十三非常階段
●ビーストウォーズ  D-3 ワスピーター
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CG版ビーストウォーズは、物語が進んで行くに連れて後付け設定が次々に追加されて
複雑難解になり、BWメタルス後半には食傷気味と感じざるを得なかった。

その様な中でワスピーターに代表されるコメディリリーフの存在は
救いとなっており、お決まりのヤラレ振りが笑いを誘った。

不遇な扱いばかりが目立ったワスピーターであるが、
最初期のビーストウォーズからビーストマシーンズの最終話まで
活躍の場を与えられていた、影の主人公と言えなくもないキャラクターであった。



Imgp5704.jpg  ◆ 名前 : ワスピーター

  ◆グループ: デストロン 

  ◆ 役割 : 空中攻撃兵

  ◆ 変形 : スズメバチ


  ◆シリーズ: トランスフォーマー ビーストウォーズ

  ◆ 発売 : 1997年7月17日

  ◆ 価格 : 1500円




waspeter package

パッケージ




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ビーストモード

スズメバチには数タイプの種類が居るが、代表的なオオスズメバチや
ヒメスズメバチ等、性質は攻撃性が高い物が多く、人間を襲う事もある。

野生では熊等に巣を壊される事もある為、本能的に黒い物に過敏に反応し攻撃する。
ミツバチと異なり針には「かえし」が無いので毒液が残っている限り何度でも刺してくる。



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後姿

後脚が異様に大きいのは変形を考慮した結果だろう。

スズメバチの体色はオレンジ色で、目もこれほど大きくはないが、
ワスピーターは実際の蜂とは異なるアレンジが個性となっている。




ワスピーター、変身!
waspeter transform




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ロボットモード

蜂の意匠を色濃く残すロボットモード。

ビーストマスクと呼ばれる頭部がデフォルトな為、
昆虫から昆虫タイプクリーチャーに変形するかの様な姿である。



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リア

蜂の腹部の分割がよく練られている。
針が突き出た部分は取り外し可能で武器になる。

昆虫の脚がそのまま腕に位置しているスタイルは、
初期ビーストウォーズ・トイの特徴でもある。




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『敵を攪乱する様に飛ぶその姿は、獲物を狙う蜂その物で、
背中に隠し持つミサイルも強力だ。
他メンバーとの連携も多く、幅広い攻撃を得意としている。

デストロンの中では最ものんびり屋でいいかげんな性格。』




BW Waspinator Waspeeter  tech spec IM719

テックスペック

・パワー  : 8
・知能   : 5
・スピード : 8
・耐久力  : 5
・階級   : 6
・勇気   : 7
・火力   : 7
・テクニック: 6




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ビービー・ショット

『1分間に60連発連続発射出来る、抜群の威力を持つレーザーショットガン。』


ミサイルランチャー及びミサイルは、共に体内に隠されているシークレットウェポンだ。

ランチャーは蜂の腹部に、ミサイルは両方の翅にセットされている。
初期BWトイのギミックの一つが隠し武器を内蔵している事だった。




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ビービー・ウイング

『背中の翅を震わせて妨害電波を発生させ、敵の体を動けなくする。』


これは日本版設定の為、CGアニメで再現される事は無かった。

又、目から発射されるレーザー光線には
ワスピ・レーーザーの名が与えられている。




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ロボットマスク

ワスピーターの第二の顔。

アニメではヘッドチェンジギミックは省略されてしまった為、あまり馴染みが無い。
リペイント版のBWバズソーはこちらの頭部がデフォルトとなっている。



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BWシリーズで最初期に開発されたトイの一つであるワスピーターは、
ヘッドチェンジギミックが他のアイテムに比べて豪華に造られている。

頭部を90°倒したりカバーパーツを閉じてヘッドチェンジを行う物が多い中、
ワスピーターは体内にもう一つの頭部が収納されている。

ヘッドチェンジギミックを持つトイの中で二つの頭部を持つのは
ワスピーターとそのリペイントだけである。




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後頭部には集光用の窓が設けられているが、
目のパーツは半透明の物が使用されている為、
集光ギミックはほとんど機能しない。

