十三非常階段
●映画 トランスフォーマー  MD-12 ディセプティコン ブースターX10
IMGP497245.jpg

あらゆる物に変形するトランスフォーマーの中でも
一般的に戦闘ロボットとしては似合わない様に思えるのが、
音楽機器をモチーフとしたタイプである。

トランスフォーマーの基となったミクロマン・ミクロチェンジシリーズは、
身の周りの機器から変形するロボットで、この中から
サウンドウェーブとなるカセットマンが選ばれなければ、
音楽機器モチーフのTFは生まれなかった事だろう。



IMGP5002head.jpg  ◆ 名前 : ディセプティコン ブースターX10
         (ブースター エックステン)

  ◆グループ: リアルギアロボット / ディセプティコン

  ◆ 変形 : ポータブル・デジタル・オーディオプレーヤー

 
  ◆シリーズ: 映画 トランスフォーマー

  ◆ 発売 : 2007年7月19日

  ◆ 価格 : 1200円




boosterx10 package

パッケージ




IMGP49194.jpg

ツールモード

iPodに代表されるMP3プレーヤーと呼称されるタイプのミュージックプレーヤー。

現代版ミクロチェンジシリーズとも受け取れる
リアルギアに相応しいモチーフと言えるだろう。

ウォークマンがモチーフのサウンドウェーブが有ったからこそ、
TFに於いて音楽ツールはポピュラーな物となり、
この様にMP3プレーヤーが選ばれたと言えなくも無い。



IMGP492174.jpg

リア

プレーヤー本体と耳掛け型イヤホンのセットとなっている。
イヤホンはワイヤレスタイプで、本体と接続出来る箇所は無い。

実際のミュージックプレーヤーは現在では更に小さい物もあるが、
子供用の玩具としては扱い易い丁度良いサイズだ。



IMGP492226.jpg

円状に配置された五つのボタンはダミーで押す事は出来ない。

四角いクリアーオレンジの部分が本来液晶画面だが、
ステッカー等が貼られておらず、画面としてはイメージし難い。

イヤホンの耳掛け部のパーツは軟質素材で成形され動かす事が出来、
実際に耳に装着可能だが、大人には小さ過ぎるサイズだ。




IMGP499877.jpg

使用例




トランスフォーム!
boosterx10 transform




IMGP493377.jpg

ロボットモード

日本版説明書では『ロボットバードモード』と記載されている。

その姿とカラーリングは明らかにG1TFのコンドルを意識した物である。

ミュージックプレーヤーという変形モチーフからも、
カセットテープだったコンドルの進化形と捉える事も出来る。



IMGP4947772.jpg

リア

リアルギアシリーズは元々映画版TFとは別のラインで
企画されていた物なので、ブースターX10は
コンドルのリメイク版として設計された可能性は高い。

四角いボディが開いて翼になる変形も類似性がある。




IMGP49lk467.jpg

『ブースターX10は人々を手玉に取る才能を持つ、冷淡な詐欺師である。

彼が放つ高度に複雑化された超音波は、あらゆる音声信号や
単純なスピーチでさえ、歪めて伝える事が出来る。』



2IMGP49124.jpg

『彼のお気に入りの策略は、犠牲者のポケットに忍び、聞こえてくる音声を
事故や口論の原因になる様な音に変化させてしまう事だ。

彼は言葉を全く違う意味で伝えたり、救急車のサイレンを
吠えている犬の鳴き声の様に変えたりして音声を作り変える事で、
どれだけのトラブルが巻き起こるかを見る事が大好きなのだ。』




TRANSFORMERS MOvIE REAL GEAR ROBOTS BOOSTER X10 Tech Spec 3336

テックスペック

・体力 : 5
・知力 : 9
・速度 : 3
・耐久力: 5
・地位 : 6
・勇気 : 8
・火力 : 3
・技能 : 7





Imgp4789mm.jpg

映画版TFは軍団マークが黒やシルバー等、
目立たない色でプリントされている物が多かった。

リアルギアでは従来の赤いオートボットマークや
紫色のディセプティコンマークを持つ者が見られるのは、
映画以前に企画されていた別シリーズであった名残りかもしれない。



