十三非常階段
●THE TRANSFORMERS  ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール
Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL 4083

トランスフォーマー生誕の地アメリカに於いても
TF関連グッズは数多く存在し、特に爆発的ヒットを飛ばした
G1初期シリーズでは数々のアイテムが登場した。

コンボイやメガトロンという主役級キャラクターのみならず、
一般的にはマイナーなTFですら、タカラ製変形トイとは異なる
TF関連グッズとなっている事が、絶大な人気の表れであろう。



Transformers G1 DINOBOT Take Apart Stamp SNARL 015



  ◆ 名前 : スナール

  ◆ブランド: ダイノボット テイク・アパート・スタンプ

  ◆ 変形 : スタンプ







Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL package

◆メーカー: HG TOYS   `

◆シリーズ: THE TRANSFORMERS

◆ 発売 : 1985年     `

◆ 価格 : 日本未発売   `




Transformers G1 DINOBOT Take Apart Stamp SNARL 998

恐竜モード

ダイノボット・スナールが変形する恐竜の
ステゴサウルスの姿で立体化されている。

G1初期の変形トイを基にした造形で、
頭部、四肢、ボディ各部の再現度も高い。



Transformers G1 DINOBOT Take Apart Stamp SNARL 4003

リア

尻尾が地面に接地している引きずる様な体型は、
20世紀後半まで正しいとされていた恐竜の姿だ。

往年のファンであれば、1985年当時の恐竜の姿は
現在と異なっていた事が想起されるであろう。



Transformers G1 DINOBOT Take Apart Stamp SNARL 008


サイド

胴体中央の分割線、前脚と後脚の膝の関節部、
脇腹には前脚を収納する溝までモールドしている。

全体的なバランスや体型、パーツ構成は変形トイ版の物を
引き継いでいる事に加え、 特徴的な背中のヒレも6対造形されており、
メカニカルなステゴサウルスの雰囲気は遺憾なく再現されている。




G1ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール 087

スタンプ・スナールの成形色はシルバー一色なので、
一見して塗装箇所が多い事が見て取れる。

G1スナールの変形トイ版の様なメッキこそ施されていない物の、
赤、黒、ゴールドの部分は 全て塗装処理されているという
一手間掛けている豪華な仕様で、関連グッズながらも納得の仕上がりだ。



G1トランスフォーマー ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール 4022

テイク・アパート・スタンプ スナールは、
ロボットモードに変形する事は出来ない。

それにも拘らず変形トイ版を再現した
造形は見事な物で非常にリアルだ。

何も知らずにスタンプ・スナールを見たら、
ロボットに変形すると信じてしまうだろう。




ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール 018

『寡黙で不機嫌な一匹狼の戦士スナールは、
戦いの中にだけ幸福感を得る事が出来る。

彼は自身の恐竜モードを嫌っており、
セイバートロン星に帰還する事を切望している。』



Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL 93

スナールのキャラクター設定では恐竜モードを好んでいないにも拘らず、
スタンプ・スナールは恐竜モードオンリーという所が皮肉だ。

後の1990年発売のアクションマスター・スナールは、
逆にロボットモードのみで恐竜に変形出来ないので、偶然とはいえ
スタンプ・スナールと関連を考えさせられるアイテムである。




トランスフォーム!
Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL transform




G1トランスフォーマー ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール 30

テイク・アパート(TAKE APART)とは、分解する、
バラバラになるといった意味があり、その名の如く
ボディの各パーツを取り外す事が可能。

着脱式の頭部や脚部、尻尾の内側にはスタンプが隠されている。




Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL Head

頭部

首の内側にゴム製のスタンプが取り付けられており、
頭部という部位に相応しく『スナール』のスタンプ。

恐竜の身体の各部にスタンプを仕込ませてしまう事に加え、
取り外して使用するという発想が凄い。




Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL Right Leg

右脚

脚部の付け根にもスタンプを内蔵。

ダイノボット・テイク・アパート・スタンプは、
HGトイズという玩具会社が発売しているが、
ハズブロのメーカーライセンスを取得している
正規のトランスフォーマーアイテムだ。



Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL Right Leg 2

右脚のスタンプのキャラクターは『グリムロック』。

本体のモデルはスナールだが、内蔵されている
スタンプはダイノボットの各メンバーとなっており、
数字やアルファベット等の一般的な文字ではない所に
TFグッズらしさが表れている嬉しい仕様のトイである。




Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL Left Leg

左脚

G1初期のTFトイの製造元はタカラが中心で、
バンダイが輸出した元ドルバックのロードバスターホワール
元マクロス・バルキリー型ジェットファイアー等も含めて、
ほとんどのアイテムが日本製であった。

ダイノボット・テイク・アパート・スタンプはハズブロ以外の
他社製品という事もあり、香港製で当時としては珍しいTFトイだ。



Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL Left Leg 2

左脚には『スラージ』のスタンプを内蔵。

スタンプのデザインはロボットモードの全身像で、
変形トイのパッケージイラスト、通称ボックスアートを
踏襲した物を採用しスタンプとしている。




Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL Tail

尻尾

4体目のダイノボットは『スラッグ』。

頭部、右脚、左脚、尻尾という四つの部位にスタンプを
配置している為、5人目のダイノボット・スワープ
スタンプが無い所が惜しい面である。




Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL Body

ボディ

スタンプ以外のボディは余剰パーツではなく、
背中のヒレのパネルを開くとスタンプパッドが
現れるという、驚くべきアイテムなのだ。

スタンプのみならずスタンプ台まで内蔵した至れり尽くせりの仕様は
予想を超えており、非常にプレイバリューが高い。



Transformers G1 DINOBOT TAKE APART STAMP SNARL Body 2

更にスタンプパッドが内蔵されているだけにとどまらず、
スタンプパッドの幅は各スタンプの直径に
フィットする様に設計されている拘りの造形。

この様にダイノボット テイク・アパート・スタンプは、
タカラ製変形トイではない他社製品だと侮る事は出来ない、
驚くべき完成度を備えたアイテムなのである。




Transformers G1 DINOBOT Take Apart Stamp SNARL 068

ダイノボット テイク・アパート・スタンプ』と題された
このアイテムは、変形トイシリーズとは異なる遊び重視の玩具である。

トランスフォーマーキャラクターの姿をしたトイに実用性を付加しており、
スタンプの機能を体内に内蔵している事がスタンプ・スナールの特徴。





Transformers G1 DINOBOT Take Apart Stamp SNARL  PEN 990

ペン

このアイテムにはペンが2本同梱されており、
当方所有の個体には青と紫のマーカーペンが付属している。

全てのダイノボット テイク・アパート・スタンプのセットに
青と紫のペンが付属する訳ではなくカラーはランダム。

既製品の普通のペンであり特別な所は一切無く、
スタンプ・スナールと絡めて機能するギミックも当然無い。



Transformers G1 DINOBOT Take Apart Stamp SNARL  PEN 4099

ダイノボット テイク・アパート・スタンプのセットは
画用紙等にペンで絵を描き、スタンプも押して遊べるといった
お絵かきセット”とでも言うべき内容のトイなのである。

児童のお絵かき遊びにスタンプを加えるという
遊び方の提案を具現化したトイセットだ。





G1トランスフォーマー ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール 4071

このトイの正式名称は『ダイノボット テイク・アパート・スタンプ』であり、
スナールの名前はパッケージのどこにも記載されていない。

しかし100%『スナール』であることは確実で、
スナールと呼ぶ事に差し支えは無いだろう。

では何故、敢えてスナールの名前を記載しなかったのだろうか。



G1トランスフォーマー ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール 4072

それは他のダイノボット4名のグリムロックスラージスラッグスワープ
ダイノボット テイク・アパート・スタンプ』が造られなかったからであろう。

即ちスタンプ版ダイノボットはスナール一種類のみであり、
唯一のダイノボット テイク・アパート・スタンプであるが故に
スナール』の名称を表記する必要が無かった為と思われる。




