十三非常階段
●ビーストウォーズ ネオ  D-33 ハイドラー
beast wars neo hydra IMGP3138

ビーストウォーズ ネオ・第12話『一人ぼっちのハイドラー

何と悲壮感漂うサブタイトルであろうか。
ハイドラーは巨大な機械惑星に一人で住する孤独の兵士だ。

独自の世界観を持つ者は、いつの世も孤立している事を描いたのだろうか、
将又、自分の住処に引き籠もる傾向が増加した現代社会への風刺なのか。

然れどハイドラーに“孤独”から連想される暗い影が差す事は無い。
どの様な状況でも駄洒落を絶やさない、明るいキャラクター性の持ち主である。



beast wars neo hydra IMGP3114  ◆ 名前 : ハイドラー

  ◆グループ: デストロン

  ◆ 役割 : 空爆兵

  ◆ 変形 : プテラノドン


  ◆シリーズ: トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ

  ◆ 発売 : 1999年2月11日

  ◆ 価格 : 750円




beast wars neo hydra package

パッケージ




Beast wars neo hydra pteranodon IMGP3087

ビーストモード

中生代の白亜紀後期頃に生息していたとされる大型の翼竜。

大きな鶏冠が特徴的で、翼開長は約7~9mにもなる。

巨大な体躯に反し推定体重は15~20kg程と軽く、
空気の流れに乗ってグライダーの様に滑空し、
陸地から100kmも離れた海上へ飛んで行けたと考えられている。



Beast wars neo hydra pteranodon IMGP3178

リア

基になったトイはビーストウォーズ初期に登場した物ながら、
ビースト、ロボットモード共に高いレベルの造形を誇る。

ハイドラーはリペイントTFだが、各所の可動や
ボールジョイントの緩さ等は無く、金型劣化の兆候は見られない。




Beast wars neo hydra pteranodon  IMGP3098

プテラノドンの顎は大きく開く事が可能。

嘴に生えた歯も一つ一つ彩色されている細かさが見事だ。
尚、実際のプテラノドンに歯は無いとされている。

ロボットモードの脚が下部に露出しているが、
ボディと首の下に位置しているので然程気にならない。




ハイドラー、変身!
beast wars neo hydra transform

ハイドラーはスプリングの力により一瞬で変形するフリップチェンジャーである。

プテラノドンの首がストッパー兼スイッチとなっており、
頭部を上方に引くと、ロックが外れ変形する。




beast wars neo hydra IMGP3107

ロボットモード

このトイの型のTFは、ビーストウォーズの初期シリーズ
に登場したテラザウラー
が基となっている。

テラザウラーのリペイントであるレーザービークを、
一部仕様を変えて日本で発売した物がハイドラーだ。



beast wars neo hydra IMGP3110

リア

ビーストウォーズネオでは新規のビースト戦士トイが多数登場したが、
全体を見ると既出TFのリペイント、リデコ版が半数を占めていた。

しかし、それまで日本未発売となっていた数多くのTFを、彩色を変更して
シリーズに組み込んだ事はファンには嬉しい配慮でもあった。




beast wars neo hydra IMGP3116

『要塞惑星ポーキュパインの設計者。

武器はウィングショットぐらいで大型の武器は無い。
しかし、デストロン一と言われるスピードが取り柄。

悪知恵には長け、あらゆる作戦を立てて
サイバトロンを苦しめる策士である。

マグマトロンの副官の座を狙う野心家という一面を持つ。』




Transformers Hydrar Tech Spec GP3134

テックスペック

・パワー  : 5
・知力   : 8
・スピード : 10
・耐久力  : 4
・階級   : 6
・勇気   : 6
・火力   : 5
・テクニック: 7




beast wars neo hydra wingshot IMGP3122

ウィングショット

『破壊力はそれ程でもない小型のビームガンだが、
小回りが利いて26連発も続けて撃つ事が出来る。』


アニメ劇中ではプテラノドンモードで使用しており、
ロボットモードで保持しているのは、児童誌に掲載されたイラストのみだった。



beast wars neo hydra wingshot

ウィングショットは折り畳み式の銃だ。

極小サイズながら可変する構造に感心する。



beast wars neo hydra wingshotIMGP3171

折り畳んだ銃は、頭部と背中の間のスペースに収納可能。

初期ビーストTFのリペイントであるハイドラーは、
ギミックの一つであったシークレットウェポンを引き継いでいる。





beast wars neo hydrar IMGP3119

ハイドラーは自立型コンピューターのオペと共に
デストロンの要塞惑星ポーキュパインを本拠としている。

惑星の近くを通る宇宙船をポーキュパインから放たれる触手で襲い、
捕獲しては解体して惑星の一部にしてしまう。



beast wars neo hydrar IMGP3129

惑星にたった一人で暮らすハイドラーは、オペを相手に
愚にも付かない駄洒落を聞かせる毎日を過ごしている。

とは言え、単身で機械惑星の防衛と改造を手掛ける能力を備えており、
