十三非常階段
●X-MEN  MARVEL COLLECTOR EDITIONS オリジナルX-MEN アイスマン
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トイビズのフィギュアは5インチの物を主体とし、子供用玩具として位置付けられていたが、
コミックファンのハイエイジ化が進み、そのニーズに答えるべく登場したのが
高い年齢層をターゲットとした6インチフィギュアであった。

1996年からスタートした6インチシリーズは既存のフィギュアとは一線を画す、
造り込まれた造形とマニアックなラインナップがファンの心を攫った。



Imgp8756.jpg  ◆ 名前 : アイスマン

  ◆ 本名 : ロバート・ドレイク

  ◆ チーム: X-MEN


  ◆メーカー: TOYBIZ (発売元やまと)

  ◆シリーズ: X-MEN MARVEL COLLECTOR EDITIONS

  ◆ 発売 : 1997年

  ◆ 価格 : 5800円




original Xmen package

パッケージ

オリジナルエックスメンがセットになったギフトパック版で、
6インチサイズのフィギュアが5体入っている為、
縦33cm、幅34cmとなり、専用ボックスは非常に大きい。




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フロント

1963年にスタートしたX-MENの初期の頃のアイスマンを
フィギュア化した非常に珍しいフィギュア。

アイスマンのおどけた性格を表すかの如く、
首や体には角度が付けられている。



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リア

アイスマンは時代により変身後の姿が大幅に異なる。

このオリジナル・アイスマンの時期はミュータント能力の
コントロールが未熟だった為、体が完全に氷結化されておらず、
体温を下げた体の周囲に“霜”が付いている状態。

コミックスでは雪の人形、又は雪だるまの様に描かれている。




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アイスマンはX-MENのオリジナルメンバー5人の内の一人で、
サイクロップスに次いで二番目にメンバーとなった。

初代メンバーの中では最年少で、チームに加わった時は僅か15歳。
どんな苦境に置かれてもジョークを忘れない陽気で明るい性格。



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ロバートの愛称“ボビー”と呼ばれる事が常で、
チームのマスコット的存在でありムードメーカー。

悪戯好きで軽口を叩く性格は大人になっても相変わらずで、
道化者でいる事を楽しんでいる節がある一方、
皆から認められ、尊敬を集めたいという気持ちも内に秘めている。



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一時はエックスメンを離脱し、大学で学んだり、
勤め人として普通の生活を送った事もあるが、
ニュース等で知るかつての仲間の活躍や奮闘振りを
目の当たりにし、常人の生活を捨てて戦列復帰を果たす。



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チャンピオンズディフェンダーズ等のチームを遍歴した後、
ジーン・グレイの復活を機にX-ファクターに参加。

後にプロフェッサーXの帰還とミューア島での事件を経て
X-メンに復帰し、ゴールドストライクフォースのメンバーとして活躍した。




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ミュータントパワーは体内と体の周辺にある物体エネルギーを
急激に消費する事で温度を下げ、マイナス62℃の低温にしてしまう事。

この能力を駆使し、大気中の水分を瞬時に氷結化し、
氷の壁や氷塊を作り出したり、氷の橋を作り続けて空中を移動する事も出来る。



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この能力は年々進化して強力な物となっており、
テレパスのホワイトクィーンに心身を操られた際にはその能力を開放され、
秘められていた能力が更なる発展を遂げる可能性が高まった。





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フィギュアは半透明のクリアパーツで成形され、
全身を艶消しの水色で塗装して氷河の様な氷の質感を再現している。
ブーツも全塗装で、黒地に青のグラデーション塗装が施されている。

この辺りのこだわりはコレクター向けフィギュアとして好感が持てるポイント。



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肩は前後左右に可動し、手首や腰にロールがある事で
ポージングの幅を広げる事に成功している。

足首にも可動軸がある事は、この時期のトイビズフィギュアとしては
特筆に値する物で、後のマーベルレジェンド等の超絶可動フィギュアの礎は、
初期6インチフィギュアの時期に既に築かれていたと言える。



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両手に握られた氷塊は、パッケージ写真の試作品では
放り投げており、手から離れる物となっている。

実際のトイでも氷塊は別パーツではあるが、
強固に接着されている為、手から取り外す事は出来ない。




◆5インチフィギュアとの比較◆
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左は従来からの子供をメインターゲットとした5インチフィギュア。

この二つのフィギュアは同年の1997年に発売された物だが、
大きさは勿論の事、造形や塗装処理に歴然とした差が見られる。


⇒ アクアアタック ナイトクローラー




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6インチフィギュアシリーズはそれまでの
5インチフィギュアと趣が異なり、
トイビズフィギュアの代名詞でもあった
遊べる面白ギミック”が廃されている。



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6インチフィギュアはギミックよりも造形に重点を置いており、
コレクターエディションと銘打っているだけあって、
幾分マニア向けとも受け取れる姿でのフィギュア化となっている。

1997年の時点では、コレクターエディションは
かなり気合の入った造形でファンを驚かせた。




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30年以上も前のデザインのユニフォームを蘇らせ、
当時最新の技術でフィギュア化し、更に5体セットである
このギフトパックは、ファンにとっては驚天動地の事件であった。

更に幸運だったのは、当時日本もフィギュアブーム全盛であった為
正規輸入され、入手し易い状況にあった事だ。

この様なフィギュアを傍らに置き、当時の日本に於ける
アメコミの勢いに思いを馳せるのも興趣が尽きない物である。






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◆参考にならない比較◆





⇒ オリジナルX-MEN サイクロップス
⇒ オリジナルX-MEN ビースト   `







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

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