十三非常階段
●X-MEN 8 エックスパワー ジャガーノート
X-MEN FIGURE X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT 673

制止不能の人間重戦車』の異名を持つジャガーノートは、
超絶的なパワーと防御力を備えたX-MENの仇敵だ。

何者も止める事が出来ない超強力なヴィランであるジャガーノートは、
X-MENコミックスの初期の頃から活躍している人気キャラクターである。

この為、数々のX-MENフィギュアを世に送り出してきたトイビズ
最初期フィギュアシリーズに加えられた事も、当然の成り行きと言えよう。



X-MEN フィギュア Xパワーシリーズ 8 ジャガーノート 668

◆ 名前 : ジャガーノート   ◆メーカー: TOYBIZ (発売元タカラ)   `

◆ 本名 : ケイン・マルコ   ◆シリーズ: 日本版 X-MEN Xパワーシリーズ
 
◆チーム : 無し        ◆ 発売 : 1994年           `

      ◆ 価格 : 970円 




X-MEN 5 INCH FIGURE X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT Package 2

パッケージ

写真は海外版だが、日本で発売されたXパワーシリーズ版も
全く同じパッケージで、日本語ステッカーを貼付しただけの物だった。




X-MEN 5インチフィギュア Xパワーシリーズ パッケージバリエーション

初期のXパワーシリーズは海外版に日本語ステッカーを追加した
バージョンであったが、後に日本独自の日本語表記バックカードが製作された。

その中でもプロフェッサーXジャガーノートだけは
海外版パッケージ + 日本語ステッカーという初期タイプの物のみで、
サイクロップスビショップ等の様な日本版パッケージは作られなかった。



X-MEN 5インチフィギュア Xパワーシリーズ ラインナップ 774

又、ジャガーノートはXパワーシリーズの通しナンバー『』が与えられていたが、
後に大量に生産された日本版パッケージの普及版では
』のアイテムはMr.シニスターに差し替えられている。

即ち、ジャガーノートは日本に於いては、
初期版でしか発売されなかった貴重なアイテムでもあった。





X-MEN フィギュア Xパワーシリーズ 8 ジャガーノート 655

フロント

他のX-MENフィギュアと同様に5インチサイズだが、
筋肉隆々の巨人ジャガーノートの厳つい体型を再現している。
太いボディと脚部はキャラクター性に相応しい物だ。

ジャガーノート最大の特徴とも言える、中華鍋の如き形状の
ヘルメットも再現され、異様なシルエットを作り出している。



X-MEN フィギュア Xパワーシリーズ 8 ジャガーノート 661

リア

筋肉の塊の様なキャラクターのジャガーノートとしては、
腕部が少々ボリューム不足な感は否めない。

このフィギュアはトイビズ・X-MENフィギュアシリーズの中でも
最初期の1991年に製作されている物なのだが、当時としては
初のジャガーノートのフィギュアだったので許容範囲だった。




X-MEN FIGURE X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT 715

ジャガーノートのフィギュアは赤茶色の成形色で構成され、
顔の塗装に加えて、腹部から背中にかけての胴体とブーツは赤に、
腕部の肌色は全て塗装処理で再現されている。

初期フィギュアという事もあり、関節可動は肩と股関節の回転軸のみだが、
拳を握った腕部を上げる事で、パワフルなイメージは表現出来る。

又、肩はクラッチ式可動を採用しており、保持力が強い事も注目すべきポイントだ。




X-MEN 5 INCH FIGURE 1991 X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT 6736

ジャガーノートがX-MENを目の敵にしているのは、
X-MENの指導者プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア
憎んでいる為で、彼に対する怒りが破壊と暴力の根源となっている。

銀行強盗等で得た金や破壊活動ではジャガーノートは満足出来ない。
チャールズへの復讐、その教え子X-MENを打倒する事で
彼の怒りと憎しみは満たされるのだ。



X-MEN FIGURE X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT 740

チャールズの父・ブライアン・エグゼビアは、チャールズがまだ幼かった頃に
実験中に事故死し、母・シャロンは同僚だったカート・マルコと再婚した。

カート・マルコの連れ子がケイン・マルコ、後のジャガーノートであった。

子供の時分から反社会的な性格の持ち主であったケインは、
優秀な義弟であるチャールズに対し羨望と嫉妬、怒りと憎しみを抱いており、
事ある毎にチャールズに辛く当たる日々を重ねていた。




X-MEN FIGURE 1991 X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT _6732

X-MENに対抗し挑戦し続けるジャガーノートは、
1965年からコミックスに登場している古参のヴィランで、
特化した肉体とパワーを武器としている。

ミュータントチームを主人公としたX-MENは、敵の悪役も
マグニートーアポカリプス等、ミュータントが多くを占めるが、
ジャガーノートはミュータントではない。




X-MEN フィギュア Xパワーシリーズ 8 ジャガーノート 735

ケイン・マルコは従軍中、東南アジア奥地で
小隊からはぐれた際に偶然、秘密の寺院を発見する。

そこに安置されていた邪神サイトラックを封じた赤い秘石の魔力により、
ケインは怪力の巨人ジャガーノートに変身するに至った。

即ち、ジャガーノートは生来のミュータントではなく、
魔力によって強化された「人間」なのだ。



X-MEN FIGURE JUGGERNAUT 716

しかしその能力は、通常の人間の領域を遥かに陵駕している。

マーベルユニバース屈指の怪力キャラクターであるハルクマイティ・ソー
互角に渡り合うほどの怪力に加え、フォースフィールドによって守られた身体は、
どの様な物理攻撃も跳ね返す防御力を備えているという、ほぼ無敵の存在である。

