十三非常階段
●ミクロマン  016 アクロイヤーマグネパワーズ デモンレッド
Microman Magnepowers Demonred IMGP9487

タカラのSF玩具ミクロマンは、誕生から四半世紀近くの時を経て
初めてTVアニメ化された、非常に息の長いシリーズである。

その間、休止状態も長く続いていたが、1998年に本格的に復活を果たし、
玩具と共にコミックやアニメが製作され、マルチメディア展開を行った。

その軸となるのは無論玩具であり、昭和ミクロマンの意匠を受け継ぎながらも
平成の時代に相応しい、スタイリッシュなデザインがファンを虜にした。



Microman Magnepowers Demonred IMGP9484  ◆ 名前 : デモンレッド

  ◆グループ: アクロイヤーマグネパワーズ 


  ◆シリーズ: 小さな巨人 ミクロマン

  ◆ 発売 : 1998年12月26日

  ◆ 価格 : 500円





Microman Magnepowers Demonred package

パッケージ




Microman  Demonred  IMGP9475

フロント

悪の軍団アクロイヤー側のマグネパワーズ。

バイザーとマスク、角が生えた頭部や、
球体状の右手、つま先が二本の指状に分かれている特徴は、
昭和ミクロマンで敵役だったアクロイヤー A-301シリーズ
意匠を受け継いでおり、現代的にアレンジされた物だ。



Microman  Demonred  IMGP9480

リア

ロボット的なデザインであった昭和アクロイヤーに対し、
骨格やモンスターを思わせる有機的な要素も加えられている。

一目で悪の軍団と分かる禍々しさに加え、均衡が取れた
スタイリッシュさを持ち合わせているデザインが見事だ。




Acroyer Demon series IMGP9506

デモンレッドを始めとする、このタイプは
デモンシリーズと呼称され、同形異色の者が複数存在する。

デモンレッドデモンブルーデモングリーンの三人は
総称してデモン三幹部と呼ばれており、アクロ大帝アンゴルモア
地球侵略の為に派遣したアクロイヤー軍団の大幹部達である。



Microman Acroyer Demon Red IMGP9486

『アクロイヤー地球侵略総司令官。

デモン三幹部の中でもリーダー格で行動隊長的存在である。

短気で凶暴、更に非常にプライドが高く、
心の奥底には常に強い野望が渦巻いている。』



Microman Magnepowers IMGP9514

『デモンブルーとデモングリーンを軽視している節があり、
他人の失敗を許す事は絶対に有り得ない。

ミクロマンアーサーに対しては強力なライバル意識を持っている。』




Micromwan DEMONRED IMGP9500

アニメ劇中のデモンレッドは、『電波を利用して自動車を暴走させる』、
『大型タンカーのコンピューターを細工して進路を変更する』、
『小型昆虫ロボット・アクロモスキートを大量生産する』等、
メカを扱って混乱を生じさせる作戦を得意としていた。



Microman IMGP9571

又、デモンレッドは司令官でありながらも戦場に赴き、
自らミクロマンと戦う事も辞さない好戦的な戦士だ。

格闘能力にも長け、ミクロマン一のパワーの持ち主である
オーディーンさえも捻じ伏せる程の怪力を秘めている。




Microman Magnepowers IMGP9542

怒りっぽく、常にがなり立てている荒い性格の反面、
新聞に掲載された星占い欄を読んで吉報が載っていれば
モチベーションが上がるという、意外な一面も併せ持つ。

因みにデモンレッドは乙女座である。



Demonred VS Change troopers IMGP9563

この様に子供向けアニメ作品として愉快な要素も加えられており、
ミクロマンの悪口を部下のコブラージに放送させて
誘き寄せるという、意表を突く作戦を取った事もある。

(この罠にまんまと引っ掛かるチェンジトルーパーズのレベルも知れた物だが。)





