十三非常階段
●トランスフォーマー ロストエイジ  AD-05 ダイノボット スコーン
TRANSFORMERS LOST AGE AD-05 DINOBOT SCORN Spinosaurus 142

男児玩具に於いて、“恐竜”は外せないモチーフの一つであろう。
加えてロボットに変形するのであれば、魅力は倍増する。

G1期のダイノボットを筆頭に、トランスフォーマーでも
様々なシリーズで恐竜型TFが登場しており、
時代によって異なる解釈が成されている面が興味深い。

リアルさが特徴のムービーシリーズで登場した新生ダイノボットも、
それまでに無いデザインによりファンを驚かせてくれた。



TRANSFORMERS LOST AGE AD-05 DINOBOT SCORN 175
  ◆ 名前 : ダイノボット スコーン

  ◆グループ: ダイノボット

  ◆ 変形 : スピノサウルス

 
  ◆シリーズ: トランスフォーマー ロストエイジ

  ◆ 発売 : 2014年5月17日

  ◆ 価格 : 2800円




Transformers AGE OF EXTINCTION AD-05 DINOBOT SCORN package 2

パッケージ




TRANSFORMERS LOST AGE AD-05 DINOBOT SCORN Spinosaurus 113

ビーストモード

白亜紀前期に生息していた肉食恐竜で、
体長は13~15mにも及び、獣脚類の中では最大級。

背中には帆が備わっており、最大1.8mにも発達する。
これは体温調節の為の放射板とする説が有力。

細長い口と真っ直ぐな歯の形状から、
主に魚を捕食していたと考えられている。



TRANSFORMERS LOST AGE AD-05 DINOBOT SCORN Spinosaurus 2126

リア

トランスフォーマー ロストエイジ』のダイノボットは、
メカニカルなロボット要素と化石を思わせる骨を融合させたデザインが特徴。

意図的に尖ったエッジ部分が各所にモールドされており、
攻撃的なイメージを引き出している事が分かる。



TRANSFORMERS LOST AGE Movie Advanced Series AD-05 DINOBOT SCORN Spinosaurus 217

サイド

胴体と同様の長さを誇る巨大な尻尾が目を引く。

実際の二足歩行恐竜が、尻尾を引き摺らずにバランスを取って
前傾姿勢の体勢で歩行していたという説に基づいたスタイルだ。

スコーンの恐竜モードでは明確な踵パーツが無い為、後ろ側に倒れ易く、
上半身を深く折り曲げた状態にしないと自立は難しい。




TRANSFORMERS LOST AGE Movie Advanced Series AD-05 DINOBOT SCORN 149

ムービーTFらしく全体的に各部が細かくデザインされている。

特徴的な背中の帆及び尻尾部分は、軟質素材で成形されている為、
破損の心配が軽減されている配慮も嬉しい面だ。

但し、軟質パーツに施された塗装は剥離し易い傾向があるので注意が必要。



トランスフォーマー ロストエイジ AD-05 ダイノボット スコーン 150

恐竜モードでも可動は優秀で、腕部、脚部の付け根は
ボールジョイントが使用されており自由に動かす事が出来る。

頭部はロボットモードで右腕になる事もあって
首は上下左右に可動し、巨大な顎も開閉可能で表情付けに重宝する。




トランスフォーム!
Transformers AGE OF EXTINCTION AD-05 DINOBOT SCORN transform

腰を90°回転させると連動して、頭部、肩及び腕部が
上方に移動するという、オートモーフ機構が内蔵されている。




TRANSFORMERS AGE OF EXTINCTION AD-05 DINOBOT SCORN 2166

ロボットモード

人型のスタイルを維持しながらも、左腕には巨大な尻尾が
そのまま配置され、武器になっている奇抜さが目新しい。

TFロストエイジのダイノボットのロボットモードは、
西洋甲冑をモチーフにデザインされており、
全身が鎧で覆われた様なスタイルが与えられている。



TRANSFORMERS AGE OF EXTINCTION AD-05 DINOBOT SCORN 2169

リア

スピノサウルスの帆が背中の左右に配置され、
ウイングの様なシルエットを作り出している。

ボリュームのある上半身に対し脚部が若干短いきらいがあるが、
パワフルな印象を与える事には成功しており、
ロボットとして非常に纏まりが良いデザインだ。




トランスフォーマー ムービーアドバンスドシリーズ AD-05 ダイノボット スコーン 2185

