十三非常階段
●ビーストウォーズ  C-3 チータス
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CG版ビーストウォーズコンボイ率いる小部隊の波瀾に満ちた冒険譚だ。

CG製作の都合、キャラクター数は限られていたが、逆にメンバーの
一人一人のキャラクター性を掘り下げて描いていた事は評価に値する。

コンボイを中心にストーリーが展開する一方で、ビーストウォーズから
メタルスビーストマシーンズへと発展した長期のストーリーは、
そのままチータスの成長物語と言える物でもあった。



Imgp947120.jpg  ◆ 名前 : チータス

  ◆グループ: サイバトロン 

  ◆ 役割 : 密林巡視員

  ◆ 変形 : チーター


  ◆シリーズ: トランスフォーマー ビーストウォーズ

  ◆ 発売 : 1997年7月17日

  ◆ 価格 : 1500円




cheetas package

パッケージ




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ビーストモード

チ-ターはアフリカ各地及び西アジアに生息する猫科の肉食獣。

体全体をバネの様に伸ばして跳躍し、
尾で舵を取りながら疾走して逃げる獲物に襲い掛かる。

その瞬間速度は時速110kmを超えるが、瞬発力はある物の、
それにより高まる体温を放出し切れない為、長い距離を走る事は出来ない。



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リア

体全体にプリントされた斑点模様は、当時としては
非常に細かい表現方法で驚きを与える物だった。

初期BWトイは隠し武器を内蔵する事がギミックの一つで、
チータスも尻尾と腹部に武器を装着している。

この事によりビーストモードで武器が余剰にならない工夫も見られる。




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チータスはTFの中でもバリエーションが多い事で知られ、
彩色のマイナーチェンジが頻繁に行われた特殊な例。

青目、赤目、緑目、日本版と当時だけでも4タイプ存在し、
数年後にはFOX KIDS版、BW10周年版、テレもちゃ版等、
様々なリペイントが繰り返し造られる事になる。

今回紹介するのはグリーンアイと呼ばれる最もポピュラーなタイプ。




チータス、変身!
cheetas transform




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ロボットモード

チータスはビーストウォーズシリーズの中では
スマートで正統派なヒーロー体型を誇る。

腰部の前垂れに野獣の顔とも取れる
目や牙のある口がモールドされている事も面白い特徴。



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リア

チーターの前脚を背負っている事が分かる。

後々のビーストTFはビーストモードの四肢が
そのままロボットの手足になるタイプも多くなるが、
初期のビーストTFは変形も一工夫されていた事が窺える。




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『自慢のスピードを活かしパトロール、偵察任務を担当している戦士。
パワーアップされている脚力は時速300km以上で草原を走破する。

爆弾の専門化という一面を持ち、射撃も得意だが、
気が早く直情的で何に対しても熱狂的な反面、失敗も多い。』




Beast Wars CHEETUS Techspec GP9482

テックスペック

・パワー  : 6
・知能   : 5
・スピード : 10
・耐久力  : 8
・階級   : 6
・勇気   : 9
・火力   : 7
・テクニック: 7




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チータスはアニメの原語版ではチーム最年少のティーンエイジャー的
キャラクターとして設定されていたが、日本語吹替版では少年ではなく、
青年くらいの戦士というポジションに変更されている。

逆にベテランキャラのラットルは、日本版ではチータスと同年齢か
それよりも若いイメージのキャラクターに変更された。



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日本語版スタッフは、一見不気味に見えてしまうCGの
ゴリラやネズミ等を如何に子供達に受け入れてもらうかで
腐心したそうで、日本独自のキャラクター性を付加したと言う。

子供向け番組の手法として、原語版には無い
ギャグ要素や特徴的な喋り方を採用している。



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ストーリーが進むに連れて現場が慣れてくると
声優によるアドリブがエスカレートし、
ギャグ要素は益々強くなっていった。

やり過ぎと思える所があった事は否めないが、
その御蔭でBWは面白い物となり、外国人には理解不能であろう
日本独自のキャラクター性を作り上げた功績は評価したい。





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レーザー・ショット

『2km先の的も撃つ事が出来るレーザーライフル。』


スポイトの仕組みで水鉄砲になるギミックを搭載。
何よりも目立つのは内臓のモールドが造形されている事だ。

チーターの腹部が外れて武器になる為だが、
腹部内臓まで再現する珍妙さは今尚驚かされる。



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海外名はクェーザー・キャノンで、そのモールドから
『腸』の意味を持つガット・ガンとも呼称される。

トイでは臓器部分は成形色の黄色のままだが、CGアニメでは
丁寧に肌色に彩色されており不気味さが増していた。




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クエーザー・ライフル

このネーミングは海外設定の物で、日本版は固有名称が無い。

劇中のチータスは主に上記のレーザー・ショットを
メイン武器として扱うが、同形のタイガトロン
同一画面上に居る時は差別化の為、尻尾が変形した
こちらの武器を使用する様に描かれていた。




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ビーストマスク

頭部を前に90°倒すと現れるもう一つの顔。

海外ではミュータントヘッドと呼称され、
スタイリッシュなロボットヘッドとは対極の
野性味溢れるイメージの頭部造形が秀逸。





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チータスは未熟なルーキーとして登場したキャラクターで、
先走った行動も多いトラブルメーカーでもあった。

ストーリーが進むとトランスメタルス、更にトランスメタルス2
進化し、体の変化と共に精神的にも成長していった。



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ビーストウォーズ最終章のビーストマシーンズでは、
憧れの存在であったBWコンボイと肩を並べるまでの
成長振りを見せ、終盤では実質リーダーを務めるまでに成熟した。



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若者が失敗を繰り返しながらも成長する描写は
定番の設定ではあるが、好感が持てる物だ。

この様なキャラクターはホットロディマスを始め、
ライオジュニアやマイクロン伝説のホットロッド等、
どのシリーズにも存在し枚挙に暇が無い。




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チータスはリペイントが多く造られたり、何度もパワーアップを
繰り返すという人気の程を見せてくれた。

その人気はキャラクター性による所が大きい事は間違いないが、
最初期に造られたこのトイのスタイルがあったからこそ、
ビーストウォーズを代表するキャラクターに成り得たと言える。

ビーストウォーズシリーズ全体を通して見ても上位に位置する
このチータスのトイは、傑作と呼ぶのに相応しいと言えるだろう。






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⇒ ◆参考にならない比較◆





⇒ ビーストウォーズ C-3 チータス・レッドアイ    `
⇒ ロボットヒーローズ チーター            `
⇒ ビーストウォーズ メタルス C-49 メタルスチータス2
⇒ ビーストマシーンズ ハッピーミール チーター    `







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