十三非常階段
●SPAWN ULTRA-ACTION FIGURES  ニンジャ・スポーン
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海外からの視点で考える“ニンジャ”とは究極の万能戦士とのイメージがある。

殊にアメコミでは頻繁に登場する忍者であるが、
その間違った日本感が見る者を楽しませてくれる。

故意か、将又本気でそう思っているのかは定かではないが、
アメリカンニンジャは日本人でも充分楽しめるジャンルの一つとなっている。



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  ◆ 名前 : ニンジャ・スポーン

  ◆ 本名 : 不明

 
  ◆メーカー: MacFarlane TOYS (発売元レッズ)

  ◆シリーズ: スポーン・シリーズ3

  ◆ 発売 : 1995年12月

  ◆ 価格 : 1800円




ninjaspawn package

パッケージ

写真は初期版で、左上に貼付されたステッカーによりニンジャ・スポーン本体が
隠れてしまう為、後期版はデザインを反転させたステッカーが右上に貼られた。




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フロント

紛う事無き生粋の忍者
には到底見えないオリジナリティ溢れる姿が素晴らしい。

SF的なアーマー、スポーンマークの髑髏のバックル、
スパイクやエッジが際立つグローブやニーパッド等、
どれを取っても忍者からは程遠い所が潔い。

唯一黒装束という面は、無理矢理忍者らしいと言えるかもしれない。



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リア

流石は忍者、武器の豊富さは随一である。

バックパックを背負い、こちらもオリジナルな
形状の武器を装備しておく事が可能。

ニンジャスポーンは腰を落としたスタイルで
造形されており、「忍び」である事をアピールしている様だ。




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スポーン・アクションフィギュアシリーズが発売された時点では
スポーンのコミックスもスタートして数年しか経っていなかった為、
他社のX-MENバットマン等と比べるとキャラクター数が少なかった。



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そこで次々に発売されるフィギュアシリーズに対応する為、
コミックスには登場しないフィギュアオリジナルの
キャラクターが多数造られる事になる。

ニンジャスポーンもその一人で、他にも
ミュータントスポーンエイリアンスポーン
ゾンビスポーン等、多くのオリジナルスポーンが登場した。




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『戦国時代の日本にもアル・シモンズと同様に
終わり無き戦いを課せられた哀れな男が居た。

彼もまた死後、マレボルギアによって見出され
スポーンとなり、現世に送り戻されて来たのだ。』



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『彼のコスチュームは戦国時代、武将達が使っていた物を
スポーン用に更に強化した物である事が判明している。

その生涯は謎に包まれているが、他のスポーンより格闘能力に長け、
あらゆる武術に精通しており、素手での戦闘の天才である。
その彼が刀を手にした際は敵の死を意味するのだ。』





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手裏剣

忍者と言えば標準装備の手裏剣は不可欠。

鉤爪状に曲がった造形が馴染みの無い形となっている。



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手裏剣は二つ付属し、腿の穴に取り付けておく事も可能。




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刀は異なるタイプの物が三本付属するが、
青龍刀の様な湾曲した巨大な刃渡り、スポーンらしさを表したスパイク等、
どれを取っても日本刀らしさは微塵も感じられない。

日本らしさと言うならば、柄の部分が竹刀の様な形状をしている事だろうか。

魔界の戦士が扱う武器は、一介の武士が持つ刀などとは別格なのだろう。




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ヌンチャク

アメリカンニンジャには欠かせない“ジャパニーズ”な武器。

彼等には日本と中国の違いなど気にする所では無いに違いない。

「ヌンチャク=忍者の武器」の図式が固定化されてしまった事は、
80年代から90年代に掛けてアメリカで社会現象にもなる程ヒットを飛ばした
ミュータントニンジャタートルズ』の影響があるのかもしれない。




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黒頭巾

ゴム製の頭巾が付属し、半ば無理矢理気味に被せる事が出来る。
いつ千切れてしまうのかと無用な緊張感を味わえる。

顔を隠しても誰よりも目立つコスチュームを着ている事にはノータッチだ。
スポーンであり更に忍者でもあるので、きっと問題は無いのだろう。




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付属武器一式

刀3本、手裏剣2つ、ヌンチャクと頭巾がセット内容。

色々と間違っている所がこのフィギュアの最大の魅力でもある。
これ等の武器は全て一度に装備する事が出来る。



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フル装備状態

情報時代の現代に於いては、外国人も日本の事を少しは理解しているだろう
というのは日本人の勝手な願望で、実際に海外に行き外国人と話をすると
日本の文化や日本人に対する意識の低さに驚いた物である。

日本という国は世界目線で見れば、それ程重要視されていない現実がそこにあった。




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バックパックには筒状のケースがモールドされており
ヌンチャクを収納しておく事が出来る。



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バックパックは開き、二本の刀を装着可能。
刀を背負うスタイルは忍者らしさが強調されて好印象。

又、バックパックはビス留めされており、常時装着している状態がデフォルトだ。




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ニンジャスポーンはコミックスの主人公である、
アル・シモンズスポーンとは別人だが、
その素顔は非常に類似した物になっている。

この頃のコミックスでのスポーンは、DCバットマンとの
クロスオーバーの際に、バットマンに引き裂かれた顔面を
紐で縫い合わせた顔が主流となっていた為、それが
トイオリジナルのフィギュアにも採用された物と思われる。



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コミックスに登場しない分、その姿は
強烈にアピール出来る物としたのだろう。

忍者というキーワードも個性を出すには充分だ。

そして、どこから見てもスポーン以外の何者でもない
造形は、非常に巧みな物となっている。




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奇妙な認識による想像力溢れる姿のアメリカンニンジャは、いつの時代も面白い。

X-MENでもG.Ⅰ.ジョーでもトランスフォーマーでも忍者キャラクターは
どこか超然としていて、独特のオーラを放っている。

超常的で謎めいた忍者像は、それだけで絵となり
コミックス等ではモチーフにし易い存在なのだろう。






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◆参考にならない比較◆







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

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