十三非常階段
●トランスフォーマー ダークサイド・ムーン サイバーバース CV-24 オートボット ガズル
Cyberverse Autobot Guzzle GP5577

G1キャラクターを下敷きにしたTFが多数を占めるムービーシリーズだが、
映画未登場の者はマイナーなキャラクターも多く、渋い選択に痺れる。

基となったG1中期に発売されたスパーカボットガズルは、
当時、活躍の場が与えられていたのは本国アメリカではなく
イギリスのUK版マーベルコミックであったという背景もあり、
無名中の無名キャラとも呼べる存在であった。

その様なマイナーなキャラクターが、ムービー版TF特有の
スタイリッシュな姿を持って復活した事を称賛したい。



Autoboto Guzzle IMGP5573  ◆ 名前 : オートボット ガズル

  ◆グループ: オートボット

  ◆ 役割 : 地上攻撃員

  ◆ 変形 : ジェネラルダイナミクス・M1 エイブラムス

 
  ◆シリーズ: トランスフォーマー ダークサイド・ムーン

  ◆ 発売 : 2011年10月1日

  ◆ 価格 : 1280円




Cyberverse Autobot Guzzle package

パッケージ




Cyberverse Tank IMGP5625

ビークルモード

エイブラムスはアメリカの代表的な第三世代主力戦車で、主としてアメリカ陸軍
及び海兵隊に配備され、一部のアメリカ同盟諸国も運用している。

強力な1500馬力ガスタービンエンジンを採用している事が特徴で、
60トン以上もある巨体にも拘らず、最高速度は72km/hを誇る。

主砲は51口径105mmライフル戦車砲を装備している。



Guzzle tank IMGP5632

リア

ビークルモードでのアクションは転がし走行に限られ、砲塔は旋回出来ず、
ロボットモードでは可動する主砲は、戦車モードでは固定される。

しかし小サイズトイのサイバーバースながら、
戦車モードの造形は非常にリアルな為、不満は感じられない。




Guzzle tank IMGP5636

車体後部にプリントされた『C-313』のナンバーは、
G1期のTFシリーズ『トランスフォーマー 超神マスターフォース』で
発売された、スパークダッシュ・ハードスパークのアイテムナンバー。

