十三非常階段
●戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン
TRANSFORMERS MEGA SCF 01 CONVOY TV Version. 3221

21世紀を迎えて間も無かった当時、日本に於けるトランスフォーマーは
アニメ放送も無く、児童誌の連載もストップしており、
一般の児童にアピールする術が無かった為、発売されるトイも
大人を対象にした復刻版やマニアックな物が中心となっていた。

その様な展開の中で登場したメガSCFは、関節可動を備え、
アニメ設定を再現した非変形アクションフィギュアであり、
既存のTFトイには無かったスタイルが斬新に映った。

そして第一号アイテムとなったのは、トランスフォーマーの代名詞として
外す事の出来ないキャラクター、コンボイ司令官であった。



トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン 3183  ◆ 名前 : コンボイ TVバージョン

  ◆グループ: サイバトロン

  ◆ 役割 : 総司令官

 
  ◆シリーズ: MEGA SCF

  ◆登場作品: 戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー

  ◆ 発売 : 2002年2月末

  ◆ 価格 : 1980円




TRANSFORMERS MEGA SCF 01 CONVOY TV Version. Package

パッケージ




戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン 3169

フロント

海外ではトランスフォーマー生誕の年と同じ1984年から、
日本では1985年からTV放送された、最初期のアニメ作品
戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』に登場する
コンボイのデザインを忠実に再現した可動フィギュア。

頭身や手足の大きさやバランス等、アニメそのままの姿で
造形されており、限りなくアニメ設定に近付けようとする姿勢が窺える。



戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン 174

リア

変形トイ版とは大幅に異なる背部のデザインもアニメ設定を
取り入れており、アニメ版コンボイを忠実に再現したフィギュアとしては、
タカラが発売した物の中では最高峰のアイテムだ。

又、関節以外のパーツは全て塗装してある事が特徴で、
更に各部にはこげ茶色でスミ入れ塗装も施してあり、
各部の溝等の細かなモールドを浮かび上がらせる配慮も見られる。




TRANSFORMERS MEGA SCF 01 OPTIMUS PRIME TV Version. 3226

全高11cm~12cm程のアクションフィギュアであるメガSCFは、
可動を重視している為、全身の各部位は別個のパーツ構成となっている。

首、肩、肘、股関節、膝にはプラスティックパーツを使用して
可動範囲を広げる工夫が見られ、各パーツは細かく分割されている為、
首、腰、上腕、手首にはロールも備わっている。




戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン 222

『最も強く、寛大で、聡明なサイバトロン戦士と称される歴戦の勇士。
ジョークも得意な大らかな性格だが、戦場では断固たる態度で敵に向かう。

20世紀末の地球を舞台に、メガトロン率いる悪のデストロンと戦う。』





TRANSFORMERS G1 MEGA SCF 01 CONVOY TV Version. CONVOY GUN 190

コンボイガン

コンボイの武器と言えば、大型のライフル銃である。
日本では『コンボイガン』の名称が与えられた。

アニメでは単発撃ちの他、マシンガンの様に連射する
シーンも描かれており、見た目以上に万能な銃器だ。



TRANSFORMERS G1 MEGA SCF 01 CONVOY TV Version. LASER AX 199

レーザーアックス

エナジーアックスと呼称される事が多いが、メガSCF・コンボイの
パッケージでは、レーザーアックス、又はレーザー斧と記載されている。

アニメ劇中にはたった一度しか登場していないが、日本で放送された
アニメのオープニングテーマにそのシーンが挿入されていた為、
毎週目にしていた日本のファンには馴染みのある武装だ。

日本版アニメのOP映像が無かったら、後のマスターピース等にも
エナジーアックスが付属する伝統は有り得なかっただろう。



TRANSFORMERS G1 MEGA SCF 01 CONVOY TV Version. MATRIX 208

マトリクス

1986年公開の『トランスフォーマー ザ・ムービー』で初登場した
サイバトロン・リーダーの証マトリクスは、その後の全ての
TFシリーズに影響を与えた重要なパーツである。

設定では常時、コンボイの胸部に収められており、
映画では次期司令官にウルトラマグナスを指名し、
マトリクスを託すシーンが描かれている。




トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン オプションパーツ 248

付属パーツ一式

メガSCF第一弾という事もあって、オプションパーツも豊富だった。

差し替え用の平手、コンボイガン、レーザーアックス、
マトリクスと、多くの付属パーツが揃っているので、
組み合わせ方次第で様々なシチュエーションを再現可能。





戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン 3195

日本に於けるトランスフォーマーは、G1G2以降、
1997年の『ビーストウォーズで本格的な復活を果たした。

ビーストウォーズシリーズは日本オリジナル作品も含めて
2年と半年ほど継続し、その流れに乗ってビークル型TFを復活させた
トランスフォマー カーロボット』も大いに盛り上がりを見せた。



TRANSFORMERS MEGA SCF 01 CONVOY TV Version. 3247

TFカーロボット終了後、2003年の『トランスフォーマー マイクロン伝説
までの数年の期間はTVアニメ放送が無く、玩具オンリーで展開を行った。

その期間、中心となっていたのは、2000年以降に順次発売されていた
G1トイの『復刻版』であり、一般販売の物に加えて
イベント限定の復刻版も多数発売され、アイテム数も増えていった。




トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン 3198

復刻版の発売に伴ない、G1期のキャラクターに
再度スポットを当てる試みが成され、様々なトイが登場する事となる。

G1期のキャラクターを約8cm高のPVC製フィギュアで再現した
SCF(スーパーコレクションフィギュア)』や、
G1キャラとチョロQを融合させた『チョロQロボ トランスフォーマー』等、
G1TFをモチーフとしたトイが多数登場した。



TRANSFORMERS Action Figure MEGA SCF 01 OPTIMUS PRIME TV Version. 187

この流れから登場したのが大型のPVC製アクションフィギュアの
MEGA SCF』であり、G1時代の代表的なキャラクターを
可動を重視したアクションフィギュアで再現したシリーズである。

トランスフォーマーに於いてはPVC製のアクションフィギュアは初であり、
メガSCFは新たな試みを実現させた画期的なシリーズでもあった。



TRANSFORMERS G1 MEGA SCF 01 CONVOY TV Version. Rifle & LASER AX 239

SCF及びメガSCFは、当時のタカラ社内でもホビー課が担当していた事もあり、
一般玩具の様な児童を対象にした物ではなく、高校生や成人以上の
比較的高い年齢層をターゲットに据えていたシリーズだ。

対象年齢も15歳以上とパッケージに記載されている。

G1期にトランスフォーマーを体験したファンが大人になっている時期でもあり、
往年のファンを意識したシリーズであった事は間違いないだろう。





トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン 中台紙 165

中台紙

地球に於けるサイバトロン基地のメインコンピューターである、
テレトラン1が描かれた中台紙を付属させるアイディアに脱帽。

後のサイバトロン側メガSCFでも流用されているが、
初アイテムのコンボイで初見した時は大きなインパクトがあった。



TRANSFORMERS MEGA SCF 01 OPTIMUS PRIME TV Version. & TELETRAAN 1 167

アニメ設定を再現したメガSCF・コンボイには、
アニメ劇中に登場するテレトラン1の背景がよく似合う。

コンボイがテレトラン1を使用するシーンは何度も描かれている為、
この中台紙はファンにとって歓迎出来るアイテムとなった。





戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン 3206

メガSCF第一弾に最も馴染み深いトランスフォーマーである
コンボイ司令官』が抜擢された事は、誰もが納得であろう。

ミニフィギュアのSCFの発売から約一年後、ボリュームのあるサイズの
可動フィギュア・メガSCFが登場、更にアニメ設定を再現したコンボイの
アクションフィギュアという、正にファンが待ち望んでいたアイテムであった。



TRANSFORMERS Action Figure MEGA SCF 01 OPTIMUS PRIME 3186

スタイルやカラーリングもアニメ版コンボイを再現し、
肩のサイバトロンマークもアニメと同じく左肩のみプリントされている。

1980年代のロボットらしく手や指は曲線で構成されている所や、
アニメ製作時に描き易い様に各部のディティールを簡略化している面までも
忠実に再現している拘りが、メガSCF・コンボイの魅力と言えよう。



TRANSFORMERS MEGA SCF 01 CONVOY TV Version. 243

又、後のマスターピース・コンボイや海洋堂のリボルテック
アメコミのドリームウェーブ・コミックス等のイラストの様に
独自のアレンジを加えていない事がポイントである。

あくまでG1アニメ版コンボイを再現する事に徹している所が
メガSCF版の特徴であり、その姿勢に好感が持てる。




戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー MEGA SCF 01 コンボイ TVバージョン 235

このメガSCF・コンボイに『TVバージョン』と付記されているのは、
アニメ設定のカラーリングを再現している事だけではなく、
メタリックバージョン』が同時発売されているからである。

メタリック塗装が施されたメタリックバージョンは基本的にカラーバリエーションだが、
TVバージョンに付属したレーザーアックスとマトリクスの替わりに
メガトロンライフルを付属させ、異なる仕様にして差別化している。




TRANSFORMERS Action Figure MEGA SCF 01 OPTIMUS PRIME TV Version. 232

アクションフィギュアのメガSCFには豊富なオプションパーツが付属し、
更にG1キャラのリメイク版でもあった為、変形トイでリメイク版を
製作する際に一つの指標になっていた事は間違いないだろう。

マトリクスやエナジーアックス等を付属させるアイディアは
後のマスターピースやハイブリッドスタイル・コンボイにも
受け継がれており、リメイク版コンボイの定番となっている。

後のリメイク版でも活かされる基盤を作った
メガSCF・コンボイの功績は大きな物である。







TRANSFORMERS MEGA SCF  CONVOY 3254

⇒ ◆参考にならない比較◆





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⇒ トランスフォーマー EZコレクションガム 1 コンボイ      `
⇒ 限定EZコレクション コンボイ アニバーサリークリアVer.     `
⇒ ロボットヒーローズ オプティマス・プライム            `
⇒ クレオ トランスフォーマー ベーシック オプティマスプライム   `
⇒ TFユナイテッド UN-01 オプティマスプライム サイバトロンモード
⇒ TFコレクターズエディション 67 オライオンパックス `     `


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