十三非常階段
●TRANSFORMERS DINOBOTS  ダイノトロン
TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON 5856

恐竜型トランスフォーマーで構成されるダイノボット部隊は、
G1期の初代ダイノボットだけではない。

ビーストマシーンズ期の『TRANSFORMERS DINOBOTS』は
トイのみで展開した為、従来のダイノボットよりはマイナーだが、
多種多様な恐竜に変形するダイノボット達が揃っていた。

その名も『ダイノトロン』という、ダイノボットの代表の様な名前を持つ
このTFは、パキケファロサウルスという、これもまたマイナーな恐竜に
変形する辺りが、逆に興味を惹かれる存在であった。



トランスフォーマー ダイノボッツ ダイノトロン 886  ◆ 名前 : ダイノトロン

  ◆グループ: ダイノボット

  ◆ 役割 : 陸上歩兵

  ◆ 変形 : パキケファロサウルス

 
  ◆シリーズ: TRANSFORMERS DINOBOTS

  ◆ 発売 : 2000年3月

  ◆ 価格 : 日本未発売




TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Package

パッケージ




TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Pachycephalosaurus 961

ビーストモード

ドーム状の分厚い頭骨が特徴の植物食恐竜。

パキケファロサウルスとは「厚い頭のトカゲ」の意味があり、
日本でも堅頭竜に分類される、特殊な頭部形状の恐竜。

頭部は雄同士でぶつけ合って優劣を競ったり、
肉食恐竜からの防御に利用した等、様々な説が唱えられたが
否定的な見解も多く、完全な解明には至っていない。



TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Pachycephalosaurus 964

リア

元々はヴェロキラプトルとして造られたトイの頭部を差し替えているだけに、
胴体部分はパキケファロサウルスと異なる所も多い。

しかしヘルメット状の頭部の存在感は大きく、
パキケファロサウルスとして認識可能なトイに仕上がっている。




TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Head Butting Action

頭部には頭突きを再現したアクションギミックが搭載されている。

恐竜の下顎を開くと、連動して頭部のヘルメット状のコブが
せり上がるという、他に類を見ないギミックが特徴的。

パキケファロサウルスのイメージを頭突きという形で再現した
アイディアは秀逸で、トイとして大いに楽しめる。




トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボッツ ダイノトロン パキケファロサウルス 5864

恐竜モードでもポージングは可能で、
顎の開閉に加え、腕部はボールジョイントで
接続されているので自由に動かす事が出来る。

脚部はロボットモードで腕になる事もあって可動箇所が多い。

又、つま先と踵が開いている事で接地性が良く、
尻尾が浮いた状態でも自立可能。




マキシマイズ!
TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Transform




トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボッツ ダイノトロン 5894

ロボットモード

胸部に恐竜の頭部がそのまま配置される、
ビーストウォーズ』期らしさが表れたスタイルだ。

頭部や脚部にはメカ要素も取り入れられており、
生身と機械の融合が秀逸なデザインである。



トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボッツ ダイノトロン 878

リア

高い頭身や手足の長さも均衡が取れており、
抜群のスタイルを誇るビーストTFだ。

恐竜の脚部がそのままロボットの腕部になる為、
拳は鉤爪状になっており、攻撃的で野性味溢れる
イメージを作り出している事も特徴の一つ。




TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON 888

ビーストウォーズ期のTFトイは、フルポーザブルを実現しており、
ダイノトロンも他の例に漏れずフル可動を備えている。

首、股関節、膝にボールジョイントを使用、肩は前後左右に回転、
二の腕にはロール、肘は可動軸により曲がるのであらゆるポーズ付けが可能。

腕部の爪は開閉可能で表情付けに有用、
脚部はつま先と踵パーツが個別に動かせるので接地性も良い。




TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON 5956

『生来、頑固でぶっきらぼうなダイノトロンは、
ダイノボットの中で最も非協力的なメンバーだ。

彼は新たなテクノオーガニック・ボディの姿を
好んでいないが、セイバートロン星を支配した
メガトロンの“新たな秩序
にも嫌悪感を抱いている。』



トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボッツ ダイノトロン パキケファロサウルス 5967

『ダイヤモンド製のプレートを装備したヘルメットと
爆発的な突進力により、ダイノトロンはビーコン軍団
吹っ飛ばせる能力を備えている。

チタン製の皮膚はあらゆる攻撃を跳ね返し、
巨大な尻尾は厚さ20フィートものコンクリートを粉々に粉砕する。

尻尾は展開して回転式のブレードに変形し、
触れた全ての金属を炭化、崩壊させる事が出来る。』




トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボッツ ダイノトロン テックスペック 950

テックスペック

・体力 : 7.5
・知力 : 6.3
・速度 : 4.2
・耐久力: 6.8
・地位 : 5.0
・勇気 : 8.6
・火力 : 7.1
・技能 : 8.5





TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Sword 03

ソード

尻尾の内部に隠された骨格状の武器。

ダイノトロンの手は恐竜の脚部が変形している為、
人型の拳を有していないが、前後の爪の間に設けられた
5ミリジョイントにソードの柄の先端を差し込んで保持させる事が出来る。




TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Spinning Blade 28

スピニングブレード

尻尾を開いた状態の独自の大型武器。

この尻尾が変形した武装は、日本版キャラではシールドの設定だが、
海外版キャラでは回転式の刃物の武器とされており、
同型の武器ながらも日米の捉え方に違いがあって面白い。



TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Spinning Blade Attack 909

基部に設置されたスイッチを押し込むと、ブレード部分が
勢い良く回転するギミックを搭載した優れた武器である。

ロボットの身長を超えるブレードの回転は迫力があり、
スイッチを何度も押せば連続回転させる事も可能。




TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Spinning Blade 954

ダイノトロンはビースト、ロボットモードのスタイルの良さも然る事ながら、
全身の自由度の高いフル可動を備えた設計、
恐竜モードのヘッドバット・アクションや、ロボットモードの
シークレットウェポン、武器の回転ギミック等、
トイとして楽しめる要素が多い傑作トイだ。



トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボット ダイノトロン 934

尻尾が変形した武器は、中央にソードを
取り付けたままの状態にする事も出来、
このままでも回転ギミックは有効である。

ギアによる回転ギミックだけではなく、
様々な形態を作り出せるアイディア溢れるTFトイだ。






トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボッツ ダイノトロン 899

TRANSFORMERS DINOBOTS』は、海外で『ビーストマシーンズ』が
展開していた時期に登場したトイオリジナルシリーズだ。

ラインナップは既存の恐竜型ビーストTFのリペイント版で構成され、
海外では未発売となっていた『ビーストウォーズ ネオ』の
恐竜型TFトイも多数組み込まれている事が特徴。



TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOT DINOTRON 941

ビーストマシーンズ』シリーズが展開していた2000年から発売され、
パッケージスタイルもビーストマシーンズのトイと同様の
デザインを踏襲している為、「ビーストマシーンズ ダイノボッツ」や、
マシーンズ ダイノボット」等と俗称されるシリーズである。



トランスフォーマー ダイノボット ダイノトロン 5947

TRANSFORMERS DINOBOTS』のタイトルを持つシリーズは二つ存在し、
2000年~2001年のビーストマシーンズ期の物から2年後にも登場している。

2003年に展開した『TRANSFORMERS DINOBOTS』は、
TRANSFORMERS ARMADA』の時期に発売された別シリーズで、
こちらは「アルマダ ダイノボッツ」と呼称される場合が多い。




トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボッツ ダイノトロン & ビーストウォーズネオ ハードヘッド 970

パキケファロサウルス型のダイノトロンは、1999年に日本で展開した
ビーストウォーズ ネオ』シリーズのD-37 ハードヘッド
のリペイント版だ。

ハードヘッドは、海外版『ビーストウォーズ』で登場したグリムロック
恐竜の頭部、ロボットの頭部及び脛パーツを差し替えたリデコレーション版だった。

BWグリムロックは、BWダイノボットと酷似した形状のTFだが
新たに金型が起こされており、この金型は後期版ダイノボットにも使用された。




トランスフォーマー ビーストウォーズ ダイノボット & ビーストマシーンズ ダイノボッツ ダイノトロン 5973

この様に遡ってみると、元々の原型になったトイは、
ビーストウォーズ・ダイノボットである事が分かる。

BWダイノボットは非常に完成度の高いトイであった為、
リペイント、リデコ版が多数製作されており、その総数は二桁に上る程だ。

その中でもリデコ版のパキケファロサウルス型のトイは、
BWネオのハードヘッドとマシーンズダイノボットのダイノトロンのみである。




TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON & BEAST WARS NEO HARDHEAD 5977

ダイノトロンのキャラクター設定は、BWネオの
ハードヘッドを多分に意識している事が窺える。

陸上戦闘を得意とする歩兵である事、
あらゆる攻撃を物ともしない頑強なボディ、
敵を吹っ飛ばす強力な頭突き攻撃、
周りに耳を貸さない頑固な性格等、
ハードヘッドと共通する面が多く見受けられる。




トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボット ダイノトロン 5949

ハードヘッドはビーストウォーズ ネオのアニメに於いて、
たった1話しか活躍の場が与えられなかったキャラクターだが、
強力な個性で記憶に残る存在であった為、
この様にハードヘッドのリカラー版のダイノトロンにも
大きな影響を与える事となったのであろう。






TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON Spinning Blade 980

ビーストマシーンズ・ダイノボッツの面々はトイオンリーの
シリーズであった為、CGアニメの『ビーストマシーンズ』には登場しない。

しかしダイノトロンのキャラクター設定でも、BMメガトロン
セイバートロン星を支配している事
が記されている様に、
世界観はビーストマシーンズの物と共通している事が分かる。



拡大可能 TRANSFORMERS BEAST MACHINES DINOBOTS DINOTRON BOTCON COMICS

アニメには未登場となったBMダイノボッツだが、
コミックスには脇役ながら登場を果たしている。

ボットコン2001で発売された『THE WRECKERS No.1』及び、
ボットコン2002の『Enter The Wreckers,Part.2 “Betrayal”』に描かれている。

ダイノトロンもスピニングブレードを武器に戦うシーンが描かれており、
僅かながらもBMダイノボッツの活躍を目にする事が出来る。




トランスフォーマー ビーストマシーンズ ダイノボッツ ダイノトロン 958

アメリカに於いても日本でのみ展開した
ビーストウォーズⅡ』や『ビーストウォーズ ネオ』のトイは、
ハズブロによるネット通販という形で販売が行われていた。

しかし全てのトイが発売された訳ではなかった為、
TRANSFORMERS DINOBOTS』の様に日本版TFを基にしたトイが
一般発売された事は、多くのTFファンを歓喜させたに違いない。

様々なバリエーションのトイが生み出される事は、
世界展開を行っている『トランスフォーマー』ならではと言えるだろう。








BEAST MACHINES DINOBOTS 5990

◆参考にならない比較◆







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

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