海外で発売されたG1ガズルを日本国内用にリペイントした
TFがハードスパークなので、少なからず関連がある。



Cyberverse Tank IMGP5640

砲塔にはジョイントが設けられており、付属する
二つの武器を装備し、より戦闘的なフォルムにする事が出来る。

付属武器をビークルモードでも装備可能な面は、
サイバーバース・コマンダークラスに共通するギミックの一つ。




トランスフォーム!
Cyberverse Autobot Guzzle transform




Autoboto Guzzle IMGP5563

ロボットモード

1988年に発売されたG1ガズルと同様に顔は青く、
ボディはイエローに彩色されている。

砲身を背負うスタイルもG1版と同様で、
オリジナルの意匠を各所に取り入れている事が分かる。



Autoboto Guzzle IMGP5569

リア

ダークグリーンの成型色に加え、キャタピラのモスグリーンや
頭部と腿のベージュ色は艶消しで塗装されており、
軍用車両としてのリアルさが表現されている。




Cyberverse Autobot Guzzle  GP5578

張り出した肩や、ボディに対して大きい腕等、
全身各所は厳めしい武骨なイメージを醸し出している。

反面、各関節を繋いでいるのは細いバー状のパーツというギャップがある。

肩、肘、股関節はボールジョイントで接合されているが、
固めに造られている為、保持力は高い。




Cyberverse Guzzle IMGP5604

『高い火力とパワーを持つガズルは、
活動の為に多くのエネルゴンを消費する。

地球での戦いの為には、多くのエネルギー源を
確保しなくてはならない。』



Cyberverse Guzzle IMGP5600

『ガズルは仲間の誰よりも早くエネルゴンを消費する。

惑星サイバトロンでは、この事は問題とならなかったが、
地球に於いて彼は、新たなエネルギー源を見付ける事を強いられた。

ディセプティコンは、ガズルが燃料不足にならない限り
彼を止められないだろうと注意を払っている。』




Transformers Autobot GUZZLE Tech Spec IMGP5582

テックスペック

・体力 : 9
・知力 : 5
・速度 : 4
・耐久力: 3
・地位 : 6
・勇気 : 8
・火力 : 8
・技能 : 6




Cyberverse Guzzle Tank GP77822

エネルギー消費が激しいというガズルのキャラクター設定は、
実際の戦車が膨大な燃料を必要とする事から考え出された物だろう。

戦車はディーゼルエンジンが主流で、一般の乗用車が燃料1リッター当たり
10km程度は走行出来るのに対し、戦車はリッター300m程と極端に燃費が悪い。



Cyberverse Autobot Guzzle IMGP5620

ガスタービンエンジンのエイブラムスもほぼ同様の燃費なので、
ガズルの燃費効率の悪さは理に適った設定と言えるだろう。

又、名前のGUZZLEには「がぶがぶ飲む、ガソリンを食う」等の意味がある。





Cyberverse Guzzle weapon IMGP5596

サイバーバースのコマンダークラスの特徴を受け継ぎ、
ガズルにも二つの携帯武器が付属する。

一つは小型のレーザーガンと思われる銃。



Cyberverse Guzzle weapon IMGP5594

もう一つはミサイルポッド型の武器で、
ガズルは両手にジョイントが設けられている為、
左右どちらの手でも武器を保持させる事が可能。

パッケージでは、これ等の二つの武器は『キャノン』とされている。



Cyberverse Guzzle weapon IMGP5591

バトルライフル

ミサイルポッド型の武器の上部砲身を回転させ、
小型銃を合体させる事で、新たな武器形態に変化する。

二つの武器を合体させる事が出来るのも、サイバーバース
コマンダークラスの特徴となっている。




Cyberverse Guzzle cannon IMGP5608

サイバーバース・ガズルの武器は、ガンダムに登場する
武器デザインと酷似する事で有名になってしまった。

1990年代のOVA作品『機動戦士ガンダム第08MS小隊』に登場する
陸戦型ガンダムが装備する『ミサイルランチャー』がそれで、
ガンプラや完成トイでは陸戦型ジムやジムスナイパーに付属する。

ガンダムの設定ではグリップがある側が前方となる。



Cyberverse Guzzle IMGP5612

当方の様にガンダムに疎い者だけならば、気付かれる事は無かっただろう。
しかしこの情報社会である。発覚するスピードも早かった。

ガズルのデザイナーが日本人なのか外国人なのかは未確認だが、
どちらにせよ明らかな盗作は、大胆と言うよりは浅はかであったと言う他無い。
ガズル自体の完成度は非常に高い事もあり、実に惜しい。

然れども、メーカーの人間ではないファンにとっては、
瑣末な問題である事に変わりは無く、楽しめればそれで良い。





Cyberverse Guzzle IMGP5615

サイバーバースのコマンダークラスのTFは、
それまでの同サイズのTFトイを超える、細かく造り込まれた造形が見事だ。

ガズルは戦車モードのリアルさに加え、ロボットモードでも
情報量が多く、パーツの肉抜きまでもデザインの一部とする等、
開発時の力の入れ具合が伝わって来るかの様なTFである。



Autoboto Guzzle IMGP5586

G1期のスパーカボット・ガズルからは想像も出来なかった、
現代的でスタイリッシュな姿は驚きを与えてくれた。

又、腕部の若干癖のある可動や、首が僅かしか動かない等の
マイナス要素も見受けられるが、実際に手にしてみると
然程気にならない程度なので、全体的な完成度は非常に高いと言える。




Cyberverse Autobot Guzzle GP5656321

サイバーバース・ガズルもある意味、G1トランスフォーマーの
リメイク版と考えられるが、『変形!ヘンケイ!トランスフォーマー』や
TFユナイテッド』等とは異なる、実写映画の基準を採用して
細かく現実的なデザインとされている所は評価に値する側面だ。

小サイズのサイバーバース・シリーズでも手抜かり無く
真摯に開発に従事している姿勢は好感が持てる物であり、
レベルの高いアイテムが手元に届く事が何よりも嬉しい。







gzIMGP5658.jpg

⇒ ◆参考にならない比較◆





§参考情報§




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