十三非常階段
●トランスフォーマー スーパーリンク  SD-01 ナイトスクリーム
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年を重ねるに連れトランスフォーマーの作品も増えて行き、
シリーズ毎に様々なストーリーを見せてくれる。

コンボイやメガトロンの様な主要キャラクターは、
各シリーズの新バージョンが登場する事が常となっており、
TF随一の名物キャラクター、スタースクリームも例外ではない。

日本ではナイトスクリームに改名された
このキャラクターも、スタースクリームの新バージョンであり、
その人気の高さを改めて感じさせてくれる。



IMGP4074face.jpg  ◆ 名前 : ナイトスクリーム

  ◆グループ: デストロン 

  ◆ 役割 : 航空戦略兵

  ◆ 変形 : ロッキードマーティン・F-22 ラプター


  ◆シリーズ: トランスフォーマー スーパーリンク

  ◆ 発売 : 2003年12月26日

  ◆ 価格 : 1980円




SL nightscream package

パッケージ




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ビークルモード

F-15イーグルの後継機であり、多用途戦術戦闘機として開発されたのがF-22だ。

冷戦時代、ソ連が開発したミグ・29ファルクラムやスホーイ・Su-27フランカー等の
新型戦闘機に対し、F-15より強力な戦闘機が求められた。

アメリカは「次期戦術戦闘機開発計画」を始動させ、冷戦終結後も開発を続行、
度重なる試験と改良を経て1997年に量産型一号機が完成した。



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リア

ハリウッド映画版の影響でスタースクリームの変形モチーフは
F-22ラプターという認識が広まったが、G1期、スタースクリームと言えば
F-15イーグルという、固定されたイメージがあった。

F-22を採用したスタースクリームは、このスーパーリンク版が初だ。

F-15からF-22への変更は上記の実機の世代交代と重なる側面があり、
スーパーリンク・ナイトスクリームは時代の流れを感じさせるトイであった。




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ランディングギアは三脚あり、収納も可能。

後部の着陸脚は回転して脚の内部に収まるので、
ロボットモードでは全く目立たなくなる様に工夫されている。



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主翼下部には付属する武器を搭載可能。

ライフル、ブレード共にサイズが大きい武器の為、
F-22としてのシルエットは崩れてしまい、実機のイメージが希薄になる。

アニメ劇中ではこのスタイルで描かれていたが、
スーパーリンクシリーズではSF調のビークルが大半を占めていた為、
こちらの武器をセットしたモードの方が作品にマッチしていた。




トランスフォーム!
SL nightscream transform

この変形パターンは、トランスフォーマーG2のスモークスクリーン
BWⅡのスタースクリームと同様の物を採用しており、
サイズが大きくなった事で尾翼の回転等、追加されている箇所もある。




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ロボットモード

G1スタースクリームのカラーである
トリコロールカラーを採用しているが、
色味が濃い赤、紺、グレーに変更されている事に加え、
黒いパーツやダークグリーンのクリアー成形のウイング等により、
カラー面では従来のスタースクリームのイメージはあまり無い。



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リア

G2スモークスクリーンのブラッシュアップ版とも
言うべきナイトスクリームは、パーツ構成も
G2スモークスクリーンと類似する点が多い。

それでもスタースクリームらしさは充分に
発揮されているデザインと造形は見事な物だ。




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ガルバトロンの復活によりエネルゴン収集に不利な状況となった
アルファQが、新たな戦力を得て形勢逆転を計るべく、
ユニクロン頭部の内部に浮遊する一際輝くスパークに
エネルゴンを照射、ナイトスクリームが生命を再生した。』




Transformer Super Link Night Scream MGP4088

テックスペック

・パワー  : ?
・知力   : 9
・スピード : 10
・耐久力  : 10
・地位   : ?
・勇気   : ?
・火力   : 9
・テクニック: 10




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スタースクリームが再生された姿がナイトスクリームである。

そのボディは完全体ではなく、いわゆるダメージバージョンを
トイでも再現しており、右側の胸や肩に不完全な箇所が見られる。

右肩のみクリアーパーツとなっているのは、半実体のボディを再現した為。



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背面も右側にダメージのモールドが顕著である。

ウイングの罅割れが蛍光グリーンに彩色されているのは、
エネルゴンが滲み出ている傷を表している様だ。




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フォースブラスター

クリアーグリーンパーツで成形されているライフル。

TFスーパーリンクシリーズは、エネルゴンウェポンを始め、
通常装備の武器もクリアーパーツを採用している事が特徴。



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フォースソード

こちらもクリアー成形のパーツだが、
刃の部分はシルバーで塗装が施されている。

銀色が入る事で刀として説得力がある武器に見え、好印象。



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クリムゾンブレード

『鉄板も真っ二つにする物凄い切れ味の伝説の剣。
体からスパークを送り込む事で、更にパワーアップ出来る。』


アニメ設定では『ギャラクシーソード』の名が与えられており、
日本で玩具とアニメの名称が異なるケースは珍しいと言える。



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フォースブラスターとフォースソードを合体させる事で、長大な剣に変化する。
その長さはナイトスクリームの身長を凌ぐ程だ。

