十三非常階段
●ビーストウォーズ  D-9 バズソー
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初期ビーストウォーズにはCGアニメに登場しなかった
キャラクターが数多く存在するが、玩具展開のみでも
個性的なキャラクターを創り出す手腕はTFならではと言える。

玩具展開のみのキャラクターは目立った存在では無い物の、
個性を引き立てる為のアイディアはよく考慮されており、
アメリカ版の設定を概ね踏襲している事に加え、
日本独自の設定も付加されている例も少なくない。



IMGP4650face.jpg  ◆ 名前 : バズソー

  ◆グループ: デストロン 

  ◆ 役割 : 空中監視兵

  ◆ 変形 : キラービー


  ◆シリーズ: トランスフォーマー ビーストウォーズ

  ◆ 発売 : 1997年12月下旬

  ◆ 価格 : 1500円




BW buzzsaw package

パッケージ




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ビーストモード

キラービーとは アフリカの蜜蜂をブラジルに持ち込んだ結果、
現地の蜂と交配して雑種となり、アメリカ大陸に広がってしまった
獰猛な性格を持つ蜜蜂の事で、アフリカナイズド・ハニービーと呼称される。

気性が荒く攻撃的な性質を持ち、1km以上も追跡する広い攻撃範囲と
数時間も襲い続ける執念深さの為、殺人蜜蜂(キラービー)の通称が付いた。



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リア

緑色の体色であったワスピーターと異なり、
イエローのボディは蜂らしさが表れている。

翅や脚を含むと、15㎝程の幅となる為
昆虫のトイとしては迫力がある大きさ。




バズソー、変身!
BW buzzsaw transform




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ロボットモード

黄色の体色がロボット時でも蜂を思わせる。

ワスピーターのリペイントで、昆虫の特徴が
濃厚なスタイルでも、バズソーはロボットマスクが
デフォルトな為、ロボットらしさが際立つ。



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リア

蜂の腹部先端は取り外すと銃になり、両翅に隠された
ミサイルをセットして武器を完成させる。

写真の様に体にセットして収納しておく事も可能で、
ロボット、ビーストモード共に余剰パーツを出さない工夫が窺える。




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『偵察任務を得意とするデストロン戦士。
6000m上空から敵を発見する両目の長距離レーダー機能や、
翅からの催眠音波で偵察作戦に活躍している。

ワスピーターのサポートをする目的で新たに加わった
戦士とされているが、悪知恵の働くメガトロンは、
裏でワスピーターに代わる有能な戦士にするつもりだろう。』



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海外版設定でもワスピーターとコンビを組むという所は同じだが、
メガトロンが密かに有能な兵士に仕立て上げるといった設定は日本独自の物。

バズソーの設定の中でもワスピーターが蔑ろにされているのが哀れである。

これらの設定は、変形玩具のパッケージや付属カードには
記載されず、タカラが発売したトレーディングカードの
ビーストウォーズ コレクションカード』で公開された。




Beast Wars BUZZ SAW  Tech Spec 4606

テックスペック

・パワー  : 7
・知能   : 6
・スピード : 8
・耐久力  : 5
・階級   : 6
・勇気   : 5
・火力   : 7
・テクニック: 6




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キラー・ショット

『相手を一時的に麻痺させてしまう空対地ミサイルを発射する。』


翅に仕込まれたミサイルをランチャーにセットし、
上部にあるグレーのスイッチを押すとスプリングにより発射される。




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ビーストマスク

複眼や触覚等、昆虫の頭部をアレンジしたデザイン。

ワスピーターの頭部として馴染みがある物だが、
パープル成形色とグリーンの目が、全く異なる印象を与えている。



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バズソーとワスピーターは、初期ビーストの
ヘッドチェンジギミックを持つトイの中でも
個別に二つの頭部が造形されている特殊な例。

