十三非常階段
●戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー  アダムス
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変形するロボットヒーロー、トランスフォーマーは
様々なモチーフの選択で楽しませてくれる。

“変形すれば何でも有り”の様相を呈するTFの中にあっても、
UFOという突飛な変形モードを持つアダムスは、
TFシリーズのキャッチコピー『Robots In Disguise』を
真っ向から無視しているかの様であり、その異端さに心惹かれる。



Imgp0006.jpg  ◆ 名前 : アダムス

  ◆グループ: ミニボット

  ◆ 役割 : 偵察・通信員

  ◆ 変形 : UFO

 
  ◆シリーズ: 戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー

  ◆ 発売 : 1985年6月末

  ◆ 価格 : 500円




adams package

パッケージ

日本では玩具の箱に印刷されたロボットポイントと料金を送ると
商品が配達されるいう、通信販売でのみ発売されたアイテム。

アダムスの入手に必要だったロボットポイントは2ポイント。




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ビークルモード

当初は新聞報道等でフライング・ソーサーと呼ばれていた
謎の飛行物体は、1952年アメリカ空軍が使用し始めた
未確認飛行物体『Unidentified Flying Object』、
即ちUFOが周知され世界的にも一般化した。



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リア

1940年代後半から50年代、アメリカではUFOブームが巻き起こり、
その様な世相の中、ジョージ・アダムスキーが
遭遇、撮影したとされるUFOも一躍有名になる。

御椀を逆さにした様な形のUFOは、撮影者の名を取って
アダムスキー型UFO』と呼称され、一世を風靡した。



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アダムスはこのアダムスキー型UFOに酷似したスタイルを持ち、
これがネーミングの由来になった事は間違いない。

アダムスの海外名はコスモスだが、日本ではコスモスと言うと
宇宙より花を想起する事が多いと思われ、UFOを連想させる
アダムスを採用した日本名はセンスが良い物だ。




トランスフォーム!
adams transform

潔い変形工程は、誤魔化しが散見されるアニメでも忠実に再現されていた。




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ロボットモード

唯一無二の独特な体型は衝撃的な物で、
UFOに変形する事も含め強い印象を残した。

アニメ劇中で彼を『ずんぐりむっくり』と
表現したメガトロンは実に的を射ている。



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リア

ガンダムやエルガイム、ボトムズ等、リアルロボットが
全盛だった80年代に颯爽と現れたアダムスは、
日本のロボット概念を吹き飛ばす独自性を放っていた。




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『宇宙航行で孤独なアダムスは、夜に人家の裏庭で
ホバリングしたり、流星群の中をジグザグに飛び回って
人々を怖がらせ、退屈を紛らわしている。』



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『自力で大気圏突破能力があり、
充分な燃料を保持したまま月との往復も可能。

通信衛星としても機能し、光学センサーは
600マイル先の自転車をも発見する事が出来る。』



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『宇宙での行動を得意とし、高出力ビームは
針の穴をも通す程の正確さであるが、地上行動は苦手である。』




Transformers Adams Cosmos P0027

テックスペック

・体力 : 2
・知力 : 8
・速度 : 10
・耐久力: 6
・地位 : 6
・勇気 : 7
・火力 : 6
・技能 : 9





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ガンダム等とは趣向が異なるトランスフォーマーに於いても、
ロボットは“恰好良い”事が重要である。

アダムスの体型はスタイリッシュとは言い難い。



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トランスフォーマーが日本で通用するか未知数だった発売当初、
両足まで繋がっているアダムスワーパス
通信販売でのみリリースされた理由はここにあるのかもしれない。



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然れど、アダムスの独特のスタイルは
我々を魅了するには充分な物であった。

ディフォルメされたかの様なボディ全てが前衛的で、
四半世紀以上も前に設計されたとは思えない程。




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劇中では途中から加わった新メンバーの一人で独特の個性を発揮、
宇宙を航行出来るサイバトロンにとって貴重な存在であった。

コンボイ司令官にも不平を漏らす一面も見せるが、
マイペースで明るい性格として描かれていた。



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UFOモードで墜落する事が非常に多く、タイタン人の偶像にされたり、
デストロンの捕虜にされブースターとして使われたり、
宇宙食虫植物モルフォボットに捕えられたりと、敵味方を問わず
アンラッキーさではTFでナンバーワンかもしれない。




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アダムスは2004年に『トランスフォーマー コレクション』の
ミニボットセットで復刻され、リペイントには1985年の
試作品カラーを再現したG1ゴーボッツ・パスファインダーがある。



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今回紹介している個体は当方がステッカーを貼付しており、
本来1985年版のアダムスには胸部にサイバトロンマークは付かない。

2004年のTFコレクションの復刻版では、胸部パネルの
ステッカーにサイバトロンマークが追加されている。




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コミカルな体型とUFOという変形モチーフは、
時代が流れても通用する独自性を備えている。

更にインチキ写真で有名なアダムスキー型UFOを
選択する辺りが、開発者の遊び心が溢れている。

この様な楽しいモチーフに変形するTFの登場が待たれる。






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◆参考にならない比較◆





⇒ 変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-19 アダムス


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
最近になってアニメの方も観たのですが、本当、アンラッキーさで
妙な存在感がありますよね(笑)
今観てもUFOモードの出来が素晴らしい逸品だと思います!
ロボットポイント通販‥こういうの、また復活しないかなあ。

関係ないですが、コスモスという名前を聞くと、ガシャポンの自販機を思い出してしまいます(笑)
2011/01/23(日) 11:41:07 | URL | スパズマ | [ 編集 ]
>スパズマさん
最初期のアニメってウケを狙っている訳ではないのに
笑わせてくれるシーンが沢山ありましたねw
そういうシーンはよく記憶に残ってます。

アダムスの如何にもUFOというスタイルが大好きです。^^
ずんぐり体型のロボットモードも良いですねー。

コスモスのガチャガチャ懐かしいですね!
20円とか、高くても50円とかが主流でしたよねー。
2011/01/25(火) 19:29:32 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



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