自動車型TFを復活させて原点回帰を重視した事により、
初代シリーズが再度、脚光を浴びる事となった。
復刻版を始めとするハイターゲット商品が
発売される流れの中、G1トランスフォーマーを
フィーチャーしたミニフィギュアシリーズも登場した。

トランスフォーマーのクリフと言えば『血祭り』だ。
クリフは初登場時から強烈な言葉を用いて
絶大なインパクトを放ったキャラクターであり、
『正義の軍団・サイバトロン』が
品行方正なメンバーだけではない事を示した。
しかしリメイク版クリフは、類似した体型のバンブルの
リカラー版となる場合が多く、好戦的なキャラクター性とは
正反対の優しい顔立ちは、クリフらしさから離れている。