ワスピーター型のビーストTFは最初期に
造られた物だけに、新シリーズへの意気込みが感じられる。



BW buzzsaw heads

バズソーは、集光ギミックの為にパーツ分割された頭部を持つが、
グリーンのクリアーパーツは半透明の為、
ロボットマスク、ビーストマスク共に効果は無い。

これはワスピーターの試作段階では集光ギミックが採用されており、
製品では透明度が低いパーツで実現しなかった物の、
集光パーツの設計はそのまま残った為。



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初期のビーストTFは、ヘッドチェンジギミックを活かして、
リペイント版は基になったキャラクターとは別の頭部が標準とされた。

ワスピーターとバズソーは二つの頭部を持つ為、この効果は大きく、
ロボットヘッドが通常の姿であるバズソーは、ワスピーターとは
ボディを同じにしながら全く異なるイメージを引き出している。





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G1期のトランスフォーマーは、極力同名のキャラクターを
創らない時流があったが、ビーストウォーズが展開した時期には
過去キャラクターと同じ名前を持つ者も多く登場した。



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バズソーの名を持つ初代TFはG1期のカセットロンだが、
このBWバズソーとは別人とされている。

G1バズソーはダイヤモンド並の硬度を持つギザギザの鋸の様な
嘴を武器とする為、電動ノコギリを表す意味合いが強いが、
BWバズソーの場合は、その姿の通り、
蜂のブンブンという羽音をイメージしている事が分かる。



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日本では双方片仮名で『バズソー』と表記されるが、
英語では両名の表記は微妙に異なり、
G1版は『BUZZSAW』、BW版は『BUZZ SAW』と
BUZZとSAWの間にスペースが入れられており、差別化している。



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又、ビーストウォーズから派生したスートリーである、
ビーストマシーンズ』のバズソーとも別人である。

この時期になると商標の都合による同名キャラは定着しており、
TF ARMADA』のミニコンや『TFギャラクシーフォース』の
ヘリコプター型TFもバズソーの名を与えられている。




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バズソーは海外版では肩や腰が緑色の成形色であったが、
日本で発売されたバージョンは銀色の成形色に変更された。

日本版パッケージのCG画に海外版の名残りが見られるが、
トイでは銀色になった事で纏まりが良いカラーリングとなった。




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昆虫型TFでアニメにも登場しないバズソーは、
人気はあまり無い模様で、影が薄いイメージがある。

然れど、トイ自体はギミックが盛り込まれ、
イエロー、パープル、シルバー、クリアーグリーンを
使った配色は、基になったワスピーターよりも美しく感じる程だ。

脇役にも成れなかったキャラクターながら、トイとしては
多くの見所を持つ推奨できるアイテムである。






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◆参考にならない比較◆





⇒ 限定クリアマイクロン バズソー







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
バズソーいいですね!

BWは洗練されてきた後半よりもこの頃の
おもちゃっぽさが残っている方が好きですね~。
海外のアクションフィギュアを触ってるような感じで、
鷹揚で良い意味でのザックリ感があると思います!
顔の造形もいかにもTFと言った感じで素晴らしい!
フェイスチェンジギミックは好きなギミックだったんですが
いつの間にか忘れられて残念。

プリテンダーバンブルビーいいなぁ‥
いつか紹介される事に期待しています!
2011/04/21(木) 01:07:04 | URL | スパズマ | [ 編集 ]
>スパズマさん
初期ビーストTFは遊べる要素が多くて大好きですねー。
手の5ミリジョイントなんかはG1的でお気に入りポイントですw
バズソーのバイザーと鼻と口という顔は、仰る通り正にTF顔ですよねー、
姿は変われど、旧TFのスタイルを踏襲しているトコは流石だと思います。

フェイスチェンジは私も好きなギミックで、
後のBWトイは無くされてしまったのが残念でした。

プリテンダーバンブルは超ジャンクで手に入れた物で、肝心な人間アウターシェルが
無いものでレビューは難しいですねー。
旅行先で入手したので、思い入れがある品で好きなんですが…。(^^;
2011/04/21(木) 22:40:27 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



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