シンプルなデザインのマスク顔も中世の騎士の
甲冑をイメージしている事が窺える。

ムービーシリーズのTFは複雑なデザインが多かっただけに、
TFロストエイジのダイノボットは意外性があり興味深い。

又、恐竜の頭部は右腕に変形しているにも拘らず、
腰側面のアーマーにも恐竜の顎を再現しているデザインが面白い。



トランスフォーマー ロストエイジ AD-05 ダイノボット スコーン 2181

首と股関節にボールジョイント、二の腕と大腿部には
ロールが組み込まれ、肩は前後左右に回転可能。

肘、右手首、膝に可動軸を備え、膝は二重関節となっている。

腰は背中のロックを外せば半回転させる事も出来、
あらゆるポーズ付けが可能な為、可動フィギュアとしても楽しめる。




トランスフォーマー ロストエイジ AD-05 ダイノボット スコーン 2177

トランスフォーマー ロストエイジ』シリーズのトイは、
パッケージスタイルは海外版と同様のデザインを踏襲しているが、
トイの仕様は変更されており、日本版は塗装箇所が
大幅に追加されている事が特徴である。



TRANSFORMERS AGE OF EXTINCTION AD-05 DINOBOT SCORN 184

スコーンはメタリックレッドやガンメタル等のメタリック塗装が美しい。

頭部や胸部等、全身に塗装が施されている為、重厚なイメージを引き出しており、
肩と胸部の模様がゴールドに塗られている所は日本版独自の仕様。

又、左腕に位置した恐竜の尻尾のグラデーション塗装等、目に留まる箇所も多い。

海外版のアメリカでの定価:$14.99に比べると、日本版は
二倍に近い高額さの為、塗装箇所が多い事は当然かもしれない。





TRANSFORMERS LOST AGE Movie Advanced Series AD-05 DINOBOT SCORN Spinosaurus 154

『スコーンは恐竜の顎に加え、戦車の如き特性を備えている。

戦槌の様な脚による歩みは雷鳴の如く轟き、
彼は地響きを上げて突き進む。』




TRANSFORMERS LOST AGE AD-05 DINOBOT SCORN Sword 2187

スクラップメーカーソード

G1期のダイノボットも剣を武器としていただけに、
TFロストエイジのダイノボットにも剣を付属させた配慮は嬉しい所。

スコーンの剣は両刃で、片側はサバイバルナイフの様な
ギザギザのモールドが施されているデザイン性が高い武器だ。



TRANSFORMERS LOST AGE AD-05 DINOBOT SCORN Spear 193

スピア

スピノサウルスの長い尻尾は、ロボットモードでは
左腕その物となり、同時に長大な槍という武器になる。

この左腕には付属する剣を収納しておく事が出来、
剣のギザギザの刃が攻撃的なデザインの槍にもマッチしている。






TRANSFORMERS LOST AGE AD-05 DINOBOT SCORN Spinosaurus 2145

G1期のダイノボットは5体のロボットで構成され、
メンバー全てが有名な恐竜をモチーフとしていた。

グリムロック : ティラノサウルス
スラージ   : ブロントサウルス
スラッグ   : トリケラトプス `
スナール   : ステゴサウルス `
スワープ   : プテラノドン  `

TFロストエイジではメンバーが追加されており、
スピノサウルスのスコーンも新たに加わった一員だ。




TRANSFORMERS AOE DINOBOT SCORN TRANSFORMERS GALAXY FORCE DINOSHOUT 2246

スピノサウルス型のTFは多くはなく、2005年の
トランスフォーマー ギャラクシーフォース』に登場した
ダイノシャウト(海外名:アンダーマイン)以来の物。

他にもダイノシャウトのリカラー版で、赤、オレンジ、黒に
リペイントされたリパグナスも存在する。



TRANSFORMERS AOE DINOBOTS SCORN PCC SPINOSAURUS DRONE 253

パワーコアコンバイナーズ』シリーズ・5パックの
グリムストーンに付属する一体もスピノサウルスドローンという
名称を持つが、どこから見てもディメトロドンである。

これは流石にスピノサウルス型TFとは呼べないので、
スコーンは2タイプ目のスピノサウルス型TFと言えるだろう。




TRANSFORMERS LOST AGE Movie Advanced Series AD-05 DINOBOT SCORN 162

一昔前までは、背中に帆のある恐竜と言えばディメトロドンだったのだが、
現在ではスピノサウルスの方が有名になっているので、PCC版も敢えて
スピノサウルスドローンという名称を与えていると思われる。

