十三非常階段
●戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー  D-52 ドラッグストライプ
Stunticon Drag Strip IMGP6467

デストロン初のカーロボット部隊スタントロンは、
デストロン軍団のリーダー、メガトロンが自ら造り出した強力部隊だ。

全メンバーが荒くれ者揃い且つ暴走車両という、
始末に負えない暴れ振りを披露し、強い印象を残した。

ドラッグストライプも例に漏れず気性が荒く、
特異な6輪F1カーに変形する事で目立つ存在となっていた。



Drag Strip face IMGP6482  ◆ 名前 : ドラッグストライプ

  ◆グループ: スタントロン

  ◆ 役割 : 兵士

  ◆ 変形 : ティレル・P34 シックスホイーラー

 
  ◆シリーズ: 戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー

  ◆ 発売 : 1986年4月下旬

  ◆ 価格 : 880円




D-52 Drag Strip package

パッケージ




Drag Strip Tyrrell P34 IMGP6374

ビークルモード

ティレルはイギリスを本拠とする、オリジナルのF1マシン製作を行い
レースに参加するコンストラクターである。

高速で走るF1レースカーの前輪に掛かる空気抵抗を軽減する目的で
前輪を小径とした設計を採用、これによりグリップが低下する為、
左右2輪ずつの4輪にして路面との接地面積を補っている。

結果として6輪のF1マシンという特殊なスタイルとなり、注目を集めた。



Drag Strip Tyrrell P34 IMGP6379

リア

6輪のレースマシンは1983年に禁止となり姿を消すが、
ミニカーやRCカー等のホビー面では、今尚人気が高い車種である。

現在は『ティレル』と表記される事が主流だが、スーパーカーブーム当時の日本では
タイレル』が一般的であり、こちらの方が馴染みのある諸氏も多い事だろう。




Drag Strip Tyrrell P34 IMGP6406

V型8気筒エンジンは、メッキパーツを採用しており、
メッキ使用率が低いスタントロンの中では豪華な印象だ。

実車のティレル・P34は青と白のボディカラーで、ドラッグストライプとは
全く異なるが、スタイルは比較的リアルに再現されている。




トランスフォーム!
Stunticon Dragstrip transform




Drag Strip IMGP6413

ロボットモード

車体を起こして伸ばしただけの様に見える変形だが、
エンジン部は反転してコックピットを塞ぐ事により、
ロボットモード専用の胸部デザインとなる工夫が見られる。



G1 Drag Strip IMGP6420

リア

見え難いが、ドラッグストライプの背中側の
ボディパーツはダイキャストを使用している。

モーターマスター以外のスタントロンは全員、
ボディにダイキャスト製のパーツが採用されている。




G1 Drag Strip IMGP6428

『プライドが高く負けず嫌いであり、負けるくらいなら、
スクラップになった方がましだと考えている程である。

車状態ではプラズマエネルギーを発射出来る。
仲間のスタントロン達と「メナゾール」に合体する。』



Stunticon IMGP6456

『ドラッグストライプは激昂し易い傾向がある為、
メガトロンは彼と話をする位なら溶鉱炉送りにした方が
良いと考えているが、ドラッグストライプが
サイバトロンをより苦しめる兵士である事も理解している。』




Stunticon Tech Spec 429

テックスペック

・体力 : 6
・知力 : 7
・速度 : 7
・耐久力: 4
・地位 : 5
・勇気 : 8
・火力 : 7
・技能 : 6




Dragstrip GRAVITO-GUN IMGP6445

グラビトガン

『ドラッグストライプは、重力を強めるグラビトガンを携行している。』


日本版パッケージ正面には、この武器は
重力を操る能力がある事が記載されている。

又、パッケージには『グラビド・ガン』と明記されているが、
裏面のキャラクター設定では『グラビトガン』である。

元々の英語では『GRAVITO-GUN』なので、後者が正しいだろう。



GRAVITO-GUN GP6446

銃は3mm径のグリップで小さい物だが、
スクランブルロボは小サイズTFの為、
拳自体にジョイント用の穴が設けられておらず、
手ではなく前腕部の穴に差し込み保持させる。




G1 Drag Strip Plazma Enagy Blaster  IMGP6389

プラズマエネルギーブラスター

カーモードのリアに取り付ける巨大な武装。
この名称は海外版設定で与えられた物。

メナゾールへの合体時に使用するパーツではなく、
このモードの為だけに付属する専用武器である。



G1 Drag Strip IMGP6405

ブラスターはコネクターと組み合わせる2パーツ構成なので、
銃身の向きを任意の方向に変えられるメリットがある。

アニメには登場しなかった武装だが、迫力があるシルエットに
変化させる事が出来る為、玩具として成功している武器と言える。





G1 DragStrip IMGP6442

スタントロンは、G1初期のアニメ作品『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』の
後半から登場するデストロンの新戦力で、ドラッグストライプもその一員。

カーモードに変形するサイバトロンに対抗する目的で製作された為、
当時のデストロンでは珍しく、全員が自動車で構成されている事が特徴。



Tyrrell P34 GP63444k

スタントロンのベースとなった自動車は、メガトロン
命令によりカセットロンフレンジーが強奪した物で、
ドラッグストライプとなるF1カーは最初に奪われた車だった。



G1 Drag Strip IMGP6427

メガトロン自らが各車両をトランスフォーマーに改造し、
セイバートロン星のマスターコンピューター・ベクターシグマ
パーソナリティプログラムを施される事で生命が宿り誕生した。



