十三非常階段
●キッズトランスフォーマー レスキューヒーロー ゴーボッツ  GO-05 ベック
Kids Transformers Rescue Hero Go-Bots Beck IMGP6240

特異なスタイルと身近に目にする機会が多い建設車両は
働く車の代表格であり、建設車モチーフのトイは児童に人気が高い。

この傾向は世界各国共通の模様で、キッズ向けTFである
ゴーボッツにも建設機械をモチーフとしたタイプが複数存在する。

最初に登場した建機型ゴーボッツのストロングボットは、
日本に於いてはベックの名を与えられて別キャラクターとして発売された。



Go-Bots BeckIMGP6166  ◆ 名前 : ベック

  ◆グループ: まちのゴーボッツ

  ◆ 変形 : ブルドーザー

 
  ◆シリーズ: キッズトランスフォーマー
         レスキューヒーロー ゴーボッツ

  ◆ 発売 : 2002年12月27日

  ◆ 価格 : 980円




Rescue Hero Go-Bots Beck package

パッケージ




Go-Bots Beck Bulldozer  IMGP6147

ビークルモード

厳ついイメージのブルドーザーを丸みを帯びたフォルムにアレンジし、
可愛らしさを感じさせるデザインとした手腕に感心する。

幼児向けTFとしてビークルモードにも様々なアイディアを
盛り込んでいる事が、ゴーボッツの凄みの一つである。



Go-Bots Beck Bulldozer  IMGP6151

リア

車体後部には軟岩掘削を効率的に行う目的で装着される
『リッパ』と呼ばれる鋤に似た装置が備えられている。

リッパ付きのブルドーザーはTFでは初であり、
メタリック調のダークグレーで塗られたアクチュエーターと
相俟って、ディフォルメトイながらリアルさが感じられる。




Rescue Hero Go-Bots Beck gimmick

多くのゴーボッツは自動変形機構を搭載しているが、
ベックは自動変形の代わりにブレードのスウィングアクションを備えている。

運転席を上から押すと、連動してアームが動きブレードを持ち上げる。

車体内部にはスプリングが内蔵されており、離すと元の位置に戻る為、
連続して押すとブレードが小刻みに跳ね上がり、非常に面白い動きとなる。




トランスフォーム!
Rescue Hero Go-Bots Beck transform

簡単ながら車体が上下逆転するダイナミックな変形。




Rescue Hero Go-Bots Beck IMGP6160

ロボットモード

胸部両脇にクローラー、両手はショベルその物といった
大胆なパーツ配置により、力強い印象を引き出している。

海外版の名称はイメージ通りの『ストロングボット』であり、
チームの中でもパワータイプのゴーボッツであった。



Rescue Hero Go-Bots BeckIMGP6164

リア

車体後部のリッパが足となり、脹脛にはアクチュエーターが
位置する事も、建設車らしいパワフルなイメージ。

臀部のコックピットは可動し、ポージングの妨げになる事は無い。
内部にはスプリングが仕込まれており、動かした後も
自動的に定位置に戻る工夫が取り入れられている。




Rescue Hero Go-Bots Beck IMGP6207

ベックの可動はゴーボッツの中では非常に優秀な物だ。

首、両肩、手首、股関節が可動、両肩はスプリングを内蔵した
クリック式となっており、動かすとカチカチと音を立てる為
小気味良く、子供が喜びそうな仕様としている事が見事。




Kids Transformers Rescue Hero Go-Bots  IMGP6182

『ベックは動きが遅いけど、大きな岩も持ち運べる程の力持ち。』


この設定は店頭で流されたプロモーション映像の中で語られた物で、
玩具パッケージや付属の絵本には掲載されていない。



Kids Transformers Rescue Hero Go-Bots  IMGP6203

付属する絵本のストーリー中でも、ベックは大岩を軽々と
持ち上げる力自慢振りを発揮し、建機TFに相応しい活躍を見せてている。

又、他のシーンでは居眠りばかりしている、のんびり屋として描かれていた。




Rescue Hero Go-Bots Beck gimmick 2

スウィングアクションはロボットモードでも行う事が可能で、
頭部を押すと胴体が沈み込み、連動して両腕を振る動作を再現する。

ブルドーザーモードと同様に放せば元に戻る仕組みなので、
連続して押せばコミカルな動きを見せてくれる、楽しめるギミックである。





Go bots Diorama sheet IMGP6134

中台紙

ベックのパートは中央に描かれた町の工事現場。

このジオラマシートはゴーボッツが活躍する
ゴーボッツタウン』が描かれており、数少ない貴重な
資料にもなっている為、パッケージは廃棄したとしても、
ジオラマシートだけは残しておく事を推奨する。



