十三非常階段
●SPAWN ULTRA-ACTION FIGURES  ウィドー・メーカー
SPAWN Figure Widow Maker P5859

奈落の底に広がる魔界(ヘル)に対峙する勢力は天界(ヘブン)である。

魔界の尖兵ヘルスポーンが居る様に、天界にも同様に
エンジェルという戦士集団が存在し、互いに鎬を削っている。

スポーンの世界観は魔界、現世、天界から成り立っており、
ウィドー・メーカーは天界に属するエンジェルの一人だ。



SPAWN  Widow Maker MGP5873

  ◆ 名前 : ウィドー・メーカー

  ◆グループ: エンジェル

 
  ◆メーカー: MacFarlane TOYS (発売元レッズ)
         
  ◆シリーズ: スポーン・シリーズ5

  ◆ 発売 : 1996年7月

  ◆ 価格 : 2400円






SPAWN Action Figure WIDOW MAKER package

パッケージ




SPAWN Action Figure WIDOW MAKER GP5862

フロント

SPAWN』に於ける天界に属するエンジェルの大多数は女性で、
露出度が高いアーマーを着用したアマゾネスの様な風貌が特徴。

天界は一般の“天国”のイメージとは懸け離れた軍事的な側面が強く、
エンジェル軍団はスポーン達を狩り、残滅する事を目的とした戦士集団である。



SPAWN Action Figure WIDOW MAKER MGP5864

リア

通常のエンジェルは、いわゆる“天使の翼”なる物は無く、
背中にウイングを背負ったウィドー・メーカーは、
エンジェルの中でも特殊なスタイルを誇っている。

ウィドー・メーカーはコミックスには登場しないフィギュアオリジナルの
キャラクター故に、大胆なデザインを採用した物と思われる。




SPAWN  Widow Maker P5876

『天界の法の許可を得ていないスポーン狩りを行い、
エンジェル軍団に反逆するウィドー・メーカーは、
魔界のスポーン達だけではなく、エンジェル軍団達とも戦う。

彼女はヘブンからの忠告にも耳を貸さず、
誰よりも先にA-1クラスのエンジェルになる為に戦っている。』



SPAWN Widow Maker with Gooner P5849

『ウィドー・メーカーの透明な翼・スケルタルウイングは、
攻防共に威力を発揮する強力な武器にもなる。

彼女は常に信頼出来る仲間のグーナーを引き連れて旅をしている。
グーナーも又、ウィドー・メーカーの強さと決断力を当てにしているのだ。』





SPAWN  Widow Maker  Sword GP5891

ソード

エンジェルは銃火器ではなく槍や剣等の古典的な武器を扱い、
ウィドー・メーカーは複雑な形状の刀を武器としている。

シルバー塗装に加え、刃の両面にピンク色で炎の様な模様がプリントされている。

又、柄の部分はドラゴンをモチーフにしており、ファンタジーなイメージ。
コウモリの様な翼の造形やドラゴンの目まで赤く塗装している拘りが見事だ。



Widow Maker Skeletal Wings MGP5898

スケルタル・ウイング

ウィドー・メーカー最大の特徴である巨大な翼。

設定上、透明な翼が生えている事になっているが、
フィギュアでは骨組みのみで、奇妙なシルエットを作り出している。

加えて骨組みの造形は禍々しく不気味な物であり、
天使というよりは悪魔的なイメージを意図したデザインであろう。





SPAWN Figure Gooner GP5951

グーナー

蝙蝠の様な姿をした異界の生物。

バイオレーターを始めとするフレビアックの様に、巨大な頭部や
長く突き出た下顎を備えている為、魔界出身と思われる。

スポーンのサイドストーリー『アンジェラ』では、
魔界の戦闘シーンでグーナーに酷似したモンスターが登場している。



SPAWN Figure Gooner

下顎は別パーツで開閉可能となっており、
オマケ的なフィギュアに終わらせない拘りに感心する。

チェーンパーツも一つ一つ繋ぎ合わせている等、
当時のアメコミフィギュアとしては手の込んだ仕様である。



SPAWN Figure  Widow Maker MGP5947

グーナーの足パーツはC字型に造形されており、
ウィドー・メーカーの腕にセットする事も可能。

グーナー本体は軟質素材で造られているが、
脚部は硬質プラスティックを使用している為、
取り付けられているチェーンパーツを取り外そうとすると
破損の恐れがあるので試さない方が賢明だろう。





SPAWN Action Figure WIDOW MAKER package 2 GP5840

パッケージには20箇所可動とアピールされている物の、
本体の可動は8箇所なので一般的なフィギュアと然程変わらない。

肘や膝に関節を仕込むとスタイルが崩れてしまう弊害を回避する為に、
ウィドー・メーカーの本体の可動は全てロールが採用されている。



SPAWN Figure Widow Maker GP5881

首、肩、股関節に加え、右腕の二の腕、両脚の大腿部にも
ロール可動が取り入れられており、腕輪と脚輪の部分で
回転する為、分割線が目立たない様に配慮されている。




Widow Maker Skeletal Wings P5915

20箇所の可動の大半はウイング部に集中している。

本体に比べ、スケルタル・ウイングの関節は可動箇所が非常に多く、
迫力があるシルエットを自在に作り出す事が出来る。

ウイングは左右それぞれ3枚の翼から成り、パーツ数も多く、
全て異なる形状の骨組みの為、見映えする物となっている。





SPAWN Widow Maker Prototype Model

ウィドー・メーカーは試作品の段階では
通常の人間と同様の肌色となっていた。

試行錯誤を繰り返すマクファーレントイズのフィギュアは、
試作品と完成品とでは異なるパターンも多かった。



SPAWN Figure GP5942

製品ではグレーの肌となり、死者を思わせる
不気味な物に変更されている。

天界の反逆者というキャラクター設定から
この様な特殊な配色を採用した物と思われるが、
ショッキングピンクのアーマーには意外にもマッチしている。




SPAWN  Widow Maker MGP5903

スポーン・フィギュアとしては珍しくウェザリングや
血飛沫のスパッタリング等は加えられていない。

それでもアーマーや顔、爪は赤く塗装されている等、
細かく塗り分けられており完成度は高い。



SPAWN Figure GP5933

ウィドー・メーカーの複雑なデザインをフィギュアで再現する為、
全身のパーツはPVC等の軟質素材で造形されている。

特にウイングや前垂れ等のスカート部分は柔らかい素材の為、
破損の確立は低くなる様に設計されている事は好感が持てる。



SPAWN Action Figure WIDOW MAKER MGP5921

スポーンのフィギュアシリーズは6インチサイズで造られており、
フィギュア自体も大きい物である事に加え、ウィドー・メーカーは
関節可動が組み込まれた大型のウイングを備えている事で、
同サイズの他のフィギュアよりもボリュームが感じられる。

ウイングは開くと幅30cmにも及び、申し分無い迫力を誇る。




SPAWN Figure  Widow Maker GP5883

『スポーン』に登場するキャラクターは個性的なデザインの者が
多数存在し、フィギュアにもこの特徴を引き継いでいる事が嬉しい。

ウィドー・メーカーの様に天使でありながら悪魔的なシルエットを持ち、
不気味なグレーの肌にピンクの鎧という奇天烈さも、目に留まる要素であった。

常識的な概念に囚われない姿勢を貫き、自由な発想の元に製作された為、
スポーン・フィギュアは多くのファンに受け入れられた名作が多いのであろう。







widIMGP5981.jpg

◆参考にならない比較◆


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

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