Stanticon IMGP6455

このストーリーで初めてベクターシグマがアニメに登場し、
後のトランスフォーマー全般の設定に多大な影響を及ぼす事となる。

その意味でもスタントロンエアーボットが誕生する描写は、
TFの歴史に於いて極めて重要なシーンであったと言える。




D-52 Drag IMGP6447

アニメ劇中でのドラッグストライプは、
仲間のスタントロンに対しても暴言を吐く等、
トイ設定通り荒々しい性格で描かれている。

又、F1レースカーというスピードに特化したカーモード故か、
スタントロン部隊の先頭を切る場面が多かった事も特徴。



Dragstrip IMGP6396

ドラッグストライプは、スーパーパワーを持つメナゾールの右腕に変形する為か、
単体でも溢れるパワーを発揮、垂直の崖をカーモードで走行したり、
サイバトロンのマイスターを凌ぎ、撃破する程のスピードとパワーを披露した。



Dragstrip IMGP6474

続く『トランスフォーマー2010』では特に目立つ様な活躍は見られず、
大勢いる兵士の中の一人といった役回りに収まってしまった事が残念だった。

2010でのドラッグストライプは、第20話『究極の武器』で、ガルバトロン
蹴り飛ばされるシーンぐらいしか印象が無いほど出番が少なかった。




G1 Drag StripIMGP6434

スタントロンは、それまでのTFには無かった、
“悪のカーロボット集団”という設定が興味深い物であった。

玩具的には合体ロボットの手足パーツである事や価格差等からも、
サイバトロン側のカーロボット、プロールやトラックス等の
オートボットと比べれば見劣りする事は否めない。

しかしアニメ作品では同等の扱いで描かれた事により、
これ等のトイも格段に魅力的なイメージのアイテムとなった事が嬉しかった。







dragIMGP6485.jpg

◆参考にならない比較◆





⇒ トランスフォーマーG1 スタントロン D-51 ブレークダウン  `
⇒ トランスフォーマーG1 スタントロン D-53 ワイルドライダー `

⇒ トランスフォーマー ユナイトウォリアーズ UW-02 デッドエンド `
⇒ トランスフォーマー ユナイトウォリアーズ UW-02 ブレークダウン


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
よく考えたらドラッグストライプって当時としてもタイムリーな車体ではなく貴重なモチーフを使用していたんですね。
胸にメッキパーツを移動させるところがシンプルな変形にあっても感心してしまいますねー。エンジン部が体内に収納されることで、なんとなくロボットのパワー源的にも説得力が増すというか(笑)。

合体兵士ではメナゾールが一番好きなのでひたすら・・羨ましいです!!

2012/02/26(日) 02:05:32 | URL | チャックルベリー | [ 編集 ]
おお!僕も今まで意識していなかったのですが、何気に珍しい車がモチーフだったんですね。
濃い紫色の頭にブルーの顔、黄色いボディとG2っぽい個性的なカラーリングが非常にカッコいいと思います!

最近、合体戦士の単体販売のパッケージに非常にそそられます。
小さい商品といえども手を抜いていないというか‥
何だか凄く満足感があるんですよね。
2012/02/26(日) 22:37:52 | URL | スパズマ | [ 編集 ]
>チャックルベリーさん
スーパーカーブームから年月が経ってましたが、タイレルF-1やカウンタック等、
“これは外せない”っていうスーパーカーを採用したのかもしれませんね。

>体内にエンジン
確かにパワー源の様な配置で、開発時は色々と設定を考えてたのかなー、なんて深読みしちゃいますねw

スタントロンはどれも実車モチーフなので、車好きには堪らないチームですよね。
しかしスクランブル合体ロボって復刻版が出ませんよねー、需要はありそうなのに…。
2012/02/26(日) 22:43:26 | URL | つくも | [ 編集 ]
>スパズマさん
>珍しい車がモチーフ
私もあまり意識してませんでしたw 
こうやって記事にすると調べるので、改めて気付く事ってありますねー。

仰る通り、個性的で毒々しい青い顔が悪者らしくて斬新ですよね。
G2ドラッグストライプって確か黒かったと思います。(未発売です。)
G1版の方が派手なイエローというのも珍しいパターンですねw

日本版のスクランブルロボは、箱に入っていて、中箱は発泡スチロールですから
今思うと豪華な感じがしますね、雰囲気抜群のボックスアートも大好きです。
2012/02/26(日) 22:59:32 | URL | つくも | [ 編集 ]
ティレルP34といえば、他に類を見ないデザインゆえに、タミヤのプラモデルになったり、今でもミニカーやラジコンになったりしている人気のある車ですね。
スーパーカーブームの頃なら、実際のP34に貼られた事もある「たいれる」の表記で覚えている人も多いことかと。
ティレルと言えば、中嶋悟や片山右京がドライバーになったこともあり、昔から日本のF1ファンには馴染みのあるチームでもありますね。
初めて買ったF1のプラモが、中嶋ラストランのブラウンティレルだったのは良き思い出・・・

・・・しまった!ドラッグストライプについて書いてない!しかも後半関係ない話だ!アチャー
2012/02/27(月) 22:21:50 | URL | れっど あらあと | [ 編集 ]
>れっど あらあとさん
やはり世代的に“タイレル”の方がしっくり来ますねー。
ちゃんとしたプラモデルは買えなかったので、ビッグワンガムで作った事も懐かしいw
30年以上経った今も人気があるというのは凄い事ですよね、名車なんだなーと改めて思います。

初めて買ったプラモってロボダッチだったかなー、記憶あやふや。
あ、ドラッグストライプ忘れて懐古してしまった! アチャーw
2012/02/28(火) 18:32:36 | URL | つくも | [ 編集 ]



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