これはロボットマスクの方も同様。



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トイCMで使われていた試作品のワスピーターは、
透明度の高いクリアーパーツで目が光っていた。

この事から当初は集光ギミックを組み込む予定で、
その為集光を考慮したパーツ配分になったと考えられる。

実際の製品で半透明のパーツを採用した理由は、同一素材を使う事になる
翅の方がクリアーパーツを使うと強度的に弱くなってしまう為だろう。




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ワスピーターも他のビーストウォーズトイと同様に
ボールジョイントを多用している為、可動範囲は非常に広い。

変形の際もボールジョイント部を動かす必要があるので、
遊んでいる内に徐々に関節が緩くなってしまう所が
ボールジョイントの唯一の欠点と言える。





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ワスピーターはサイバトロンはおろか、味方のデストロンのメンバーからも
軽くあしらわれ、事ある毎に潰されたりバラバラにされたりと不遇な扱いが多い。

しかしながらビーストウォーズに続きビーストウォーズメタルスでも
レギュラーメンバーとして活躍し、決戦後には地球の原人の王に迎えられた。



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続くビーストマシーンズではジェネラルの地位を与えられてスラストとして復活し、
最終的にはデストロンで唯一生き残り、ワスピーターとしての自我を取り戻している。

ストーリー全体を通して最も不必要な存在とも言えるワスピーターを
最後まで登場させた事は、製作スタッフが余程気に入っていたのかもしれない。




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海外版ビーストウォーズのストーリーを振り返った時、
居なくても構わない様でありながら、ワスピーター
無くてはならない存在まで上り詰めたキャラクターであった。

ガイドブック等を読まなくては理解出来る筈もない
込み入った設定のBWの中で、ワスピーターの様な分かり易い
ギャグメーカー的存在は一服の清涼剤とも言える物だった。

マンネリでもヤラレ役というのは、世界中で人気があるのかもしれない。






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◆参考にならない比較◆





⇒ BR-08 ビーコンスラスト







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
BWにゴーサインを出すきっかけになった
トイでしたっけかワスピー。
今見ても凄すぎるモチーフです。
なんだかんだで登場しつづけ、
メタルスバージョンも発売されましたし。
比較のスタスク、ワスピは数少ないスタスクに憑依された経験のあるTFですよね。
メタルスのビークルもこころなしか
F-15に似ていなくもない・・・?
2010/10/31(日) 20:12:57 | URL | ロードローバー | [ 編集 ]
>ロードローバーさん
> BWにゴーサインを出すきっかけに

ワスピーターとタランスの試作品がハスブロに認められてBWを
展開する事が決まったそうです。 確かに二つ共良く出来たトイですよね。

メタルスワスピーターはF-15を意識した様なデザインのビークルモードでした。
スタスクの話があったからトイもそうなったのかは分かりませんが。

スタスク憑依組で最も”あんまり”だったのはキスぷれ版でしょうねw
2010/11/01(月) 23:39:29 | URL | 付喪 | [ 編集 ]
ギャグキャラは死なないから強い(?)
初期は数少ない貴重な航空戦力だったのに
BWメタルスでは飛べる奴がどんどん増えてゆき…
戦闘時の活躍の場が失われたのはこれが原因でもあるような。

加藤さんのやる気の感じられない声も大好きでした。
BWよく覚えてなくてもコイツは覚えてるよ!という友人が何人か^^
むしろメタルス化しなかったからこそのキャラ立ち!?
2010/11/03(水) 03:21:21 | URL | イルレイ | [ 編集 ]
>イルレイさん
BWは登場キャラが少ない上に空を飛ぶ者は僅かでしたから
ワスピーターもある程度目立ってましたけど、
メタルス以降は仰る通り隅に追いやられた感がありますね。
せめてアニメでもメタルスワスピーターになっていれば…。

ワスピーターの人はBWの声優の中で一番のTFフリークだそうです。
ワスピーターのおもちゃも持ってるんだろうなぁ~w

そう言えばLD見た時に英語版も似た様な喋り方だったのには結構驚きました。
2010/11/03(水) 21:55:57 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



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