十三非常階段
●トランスフォーマー ダークサイド・ムーン  DA-12 エアレイド
TF Dark side Moon DA-12 Air Raid GP1124

TFムービーシリーズはハリウッド実写映画から派生したラインだけに、
海外主導のアイテムがほとんどを占めるという特徴があった。

しかし映画第三作目の『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』では、
日本限定TFが数多く登場するという、意外な展開を見せた。

エアレイドは日本版ダークサイド・ムーンのトイシリーズ第一弾に
組み込まれて発売され、海外とは異なる日本独自の商品展開
という事を知らしめた代表的な日本オリジナルTFである。



Dark of the Moon AIR RAID  GP1082  ◆ 名前 : エアレイド

  ◆グループ: オートボット

  ◆ 役割 : 制空戦闘員

  ◆ 変形 : ロッキードマーティン・F-35 ライトニングⅡ

 
  ◆シリーズ: トランスフォーマー ダークサイド・ムーン

  ◆ 発売 : 2011年5月14日

  ◆ 価格 : 2600円




Transformers Darkside Moon AIR RAID package

パッケージ




Transformers F-35 lightning  GP1182

ビークルモード

F-35はアメリカのロッキードマーティン社が中心となり国際共同開発されている、
ステルス機能と最新鋭の航空電子機器を搭載したマルチロールファイター。

アメリカの空軍、海兵隊、海軍に配備される事が決定しており、
用途に合わせて通常離着陸型のF-35A、短距離・垂直離着陸型のF-35B、
艦載型のF-35Cの3タイプが開発されている



Transformers AIR RAID F-35 lightning  IMGP1200

リア

エアインテークや主翼の形状が実機とは多少異なる物の、
F-35の雰囲気は充分に再現されており、実写映画シリーズに相応しい。

F-35に変形する初のTFであるマイクロン伝説・スラストは、
大幅なアレンジが加えられていただけに、エアレイドや
これと同型のTFはリアルさが引き立っている造形である。



Transformers AIR RAID F-35 lightning  IMGP119711

機首下面にはランディングギアを搭載しており収納可能。

着陸脚は前輪のみで、後輪は機体に直接
車輪が取り付けられている設計となっている。




Transformers AIR RAID F-35 lightning  MGP118611

エアレイドはG1期のエアーボットの一員エアーライダー
下敷きにした日本独自のキャラクターである。

G1エアーライダーはブラックカラーのF-15に変形したが、
ムービー版エアレイドはライトグレー基調のボディに赤のペイント
という、G1版とは似ても似付かないカラーリングである。



Transformers AIR RAID F-35 lightning  GP118911

淡いグレーと赤の配色は、日本の国旗の色である
白地に赤が入る『日の丸カラー』を意識した物であると
考えられ、エアレイドは日本限定アイテム故に、
この様なカラーを採用したのではないかと推察される。




トランスフォーム!
TF Dark of the Moon Air Raid transform




Dark of the Moon AIR RAID MGP1062

ロボットモード

手足や胴体は正統派のロボットらしいスタイルだが、
機首が位置した胸部やキャノピー内に頭部がある事で、
他のTFとは一線を画す奇妙なシルエットを作り出している。



TF Darkside Moon AIR RAIDIMGP1136

リア

主翼と尾翼、更にジェットノズルを背負うスタイルは、
G1期のエアーボットを彷彿させるデザインである。

この型のTFが選ばれてリペイントされ、
エアレイドとされた理由は、ここにあるのかもしれない。




TF Darkside Moon AIR RAID GP1103

『オートボットの空中戦力。

彼は遠距離からの銃撃戦より、敵の中に
飛び込んでいく戦い方を好む。

彼の突撃戦術は敵陣を崩し、勝利への活路を生む。』




TF Dark Of The Moon Japanese EX  AIR RAID MGP1113

テックスペック

・体力 : 5
・知力 : 7
・速度 : 9
・耐久力: 7
・地位 : 5
・勇気 : 10
・火力 : 8
・技能 : 7




Transformers AIRRAID MGP1140

上記のキャラクター設定からも分かる様に、
ムービー版エアレイドは、G1エアーライダー
ほとんど同じ設定を採用している。

テックスペックの能力数値も、8項目全て
G1エアーライダーと同じである。



Transformers Movie AIR RAID MGP1157

エアレイドはムービーシリーズながら、日本限定で発売されたアイテムだ。

TFダークサイド・ムーン』シリーズで発売された
日本限定のオリジナルTFは、スカイワープボルテックス等、
G1期の同一キャラクターの設定を踏襲している特徴がある。