G1トランスフォーマー ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール 4077

個別名称を記載しなかった事からも分かる様に、
当初からスナール一種類しか造る予定が無かったと推察される。

然れども、スナールというキャラクターを選んだ理由は不明だ。

スナールダイノボット5人の中でもあまり目立たない存在であり、
アニメでも設定通り無口で活躍シーンも少ない方であった。



G1トランスフォーマー ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール 075

ダイノボットのリーダーであり最も活躍の場が与えられていた
グリムロックではない事が不思議である。

グリムロックが変形するティラノサウルスの様な二足歩行の恐竜では、
スタンプを組み込む事が難しいと判断したのかもしれない。



Transformers G1 DINOBOT Take Apart Stamp SNARL 079

スナールと同じく四足歩行恐竜のスラッグスラージの方が
アニメでは目立っており、体型的に類似しているスラッグでも
何ら問題は無い様にも思えるが、敢えてマイナーキャラの
スナールを選定した開発者のセンスが非常に興味深い。



Transformers G1 DINOBOT Take Apart Stamp SNARL  4081

このスタンプ・スナールのトイはHGトイズという玩具メーカーが
製作した物で、日本のタカラは関与していない。

アメリカ人のセンスは日本人とは異なる面も多いので、
ダイノボット テイク・アパート・スタンプの場合も
日本人ならば選ばない様なキャラクターなのかもしれない。




Transformers ELECTORONIC VOICE CHANGER ENEMY 123

この様な例は他にも存在し、ロボットの頭部型ボイスチェンジャー
キャラクターも、カセットロンの中で最も活躍していた
青いフレンジーではなく赤いランブルであった。

この製品もダイノボット テイク・アパート・スタンプと同じく
キャラクター名は記載されず、単に『エネミー(敵)』とされていた。

余談だがこれが基になって、後々にフレンジー、ランブルとは
別人のエネミーという名称のTFが登場する事になる。



Transformers COIN BANK THRUST 119

同時期に発売されたトランスフォーマー・コインバンク、即ち貯金箱は
ジェットロン型なのだが、リーダーのスタースクリームではなく
何故かスラストを選んでいるという摩訶不思議な感覚。

メインキャラを敢えて外しているかの様な、当時のTFグッズを
担当していたアメリカ人のセンスは非常に面白く映る。






ダイノボット・G1スナールとの比較◆
Transformers TF G1 DINOBOT SNARL with TAKE APART STAMP SNARL 4103

恐竜モード

スタンプ・スナールは、変形トイのG1スナールと
ほとんど同サイズで造られており、ボリュームがある。

体型や各部のディティールは変形トイ版と
同様の部分が多く、よく研究して製作された事が分かる。

又、身体の各パーツを取り外せる都合、スタンプ・スナールには
首と尻尾の回転が加わっており、ポージングでは変形トイ版より勝っている。



TF G1 DINOBOT SNARL with TAKE APART STAMP SNARL 106

リア

G1スナールのダイキャストの重みや金メッキの豪華さには
及ばないまでも、スタンプ・スナールは大きさやスタイル、
塗装箇所の多さ等、満足のいく完成度と言えよう。

スタンプ遊びのトイとしては非常にリアルな造形で、
変形トイ版に匹敵する存在感には舌を巻く。




G1トランスフォーマー ダイノボット テイク・アパート・スタンプ スナール 096

正規ラインの変形トイだけがトランスフォーマーではない。

タカラ、ハズブロ以外のライセンス商品や食玩等のTFグッズには
興味深いアイテムも多く、各社独自のアレンジや
予想も出来なかったアイディアが盛り込まれており、
子供のみならず大人のTFファンを魅了するクオリティを備えている。

トランスフォーマー・トイの世界は奥が深い。
そしてTFトイへの好奇心と探究心はこれからも尽きる事は無い。








DINOBOT TAKE APART STAMP 117

◆参考にならない比較◆


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
ダイノボットの玩具では高級感もあって<span style="background-color:#FFFF00;">スナール</span>が最も好きです。スタンプ台の関係で<span style="background-color:#FFFF00;">スナール</span>なのだと思います。首と尾も動くとあっては飾るだけで楽しめることでしょう。また面白い関連商品があれば教えて下さい。
2014/03/01(土) 16:50:31 | URL | 紅澪斗燭鍍 | [ 編集 ]
>紅澪斗燭鍍さん
G1ダイノボットはメッキパーツが多かったので豪華な印象でした。
特にスナールは金メッキが多くて綺麗でしたね。

スタンプ・スナールはメッキでは無いですが、塗装箇所が多くてナカナカの精度です。
TF関連グッズは面白い物が多いので、またいつか記事にするかもしれません。
2014/03/01(土) 23:07:31 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



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