Acroyer Demon Red IMGP9518

身長8.8cmのミニフィギュアながら、全身の可動は非常に優秀。

全ての関節にはボールジョイントが用いられ、
首、肩、肘、腰、股関節、膝が自在に可動する為、
ポージングの自由度が高い優れたアクションフィギュアである。

試作品は足首にもボールジョイントが使用されていたが、
製品ではオミットされ、足首は固定となっている。




Microman DEMONRED Magnet

マグネパワーズの名前の通り、体の各所には
マグネットを内蔵している為、プレイバリューは高い。

胸部中央と左腕、両足の裏の合計4箇所に磁石が埋め込まれている。



Microman DEMONRED Magnet IMGP9596

足元に鉄板等を敷けば、様々なアクションポーズを
取る事が出来、ミクロマン・マグネパワーズと連動した
アクションシーンも再現する事が可能。

この写真ではデモンレッドの左足のみ接地している。

デモンレッドの腕の磁石はN極で、ミクロマンの胸部磁石はS極の為、
この様なポーズも難無く決める事が出来る。




Demonred AcroballIMGP9528

アクロボール

『必殺技のエネルギー体を発射する。』


アニメ劇中でもデモンレッドのメイン武装として度々使用した。
又、右腕その物が相手を殴り付ける鈍器の様な武器でもある。



Demonred Acroball gimmick

デモンシリーズにはBB弾に類似した丸い弾が付属する。

これを右腕の球体にセットし、腕部を後方に引くと
弾が押し出される為、実際に発射する事が可能となっている。





Microman Magnepowers Demonred IMGP9502

人生観

『己の心に正直に真っ直ぐ生きるのだ。

コソコソとずるく卑怯な事など以ての外、
そんな事をしていても後で必ず後悔する事になろう。

正々堂々、正面から相手にぶつかり、
悔いの無い様な生き方をするのだ。』



Microman Arthur VS Demonred IMGP9584

この奥深い人生観の設定は、アニメではあまり活かされていなかった物の、
悪の幹部らしからぬ一本気な性格設定は男気溢れる物である。

ミクロマンアーサーも真面目でストイックな熱血漢の為、
表面上の態度は異なっていても両者は似た者同士であり、
デモンレッドがアーサーをライバル視している事も頷ける設定である。




Microman Magnepowers Demonred IMGP9580

全身可動に加え、マグネットによる他アイテムとの連動性、
更にBB弾を発射出来る等、アクロイヤーマグネパワーズは
ミクロマンマグネパワーズよりも一歩抜きん出た仕様の優れたトイである。

トランスフォーマー シリーズにも見られる様に、
正義側より悪役の方が魅力あるギミックが追加されているという、
タカラならではの開発手法が現れており興味深い。

惹きつけられる様な悪役が存在する事でシリーズは面白さを増し、
結果として成功に導いている事は間違いないだろう。







DDIMGP9604.jpg

◆参考にならない比較◆







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
「アクロイヤー」という響きが世代的にたまりません(笑)。
正確にはニューアクロイヤー?っていう方だったかも知れませんが。
でも90年代以降のシリーズはほとんど知らないので新鮮です。随分と細かな造形に進化していますが、顔もなんだか見覚えがあるような不思議な気分になります。
それにしてもこのシリーズのどれもカッコいいですね~。
磁石の使い方も面白そうですし体感してみたいです。


2012/04/29(日) 02:02:12 | URL | チャックルベリー | [ 編集 ]
>チャックルベリーさん
コメントありがとうございます!

悪の組織だから“アクロイヤー”。昭和感全開の響きが素敵ですよね!
海外版ミクロマンのアストロノーツでもアクロイヤーの名前が使われていたのは意外でしたw

平成ミクロマンは所々に昭和ミクロマンの要素が散りばめられているので、
当時物を知ってる人には琴線に触れる事請け合いです。

磁石付きの可動フィギュアに加え、大型ロボットやビークルも
絡めて遊べるので、予想以上に嵌ってしまうシリーズだと思います。
この手の玩具が好きな人にはお勧めですよー。^^
2012/04/29(日) 22:31:45 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



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