正確さよりも子供に認知されている方を選んだ結果であろう。



TRANSFORMERS LOST AGE Movie Advanced Series AD-05 DINOBOT SCORN Spinosaurus 2240

スピノサウルスは比較的無名な恐竜であったが、
2001年に公開された映画『ジュラシックパークⅢ』に登場し、
最大級の肉食恐竜としてインパクトのある活躍を披露した為、
世界中の一般層にも認知される事となった。

大作映画の影響は大きく、スピノサウルスは
子供でも知っているポピュラーな恐竜となった。





トランスフォーマー ムービーアドバンスドシリーズ AD-05 ダイノボット スコーン 2199

トランスフォーマー ロストエイジ』シリーズのダイノボットは、
いずれも特徴的なカラーで構成されているという特徴がある。

グリムロックはカッパー&シルバーの為、G1グリムロック
ゴールド&シルバーのカラーを引き継いでいる感はあるが、他のダイノボットは
紫、赤、、緑等、各キャラクター毎に異なるカラーリングだ。



TRANSFORMERS AGE OF EXTINCTION AD-05 DINOBOTS SCORN 2206

これは意図的にカラフルな配色を採用した物と思われ、
分かり易さを第一に考慮した結果であろう。

2014年は実写映画・第四作目の公開だけではなく、
トランスフォーマー生誕30周年記念の年でもある為、
ハズブロ主導による「原点回帰」の方針が投影された商品が多い。

この原点回帰は、主に子供を対象にする事が考慮されている。




トランスフォーマー ムービーアドバンスドシリーズ AD-05 ダイノボット スコーン 207

又、恐竜型ロボットであり、グリムロック以外は「(ス)」の字で始まる名称
という共通項があるダイノボットは、似た様なイメージに陥り易い。

更にSで始まる名前のダイノボットは、いずれも攻撃的な意味合いを持つ
言葉が選ばれている為、名前から受けるイメージが類似してしまうのだ。



トランスフォーマー ロストエイジ AD-05 ダイノボット スコーン 197

大人のTFファンにはキャラの識別など造作も無い事だが、
ほとんど初見となる子供達には混同してしまう懸念があるのも事実。

カラーを明確に分けた理由は、メインターゲット層の子供にも
分かり易くする為の措置と考えるのが妥当であろう。



TRANSFORMERS LOST AGE AD-05 DINOBOTS SCORN 214

旧来からのTFファンにとっては、ダイノボットは
金、銀、赤のカラーで構成される
事に馴染みがあるが、
ロストエイジ シリーズでの斬新なカラーリングは、TFの
新境地を示す事にもなるので歓迎すべき配色と考える事も出来る。




トランスフォーマー ムービーアドバンスドシリーズ AD-05 ダイノボット スコーン 237

太古に生息した恐竜を変形モードとしている為、
ロボットモードも中世の騎士という、古めかしいイメージで
統一感を表現しているアイディアは非常に興味深い物だ。

スコーンも他のダイノボットと同様に戦闘的な
スタイルが与えられており、加えてスタイリッシュさも
持ち合わせている優れたデザインが魅力である。

TFロストエイジの第一弾トイの中でも、新生ダイノボットを
強力に印象付けた功績は大きい物と言えるだろう。








TRANSFORMERS DINOBOTS 2257

⇒ ◆参考にならない比較◆





⇒ ダイノボット EX ブラックナイトスコーン  `

⇒ ダイノボット AD-24 ストレイフ       `
⇒ ダイノボット AD-25 ダイノボット スラッシュ
⇒ ダイノボット 限定 スラッグ G1カラーVer.`
⇒ ダイノボット EX ブラックナイトスラッグ  `







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
胴のモールドが迫り出して頭部になるのを楽しめ、収納時の剣がモールドをなすのも面白く思いました。スピノサウルスの手首も動けばと思っては贅沢がすぎるでしょうか。
2014/06/01(日) 05:49:47 | URL | 紅澪斗燭鍍 | [ 編集 ]
>紅澪斗燭鍍さん
さりげなくオートモーフが組み込まれていて、
変形が簡略化されているアイディアはなかなか良いですね。

ロボットモードの可動は非常に優秀で、
スピノサウルスモードでも思ったより可動するので及第点でしょう。
2014/06/02(月) 19:47:16 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



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