Transformers GO-BOTS Diorama sheet

同じく建設車モチーフのGO-16 ゴングのジオラマシートは、
一見するとベックの物の流用と思いきや全く異なる事に驚く。

工事現場の掘られた穴や積み上げられた砂山の大きさ、
後ろに聳えるビル群の数も異なり、新たに書き下ろされている事が分かる。




Go bots Picture book IMGP6138

絵本

日本独自の特典であるオールカラーの絵本。

絵本パート、説明書、ラインナップ紹介を含め、
全10ページの薄いミニブックながらも、
糸で繋ぎ止めて製本している拘った仕様の絵本である。





Go bots Strongbot Beck Gong IMGP6248

海外では一人のゴーボットがモーフィング機能により、
状況に応じて幾つもの形態に変身出来る設定を採用している。

日本では別キャラクターである、このゴングベック
海外版では同一人物のストロングボットとされている。

二体はカラーリングに加え、頭部形状や緑色の目等の共通点が見られる。
ストロングボットの基本形態は、ベックのブルドーザータイプである。




Kids Transformers Rescue Hero Go-Bots Beck IMGP6177

2002年に海外で発売されたストロングボット
日本版ゴーボッツのベックは全く同じ仕様である。

2003年には海外版『GO-BOTS』シリーズでリペイントを発売、
カラーリングをグリーンに変更した上、
新キャラクター・スクラップボットとされた。



Kids Transformers Rescue Hero Go-Bots BeckIMGP6204

又、日本ではベックのリデコレーション版が製作され、
ドーザーブレード部をローラーに差し替え、ボディを緑色に変更した
ロードローラーに変形するGO-19 ランディーが発売されている。

ベック・タイプのゴーボッツは3種類存在し、
全て個々のキャラクターとされている事が特徴。




Go-Bots Beck GP77173

建機モチーフのTFとして、体中に配置されたブルドーザーの
パーツは、迫力あるシルエットを作り出す事に成功している。

更にロボット、ビークルモード共に遊べるアクションを
搭載したベックは、高いプレイバリューを誇るゴーボッツだ。

この様に多くのアイディアを備えているトイ仕様は
年月を経ても充分通用する物であり、その魅力は色褪せる事は無い。







bullIMGP6224.jpg

⇒ ◆参考にならない比較◆


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
おお、奇しくも建機ロボがかぶりましたね!

角刈りのお兄さんを思わせる顔がキャラクター作りに成功していると思います。
素材も適材適所に使われていて、間違いなく傑作トイだと思います!
緑色のランディーを探していますが、なかなか出てこないんですよね‥

僕は説明書なしを入手していたのですが、きっとどこかに連動変型があるに違いない!と色々必死でいじっていました(笑)
2012/02/20(月) 23:09:18 | URL | スパズマ | [ 編集 ]
この親しみやすいフォルムとデザインがイイんですよね、ゴーボッツは♪
ガテン系のお兄さん的で頼りがいもありますしw

豪快にひっくり返る変形は、
アニメなど動画で見たら格好良く見えそうです。

ランディ、ワタシも持っていないので、いつの日か手にしたいものです…w
2012/02/20(月) 23:26:15 | URL | NT | [ 編集 ]
>スパズマさん
ベックは角刈りで土方という、正にガテン系の鏡の様なゴーボッツですよねw
胸のキャタピラや足のリッパの配置が素直にカッコイイと思います。
幼児TFと侮れない優れたデザイン性がゴーボッツの魅力ですねー。

ランディーは確かに見かけませんね、日本ではゴーボッツ自体が
最早目にする機会がなくなってきている気もしますね。

ゴーボッツって意外なほど自動変形が多いですから
それだけ開発に力が入っていた証拠ですよね。
2012/02/21(火) 23:23:27 | URL | 付喪 | [ 編集 ]
>NTさん
ディフォルメされながら、しっかりとしたデザインとボリュームが
調度良く手に馴染むんですよね、ゴーボッツって。

ひっくり返る事で“変形した!”って感じられるアイディアが凄いと思います。
アメリカのゴーボッツアニメではストロングボットの変形は、ちょっと誤魔化し変形でしたが、
日本が手がけたら、さぞかしかっこ良くなるんじゃないかと。

ランディーは日本限定なので、今となっては入手手段が難しそうですね、
ゴーボッツの再販は無理っぽいですが、レスキューボッツは日本でも展開して欲しいと願っています。
2012/02/21(火) 23:34:54 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



URL

 
PASS
SECRET

Copyright @ TYPE=B All Right Reserved. Powered by FC2 Blog