十三非常階段
●ビーストウォーズⅡ  C-21 ドリルナッツ
Beast Wars 2nd C-21 DRILL NUTS  IMGP0769

日本独自のTFシリーズである『ビーストウォーズⅡ』では、
海外展開に於いて悪役であった昆虫型TFを全て正義側のサイバトロンとした。

悪役側として開発されていたトイは、昆虫故に気味の悪さが強調されていた事もあり、
逆転の発想とも言うべき日本版の設定は驚くべき物であった。

結果としてインセクトロンのセールス面は失敗していたと言わざるを得ないが、
不気味な姿の昆虫軍団を日本でも発売に踏み切った、当時の担当者の決断は評価したい。



BW2 insectron IMGP0833  ◆ 名前 : ドリルナッツ

  ◆グループ: インセクトロン

  ◆ 役割 : 地底工作員

  ◆ 変形 : ワタミハナゾウムシ

 
  ◆シリーズ: トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ

  ◆ 発売 : 1998年6月25日

  ◆ 価格 : 750円




Beast Wars 2 C-21 Insectron Drillnuts package

パッケージ




Drill Nuts Ball Weevil IMGP0728

ビーストモード

象の鼻の様に見える長い口吻を持つ、小型の植物食甲虫。
頭部や上翅がごつごつとした硬い外骨格で覆われている。

日本だけでも1000種を超え、全世界には6万種以上のゾウムシが
存在すると言われ、発見されながらも命名されていない種類も多い。



Drill Nuts Ball Weevil IMGP0731

リア

ドリルナッツは凹凸がある甲羅状の上翅と頭部が
メタリックなカッパーで塗装されており、
色とシルエットから落花生の殻を思わせる。

これがネーミングの由来になった事は間違いないだろう。




Drill Nuts Ball Weevil IMGP0717

胴体底部に巨大なドリルが隠されており、
基部を回転させて前方にセット可能。

床面に押し付けて前進させると、ギアによる連動で
ドリルが回転するギミックを搭載している。



Drill Nuts Ball Weevil IMGP0743

ドリル底部の車輪にはOリングが取り付けられており、
これがタイヤの役割を果たしてグリップを増加させている。

ゴム製のOリングの追加により車輪が滑る事がなくなる為、
ドリルが回転し易い工夫を導入している、よく練られたギミックである。




ドリルナッツ、変身!
Beast Wars 2 Insectron Drill Nuts trandform

ボディと腕部を繋ぐバーを180°回転させたり、折り畳まれていた
胴体を伸ばす等、ベーシッククラスながら複雑な変形工程を見せる。




Drill Nuts IMGP0756

ロボットモード

右腕は巨大なドリルという戦闘的なスタイル。

腰や脛にごつごつとしたモールドが見られ、
昆虫モードの意匠をロボットモードでも
表現している秀逸な造形を誇る。



Drill Nuts IMGP0763

リア

元々は海外版ビーストウォーズ用に開発された
プレダコン(デストロン)側のキャラクター・ドリルビットが原型。

紫色主体だったドリルビットに対し、リペイントの
ドリルナッツは茶系の配色で纏められている為、
実際のゾウムシに近いイメージのリアルさが感じられる。




Drill nuts IMGP0825

首や手足の関節部はボールジョイントを採用。
可動範囲も広い為、昆虫モードの脚も
見た目ほどポーズの妨げにはならない。

ドリル部の右腕は肘関節に加え、ゾウムシの鼻部分の
基部にも可動軸が備わっている為、自由度が高い。




Transformers beast Wars 2nd MGP0810

インセクトロン一の発明家を名乗っているが、
造る物は大して役に立たない物が多い。

時として、その発明品が無用な混乱を呼ぶ為、
仲間がピンチに陥る事もある。』



BW DRILLNUTS MGP0815

『彼は発明以外に武器の整備も得意。
爆弾や火薬のエキスパートでもある。

性格はやや皮肉っぽいが、執着心は人一倍。』




Beast Wars Second Drill Nuts GP0801

テックスペック

・パワー  : 4
・知能   : 6
・スピード : 5
・耐久力  : 4
・階級   : 5
・勇気   : 7
・火力   : 7
・テクニック: 7




Drill Nuts Weapon Nuts Drill GP0777

ナッツドリル

『腕のドリルで地底を自由自在に動き回り、
ドリルの先からは渦巻状の光線・ドリルスピンビームを発射する。』


アニメ劇中でもメインの武器として扱い、
連射されたミサイルを弾き返したり、
巻き付いた鎖を断ち切る等の万能さを誇っていた。





Drillnuts Transformers Landscape card GP0709

中台紙

金色に輝く稲穂の絨毯。

秋の収穫期に田畑を眺め、風情を
感じる事が出来るのは日本人ならではの感性だ。





Insecticon IMGP0793

アニメでのドリルナッツはマイペースな性格が強調され、
独自の世界観を持つ変わり者として描かれた。

数々の発明品を作り出したが信頼性が低い物が多く、
仲間のインセクトロン達からも信用されていなかった。



Drill Nuts IMGP0798

本人は自身が開発した物には自信を持っており、
発射したミサイルが不発弾と分かった時には
戦闘中にも拘らず、「納得出来ない」と座り込んで
ミサイルを解体し始め原因を追究する等、
メカに対しての執着と耽溺振りを見せた。



Insecticon Drill Nuts IMGP0788

インセクトロンの中でも特に戦闘に対して無関心なのだが、
いざ戦いとなれば、オートローラーズ一の荒くれ者の
オートジェッターと互角に渡り合う程の戦闘力を披露した。

この辺りは傭兵部隊の一員である事の証明と言えるだろう。




Insecticon Drill Nuts IMGP0843

インセクトロンのメンバーは、基となった海外版では悪役として開発された為、
害虫のイメージが濃厚な、ややマイナーな昆虫が多い。

日本では注目される事がほとんど無いゾウムシというモチーフが
選ばれた理由も、アメリカでは社会現象になるほど猛威を振るい
綿花産業に大打撃を与えた害虫・ワタミハナゾウムが有名だからである。



Insectron Drill Nuts IMGP0836

日本のインセクトロンは正義側の為、害虫のイメージは払拭されていたが、
それでも人気を掴む事は難しかった様で、完成度が高いTFだけに実に惜しい。

然れど、よく考えられたギミックやデザイン性の高さ等、
見るべき点も多く、決して他のTFアイテムに劣っている訳ではない。

更にクリーチャー好きの者にとっては、奇妙な昆虫型TFは
是が非でも入手しておきたい、別格のアイテムに映るのである。







drMGP0849.jpg

◆参考にならない比較◆





⇒ インセクトロン C-17 ビッグモス
⇒ インセクトロン C-19 トンボット







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