TF DOTM  AIR RAID IMGP1083

元々のトイは『トランスフォーマー リベンジ』の初期に登場した
映画には未登場のキャラクター、ブレイクアウェイ

このブレイクアウェイの頭部を新規造形の物に差し替えた
リデコレーション版が日本未発売のTFリベンジ・スラストだ。

エアレイドは後者のスラストと同じ型のトイである為、
日本ではこの型のTFは初出となった。

尚、メックテックウェポンを装備する為のジョイントも追加されている。





MECHTWCH Weapon SHOT CANNON P1121

ショットカノン

『人類の兵器を参考にエアレイドがN.E.S.T.に依頼した試作兵器。
飛行突撃攻撃時に力を発揮する。』


TFダークサイド・ムーンのメックテック・シリーズには、
変形機構が組み込まれたメックテックウェポンが付属する事が特徴である。



TF Mech Tech weapon Shot Cannon

後部の青いレバーを引くと、連動して円筒形の銃身が
本体に収納され、同時に両サイドのパーツが閉じていき、
重なり合って四角い形状の銃口を形成する。




Mech Tech Weapon IMGP1239

エアレイドのショットカノンは、TFダークサイド・ムーン シリーズの
DA-10 トップスピンに付属する武器のリデコレーション版。

両サイドのペンチ状のパーツが、四角い銃身を構成する新規パーツに変更されている。

この銃口の形状は、『ビーストウォーズ ネオ』の
ビッグコンボイが愛用するビッグキャノンを思わせる。




Transformers Mech Up MGP1251

メックアップ

メックテックウェポンのグリップは5ミリ径の規格を
採用しており、各所に設けられたジョイントに装備可能。

エアレイドは右腕に加え、両主翼にもジョイントがある為、
合計3箇所にメックテックウェポンを装着出来る。



Transformers AIR RAID F-35 lightning  IMGP1211

武器の装備はジェット機モードでも可能。

右腕のジョイントが設けられたガントレットが
機体天面に位置する巧い配置となっている。

両主翼下のジョイントにも武器を搭載出来る。




TF Movie AIR Raid MECH ALIVE IMGP1095

メックアライブ

元々TFリベンジ シリーズのトイ故に、体の一部を動かすと
他のパーツが連動して動くというメックアライブ・ギミックを内蔵している。

エアレイドの場合は、右腕のガントレットに備えられた
ダイヤルを回すと、ガトリング砲が回転するという物。

ダイヤルとガトリング砲は別パーツで、金属のシャフトで繋がっている。



Movie Series AIR RAID MECH ALIVE GP1099

エアレイドにはもう一つのメックアライブと呼べる物が備わっており、
下腕部を左右に回した際に、上腕部に設けられた窓から内部メカが動く様子を見る事が出来る。

上腕と下腕を繋ぐ赤いパーツは同一の物なので、同時に回るのは当然なのだが、
体内メカの動きを再現するギミックの為、簡単ながらアイディアの勝利と言えるだろう。





TF DOTM Air Raid MGP1146

トランスフォーマーは状況や作戦に合わせてスキャンするビークルを変更し、
ボディを再構築して新たな姿に変身する機能が備わっている。

実写映画シリーズでもこの設定は受け継がれており、ムービーシリーズのTFは、
同名の者は姿形が異なっていても同一人物という設定を採用している。



Transformers AIR RAID MGP1151

分かり易い例を挙げると、2007年の第一作目の映画シリーズで
現金輸送車に変形したペイロードは、2010年版ではダンプトラックに変形し、
全く異なる姿であるにも拘らず同一人物という事になっている。