Imgp4958.jpg

折り畳まれていた脚は二段階の可動軸に加え、
基部はボールジョイントとなっており自由に動かせる。

翼も上下、前後に可動し、鳥型ロボットという
制約があるにも拘らず、意外によく可動する。

強いて挙げるならば、首は回転するが
上下に動かない事が弱点だろう。




boosterx10 wing gimmick

翼はプレーヤーの外装も含めると四枚構成。

それぞれは内部で噛み合っており、外装を開くと
連動して内部の翼が開いていく仕組み。



Imgp5018hawk.jpg

これはTFスーパーリンク』のシャドウホークのウイングと
同様のギミックだが、この連動して翼が開く過程は、奇しくも
オートモーフを売りにしていた映画版TFの特徴とも重なる物となった。



IMGP4974472.jpg

過去に培われた技術をさり気なく取り入れている所は見事である。

TFの伝統である音楽機器をモチーフとした事や、
コンドルを思わせるカラーリング等も含め、
ブースターX10は鳥型TFの集大成的なトイと言えるかもしれない。




IMGP497rr3.jpg

映画シリーズに組み込まれた事はリアルギアシリーズに
とってはマイナスであった様に思われる。

緻密さがポイントである映画版TFとは赴きが異なる
リアルギアは、大味に見られてしまった事が残念だ。

手に取って見れば、興味深いアイディアや変形の面白さ、
扱い易さ等を体験する事が出来るだろう。






IMGP5010117.jpg

◆参考にならない比較◆





⇒ リアルギアロボット MD-13 ズームアウト25X `
⇒ リアルギアロボット MD-16 ミーンタイム    `

⇒ リアルギアロボット MA-07 スピードダイアル800
⇒ リアルギアロボット MA-08 ロングビュー    `
⇒ リアルギアロボット MA-12 ハイスコア100   `







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
使用例のラスカルが可愛すぎる!

リアルギアは今の目で見ると程よいディティールと適度な変形難易度で完成度が高いと思います!
サウンドウェーブやブロードキャストもデヴァイスレーベルやミュージックレーベルのような実用系ラインでなく、こちら系で出て欲しかったですね~。
このアイテムは、外国人デザイナーの方の開発アイテムだったと思います。
氏の担当したものは全体的に好みのものが多かったです!
2011/04/27(水) 19:46:57 | URL | スパズマ | [ 編集 ]
>スパズマさん
> 使用例のラスカルが可愛すぎる!

顔が大きい人形で、サイズも合ってたので使ってみました(笑)

リアルギアは遊び易いシリーズですよね、デザインもなかなか凝っていてお勧めのシリーズです。
ミュージック、デヴァイスレーベルのサウンドウェーブ等と同じシリーズで出していれば
それほど不遇な扱いにはならなかったかもしれませんね、トイの出来は良い物ですし。^^

TFって日本人と外国人両方がデザインしているので、通り一遍にならず
飽きの来ない長期シリーズになっているのでしょうね、グローバルだなぁw
2011/04/29(金) 11:03:52 | URL | 付喪 | [ 編集 ]
こんにちは!

僕は一作目の時は劇中に登場しないのは買わないというマイルールを作っていたので、それが裏目に出たとこの記事を読んで思いました。
しかも本来別のラインとなると・・(笑)。

これは着地した状態での前後の姿も素晴らしいですね。
改めて雑誌「トランスフォーマーコレクション2007」を開いてみましたが訴求力が全然違います。羽ばたき用の可動軸や脚についてもチョロッと書いてありましたが、写真でこうしてちゃんと見ないと伝わらないことは大きいんですね。
ホントに欲しくなってしまいました。

しかしラスカルのあつらえたかのようなフィット具合が最高です。
思わず何回も見てしまいます。
2011/04/30(土) 22:10:16 | URL | チャックルベリー | [ 編集 ]
>チャックルベリーさん
やっぱり劇中に登場したTFを先行してしまいますよね、私も同様です。
リアルギアはミクロマン的なイメージで個人的に注目していたので、結構早い段階で入手したんですが、
しばらくしたら超格安で売られたりしてて少し悲しかったですw
その御蔭か今でも格安で手に入りそうですね! リアルギアはお勧めですよー。

ブースターX10って羽根を畳んだ写真はあまり見た事無かった気がします。
ハスブロの宣材画像も羽根を広げて上からの写真でしたし。
雑誌媒体でもう少し詳しく載せていれば少しは人気が出たかもしれません、惜しい所です。


>ラスカル

ありがとうございます、楽しんで頂けて私も嬉しいです。
確かに思いの他フィットしてますねーw
2011/05/01(日) 18:51:02 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



URL

 
PASS
SECRET

Copyright @ TYPE=B All Right Reserved. Powered by FC2 Blog