刀という武器は、ユニクロントリロジー第一作目の『TFマイクロン伝説』に於ける
スタースクリームのウイングブレードと共通する。



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ナル光線砲

ウイングを展開させ、回転する事で肩にセットされるキャノン砲。
スイッチを押すとスプリングによりミサイルが発射される。

両肩に位置するスタイルは、マイクロン伝説・スタースクリームの
ナル光線キャノンの形を受け継いでおり、武装はブレードと共に
前作のスタースクリームを強く意識している事が分かる。





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TFマイクロン伝説』で壮絶な最期を迎えたスタースクリームは、
ユニクロンの力を利用したアルファQの手によって復活する。

その際に一切の記憶を失っており、主人のアルファQの為に働く
忠実な下僕としてサイバトロン、デストロン双方を相手に孤軍奮闘した。



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透明になる能力に加え、究極のステルス機能とも言うべき
非実体化能力を持ち合わせており、物質を擦り抜ける事も可能。

これは一度死を迎えたスタースクリームが幽霊となって暗躍するという、
G1期からの『ゴーストスタースクリーム』の設定を取り入れた物であり、
往年のファンには、ほくそ笑んでしまう様な設定である。



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その後、ガルバトロンに捕われたナイトスクリームは、
再び記憶を消去され、今度はガルバトロンへの
忠誠心を持つ兵士として精神改造されてしまう。

以降、ガルバトロンへの絶対的な忠義を尽くす側近として
活躍する事となり、その姿勢は終始変わる事は無かった。




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スタースクリームと言えば、“裏切り者”という言葉がまず浮かぶ。

G1スタースクリームを始め、『ビーストウォーズⅡ』や
TFマイクロン伝説』等のスタースクリームの名を受け継ぐキャラクターは、
性格や方法は違えど、“裏切り”のキーワードを見事に体現していた。



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TFスーパーリンク』版のスタースクリームであるナイトスクリームは、
“裏切り”とは縁遠い程の盲目的に忠誠を尽くすキャラクターとして
位置付けられていた為、従来のスタースクリームらしさが
希薄で、少々物足りなさを感じてしまう設定であった。





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集光ギミック

頭部が黒でクリアーパーツもダークグリーンの為、
通常ではあまり目立たない感がある物の、
光源に近付ければ目はよく光って見える。




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ロボットハイパーモード

ウイングを展開し、フォースブラスターとフォースソードを
セットする事で、パワーアップを表現したハイパーモードになる。

TFスーパーリンクではプレイバリューを高めるアイディアが盛り込まれ、
サイバトロンは合体を、デストロンはハイパーモードへの変形と、
軍団毎に主軸となる特色を取り入れた設計が成されている。



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ビークルハイパーモード

ジェットモードでは、ウイングを展開する事でハイパーモードへ変形する。

このモードに変形させないとミサイル発射に使用する
スイッチが現れないのは、誤射を防止する為の配慮と思われる。




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マイクロンジョイント

両主翼にジョイントがあり、マイクロンやエネルゴンウェポンを合体出来る。

ウイングはハイパーモードへの変形の恩恵で自由に動かせる為、
ロボット、ビークルモード共に合体させる事に不自由しない。




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別売りのテラーコンに付属する、
エネルゴンスターエネルゴンウェポンを装備可能。

エネルゴンスターは胸部のエネルゴンポケットに装着する。




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姿は正しくスタースクリームその物でありながら、ナイトスクリームは
歴代のスタースクリームの中で最も“らしくない”性格設定であった。
トイの出来は申し分無いだけに残念至極である。

新しい試みには賛同するが、スタースクリームに限って言えば、
最後まで絶対的に忠実ではなく、ストーリーの途中で自我を取り戻して
“裏切り”の要素を盛り込んで欲しかったというのが本心だ。

イメージを壊す事も必要だが、ファンにとってはマンネリでも
“お決まり”の設定を取り入れる姿勢は嬉しい物なのだ。







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⇒ ◆参考にならない比較◆







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
G2スモークスクリーンの変形パターンは後にこのナイトスクリーム、新しい物でAAテラダイブと
変形モチーフが変わりつつも進化しながら受け継がれていく辺り、航空機ロボとしては一つの完成形なのでしょうか?

この型は珍しく他のジェットロン名義で流用されませんでしたが
Botcon2009にてスカイクエイクが開発した量産型ボディフレームとして設定され
限定販売されたスカイクエイク、レオザックの他
フーリガン、ヘルバット、ガイホークといった一風変わった面子がこの姿で登場したのが面白かったですね
2011/04/11(月) 01:52:30 | URL | さすりゅ~ | [ 編集 ]
>さすりゅ~さん
G2スモークスクリーン登場時は、よく練られた変形だと感心した物でした。
完成度が高い故、ナイトスクリームの様に再度、変形が採用されたのでしょう。

この型はG1ジェットロンのイメージに近いので、スカイワープと
サンダークラッカーは出して欲しかった気はしますね。
意外にも他キャラのリペイントが出ていなかったので
ボットコンで使われたのかもしれませんね。
2011/04/13(水) 22:54:45 | URL | つくも | [ 編集 ]



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