エアレイドにも同名キャラクターは存在し、日本でもTFダークサイド・ムーン シリーズで
発売されたDA-33 シーカーエアレイド(海外名は単にエアレイド)がそれである。



TF movie AIR RAID IMGP1175

しかしながらシーカーエアレイドは偵察機に変形し、探索任務を主にする
キャラクターであり、このF-35に変形するエアレイドとは
姿や設定だけではなくテックスペック数値も全て異なる。

日本オリジナルキャラクターのエアレイドとシーカーエアレイドは
別人との見方が最も妥当であると思われるが、
ムービーシリーズの『名前が同じなら同一人物』という
ルールを当て嵌めれば、両者は同じキャラクターという事になる。



TF Dark of the Moon AIR RAID IMGP1171

この点はメーカー側も特に触れておらず、単に海外版と日本版で
キャラクター名が被ってしまっただけであると考えられる。

エアレイドの名を持つムービーシリーズのTFは他にも登場しており、
オムニコン・エアグライドのリカラー版とスーパーリンク・スペリオンの手足になる
ジェット機型TFのリカラー版があり、全部で4体のエアレイドが存在する。

これ等が同一人物か別人かは、各人で判断して楽しむ事が最良であろう。




TF Dark of the moon Japanese AIR RAID MGP1089

映画劇中には登場しない物の、TFムービーシリーズの
日本オリジナルキャラクターが多数登場した事は画期的であった。

それまでにもムービーシリーズの日本限定アイテムは幾つか
発売されていたが、イベントやショップ限定ではなく
一般のラインで発売された事に意義があったと言える。

この様な予想を超える展開はファンにとっても嬉しい物であり、
日本の『TFダークサイド・ムーン』のトイは非常に楽しめるシリーズであった。







airMGP1234.jpg

◆参考にならない比較◆







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
>『日の丸カラー』
おお!面白い考察ですね!
改めて見ると、腰にグリーンの挿し色があったりとG2っぽくて素敵じゃないですか!←こんなのばっかり(笑)
武器を付けていないビークルモードのフォルムも綺麗でカッコいいと思います。キャノピーにある顔が、そのまま出てくるという直球の変形も逆におもしろかったですね(笑)
2012/05/22(火) 21:21:40 | URL | スパズマ | [ 編集 ]
>スパズマさん
コメントありがとうございます!

>日の丸カラー
こういう配色のジェット戦闘機も実際にあるので、そうじゃないかなーと思いました。
流石にサンタクロースカラーって訳では無さそうですしw

ロボット時に緑色が入る事でアクセントになっていますね、
有ると無いとでは印象がガラリと変わるのでよく考えられていると思います。

キャノピー内に顔というのも「流石ムービーシリーズのデザインだなぁ」と感心します。
こういうちょっと変わったデザインってツボなんです。^^
2012/05/23(水) 22:24:50 | URL | 付喪 | [ 編集 ]
この型すごく好きです。両腕が合わさってキッチリ収まるところとか、ロボット時の翼の配置なんかも秀逸ですよね。
スラストは顔が黒くてクリアパーツも目立たなかったので、こうして色分けされているのを見て、こういう顔だったのかと再認識しました。
メックテックウェポンはトップスピンと同じのだとずーっと思っていました。ちゃんと別物だったんですね。
ブレイクアウェイも2個買ってたりしたのでエアレイドはパスしていたのですが、追加ジョイントとかも含めてまたいいなと思ってしまいました。
2012/05/24(木) 03:13:48 | URL | チャックルベリー | [ 編集 ]
>チャックルベリーさん
コメントありがとうございます!

この型のTFは簡単な変形ながら、ロボットモードが特異なシルエットを作り出している所がイイですね。
仰る通りきっちり揃えて収納する手の辺りとか変形していて楽しいですよね。^^

ダークサイドムーンの発売日にまず目に留まったのがこの人でした。
レッカーズとかの映画組は後回しにしてしまったw

スラストやブレイクアウェイしかも2個買いとは凄いですね!
戦闘機TFって複数揃えてチームを組みたくなりますよね、
似た様なのばかりなのにG1ジェットロンを6体揃えた事を思い出しますw
2012/05/24(木) 18:32:59 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



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