X-MENのメインメンバーが束になって挑んでも、
ジャガーノートを容易く倒す事は不可能である。



X-MEN 5 INCH FIGURE 1991 X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT 6731

無敵の身体を有するジャガーノートだが弱点もある。

それはプロフェッサーX等のテレパスが扱う精神攻撃で、
これを防ぐ為、常に特殊なヘルメットを被り頭部を保護している。

このヘルメットは地上最強のテレパスであるプロフェッサーX
ジーン・グレイのテレパシー能力すら無効にする事が出来る。






X-MEN FIGURE 1991 X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT POWER PUNCH ACTION 713

初期のトイビズ製X-MENフィギュアには、
誰もが楽しめるアクションギミックが搭載されていた。

ジャガーノートはボディ内部にギミック機構が内蔵されており、
背中のレバー操作によりアクションが発動する。



X-MEN FIGURE 1991 X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT POWER PUNCH ACTION 710

パワーパンチ・アクション

背中のレバーを動かすと、連動して両腕を振り
パンチを繰り出すアクションを行う事が出来る。

レバーを離すとスプリングの力で元に戻る仕組みで、
連続してレバーを押せば両腕を上下に振るアクションが楽しめる。




X-MEN フィギュア Xパワーシリーズ 8 ジャガーノート 突撃アーマー 743

突撃アーマー

ジャガーノートの両肩にフィットする様に造られた
フィギュア独自のアーマーが付属する。

これはジャガーノートが得意とする体当たりの
突撃攻撃を意識した物で、パンチアクションの他にも
遊べるギミックとしてパーツを追加している配慮に感心する。

尚、『突撃アーマー』の名称は当方が命名した物ではなく、
日本語ステッカーに表記されている公式の設定である。



X-MEN FIGURE 1991 X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT Roller 749

このジャガーノートのフィギュアは最初期の物ながらも
遊びのギミックは満載で、足の裏にはローラーが設置してあるという、
パッケージ状態では気付かない様な驚くべきフィギュアなのだ。

足の大きさが群を抜いているジャガーノートの特徴を巧く活かしており、
足の裏のローラーは突撃アーマーと併用する事で真価が発揮される。



X-MEN FIGURE 1991 X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT Battering Ram 6747

突撃アーマーを装着したシルエットは宛ら戦車の砲塔の様でもあり、
転がし走行させる事で『制止不能の人間重戦車』を再現出来るのだ。

足の裏のローラ-はジャガーノートの突進攻撃を考慮したギミックであり、
アーマーを装備する事で突撃している雰囲気が倍増されるというアイディアに驚嘆する。




X-MEN FIGURE 1991 X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT Battering Ram 753

トイビズ・X-MENフィギュアの中でも最初期に登場したアイテムながら、
初見のイメージを覆す数々のアイディアが盛り込まれている事が分かる。

子供を楽しませる事を第一としている設計は素晴らしく、
更にキャラクター性も理解した上でギミックを組み込んでいる。

この優れたフィギュアシリーズがあったからこそトイビズは成功し、
後に長く継続するX-MENフィギュアの基盤となった事は間違いない。




X-MEN FIGURE 1991 X-POWER SERIES 8 JUGGERNAUT 757

ジャガーノートのファーストモデルである1991年版フィギュアは、
後年発売されたジャガーノート・フィギュアと比較すれば
造形面では及ばないが、掛け値なしで楽しめるギミックは最高峰の出来映えだ。

レバー操作しながら転がし走行を行えば、腕を振り回し
全てを薙ぎ倒して突き進むジャガーノートの暴虐振りを再現出来る。

この様なオモチャらしさ溢れる愉快なギミックは色褪せる事が無く、
今尚、大いに楽しませてくれる至高のフィギュアなのだ。







X-MEN JUGGERNAUT 762

◆参考にならない比較◆







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
ジャガーノートは格闘ゲームでのデザインでしか見たことがなく
そのデザインが胴体部に頭部がとてもめり込んだようなデザインだったので
シンビオートのようなものだと思っていました
玩具の説明の他にキャラクターについての説明もしてくれるのでありがたいです。
2015/03/30(月) 21:02:43 | URL | 要塞参謀 | [ 編集 ]
>要塞参謀さん
ゲーム版のジャガーノートのデザインはかなり誇張されていて、
正に筋肉の塊みたいになっていましたね。
あの人間離れしたデザインも、なかなかカッコ良かったです。

キャラ設定は概要というかざっくりした物ですが、、お役に立てれば幸いです。
2015/03/31(火) 23:25:22 | URL | つくも | [ 編集 ]



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