任務ではある物の一惑星の支配者という、全TFの中でも希有な存在である。




hydrar guiledirt IMGP3193

マグマトロン部隊ガイルダートとは同期で顔見知りの間柄だ。

しかしガイルダートには過去に謀られた経験から疑り深い性格となっており、
更に数十年前の事で恨んでいる等、執念深い面も持ち合わせている。

同期と言えど、片やマグマトロン部隊の副官に出世している事からも
分かる様に、ハイドラーは世渡りが苦手の様子である。





ビーストウォーズ・レーザービークとの比較◆
Beast wars lazorbeak hydra IMGP3144

左が>レーザービーク、右がハイドラー

レーザービークは海外版ビーストウォーズのキャラクターで
アニメには登場せず、トイのみ発売されたTFだ。

ハイドラーとは同形、成形色や塗装、プリントもほぼ共通。

日本での発売に当たり別人キャラクターとして設定され、
塗装箇所にマイナーチェンジが確認出来る。



Beast wars lazorbeak hydra face IMGP3145

ハイドラーはレーザービークとほとんど同仕様のトイだが、
使用するカラーが一色増えており、シルバーが追加されている。

オレンジのレーザービーク、シルバーのハイドラーと、
顔の塗装が変更された事で、差別化に成功している。



Beast wars lazorbeak hydra legs IMGP3147

脚の脛もオレンジからシルバーの塗装に変わっている。

一見、同じに見えてしまう両者だが、比較して見ると
相違点は意外に多い事が分かる。




Beast wars lazorbeak hydra pteranodon IMGP3152Beast wars lazorbeak hydra pteranodon IMGP3153

ビーストモード

最も分かり易い変更は、翼にシルバー塗装が追加された事だろう。

ハイドラーはシルバーを塗装した後にタンポ印刷が施されており、
レーザービークよりも一手間掛けている事に好感が持てる。



Beast wars lazorbeak hydra head IMGP3181

意外な変更点として挙げられる物は、プテラノドンモードの
頭部の模様が上下逆向きに印刷されている事である。

ボディの模様の向きは双方同じであるが、頭部の物は
逆向きにして変化を付けている辺り、拘りが感じられる。





beast wars neo hydra IMGP3132

ビーストウォーズ ネオのアニメではメインキャラクター以外の
ゲストキャラクターは、一話限りしか登場しないという特徴があった。

その中でもハイドラーは、忘れていた頃に再度活躍の場を与えられた
稀なキャラクターであり、他のゲストキャラクターよりも存在感を残した。



Beast wars neo hydra pteranodon IMGP3085

再び登場したハイドラーは、先の戦闘で大破した要塞惑星を改造し、
球体から楕円形の卵型に変わったポーキュパイン・改と共に現れた。

ポーキュパイン・改も触手を伸ばして戦闘モードとなるが、
ユニクロン復活を目論むブレントロン達の猛攻を受け、跡形も無く消滅した。



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惑星すら破壊してしまうブレントロンの強力さを見せる為の
引き立て役として再登場させられたとも考えられるハイドラーだが、
数度に渡って本編に加わった事は、一話しか登場しない
他のゲストキャラクター達よりも幸運であったと言えるだろう。




Beast wars lazorbeak hydra IMGP3163

ビーストウォーズのトイは、日本未発売品が多数存在した為、
BWネオシリーズで日本でも発売された事は歓迎出来る物であった。

更に海外版とは別キャラクターとしてカラーリングに
変更を加える等、手抜かりが無かった事も評価出来る。

新規、リペイント、リデコレーション版と様々なタイプのトイを
投入したビーストウォーズ ネオのラインナップは
バラエティに富む物であり、見直されるべきシリーズと言えよう。







hydIMGP3191.jpg

⇒ ◆参考にならない比較◆





⇒ ビーストウォーズ レーザービーク







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
一度悲惨な目にあったにもかかわらず
しばらくして更に悲惨な目にあわされる…
これでは2回ゲストとして登場できたのが
よかったのやら悪かったのやら?
あんまりな役どころでしたが
ゲストキャラクターの中では一番好きでしたw

レーザービークと比べてみると
思ったよりもずっと違う点が多かったんですね。
顔と足の色の違いくらいしか知りませんでした( ´∀`)
2012/01/04(水) 18:15:30 | URL | イルレイ | [ 編集 ]
>イルレイさん
BWネオのゲストキャラは、一回限りが大半だったので、
ハイドラーが再登場したのは嬉しかったですね。
相変わらずの不運なキャラ付けが結構面白かったです。

当時レーザービークを持っていたのに、ハイドラーにもスグに手を出してしまいました。
ちょっとしたバリエーションも欲しかった時期でしたねー、
ハイドラーは予想を超える違いがあって嬉しかったのを覚えていますw
2012/01/05(木) 19:02:41 | URL | つくも | [ 編集 ]



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