十三非常階段
●トランスフォーマー アドベンチャー  TAV-13 ネメシスプライム
TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME 9889

2015年からスタートした『トランスフォーマー アドベンチャー』は、
海外版『TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE』と
ほぼ同時展開ながらも、トイのラインナップは大幅に異なっている。

日本独自のカラーリングによるトイオリジナルのTFが多数組み込まれ、
アニメ劇中には登場しない新キャラクターが多い事も特徴だ。

日本では特に人気の高いキャラクターのネメシスプライム
加えられている事も注目点であり、限定品の常連であるネメシスプライムが
一般販売のラインで発売された事はファンを大いに歓喜させた。



トランスフォーマー アドベンチャー アドベンチャーシリーズ TAV-13 ネメシスプライム 863  ◆ 名前 : ネメシスプライム

  ◆グループ: ディセプティコン

  ◆ 役割 : 虚像兵士

  ◆ 変形 : トレーラートラック


  ◆シリーズ: トランスフォーマー アドベンチャー

  ◆ 発売 : 2015年4月25日

  ◆ 価格 : 2500円




TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME Package

パッケージ




TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME Trailer Truck Mode 925

ビークルモード

10輪の車輪を備えた巨大トレーラートラックに変形。

連結器は無く、トラクターヘッドとコンテナが一体になっている特殊な車両で、
G1後期の『トランスフォーマー ザ・バトルスターズ』で登場した
スターコンボイが変形したトレーラートラックを思わせる。



TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME Trailer Truck Mode 9930

サイド

タイヤは個別に取り付けられており、転がし走行もスムーズ。

コスト削減の為、シャフトを使用しない嵌め込み式を採用しているが、
タイヤの溝やホイールの立体的な造形とシルバー塗装により、
チープな印象は払拭されているので特に問題は感じられない。



TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME Trailer Truck Mode 927

リア

車体の大部分を占めるコンテナ部には、ネメシスカラーの
特徴でもあるメタリックグリーンのラインが入り美しい。

コンテナは主にロボットモードの脚部に変形する為、
完全な長方形ではなく、天面には大きく隙間が空いている。

しかしコンテナ後部にはブレーキランプやバンパー等の
モールドも造り込まれており、トラックらしさが表現されている。




TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME Trailer Truck Mode 935

ネメシスプライムは、日本では未発売となった海外の
TRANSFORMERS ROBOTS IN DISUGUISE』シリーズで発売された
ウォリアークラス・オプティマスプライムのリカラー版。

黒いボディの各部にメタリックグリーンと赤が入る
通称ネメシスカラー(ブラックコンボイカラー)となり、
ディセプティコンに属する悪のオプティマスプライムとして設定されている。

TFアドベンチャー・ネメシスプライムは日本限定で発売された。




トランスフォーム!
TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME Transform

肩のジョイントを拳の穴に差し込んで、トラックのフロント部を固定するアイディアが興味深い。
パーツ数を少なくしている事に加え、拳が変形用のジョイントを兼ねている巧い変形だ。




トランスフォーマー アドベンチャー アドベンチャーシリーズ TAV-13 ネメシスプライム 852

ロボットモード

ボディに対して小さい頭部と極端に長い脚部により
頭身が異様に高く、巨大なイメージが感じられる。

トラクターヘッドとコンテナ部が一体となっている事で、運転席部分は
肩に配置されているが、従来のコンボイ(オプティマスプライム)の様に
胸部にはV字型のウィンドーやトラックのフロント部を思わせる
ヘッドライトやグリルの様なモールドが備わっている。



トランスフォーマー アドベンチャー アドベンチャーシリーズ TAV-13 ネメシスプライム 857

リア

コンテナの一部は背中に、折り畳まれた
コンテナ側面は脚部に纏められ、片脚に4輪ずつ
備わったタイヤが力強い印象を与えている。

大腿部の内側は「肉抜き」が入りコスト削減の影響が見られるが、
内部にシャフトのモールドを造形する事でメカニカルな
イメージが付加され、ロボットらしさを表現しているアイディアが巧い。



トランスフォーマー アドベンチャー アドベンチャーシリーズ TAV-13 ネメシスプライム 867

首が回転し、ボールジョイントの使用は肘のみ。

肩は前後に回転する事に加え、ボディと肩を繋ぐパーツを
上方に動かす事が出来るのでポーズ付けに有用。

股関節は前後左右に動き、大腿部にはロール、
膝は90°曲がるので、全体的に可動範囲は広い。




TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME 869

『オートボット総司令官であるオプティマスプライム
瓜二つのディセプティコン戦士。

実は彼は、過去にブラッディノックアウトがオートボット達を
欺く目的で作った偽者のオプティマスプライムである。』



トランスフォーマー アドベンチャー アドベンチャーシリーズ TAV-13 ネメシスプライム 871

『見た目が同じな為、オートボット戦士達は
敵と分かっていても攻撃を躊躇してしまう。

その点を巧妙に利用し、オートボットとの戦闘を有利に進める。

ブラッディノックアウト曰く、自信作。
現在はロックダウンの下で副官として活動し、
オートボット達を虎視眈々と狙っている。』




TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME 877

ネメシスプライムは、オプティマスプライムにそっくりな姿をしている
ディセプティコンの兵士で、ブラッディノックアウトが造ったオプティマスの偽者だ。

見た目がオプティマスそっくりなのでオートボット達は戦い難い。
性格はオプティマスと違い卑怯で残酷だ。

今はロックダウンの側近としてオートボット達を倒そうと狙っている。』




TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME TECH SPEC 9895

テックスペック

・体力 : 10
・知力 : 8
・速度 : 6
・耐久力: 9
・地位 : 3
・勇気 : 6
・火力 : 8
・技能 : 5





トランスフォーマー アドベンチャー TAV-13 ネメシスプライム 900

ネメシスプライムは日本独自の新キャラクターでアニメには登場しない。

トランスフォーマー アドベンチャー』のアニメでは
キャラクター数が限られている為、トイオンリーのTFが
多数存在する事が日本版トイシリーズの特徴となっている。

この様なキャラクターは、トイパッケージに掲載された設定の中で
活躍の場が与えられている為、パッケージも重要な情報源だ。



TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME 906

ネメシスプライムもその一人で、ブラッディノックアウト
ロックダウンという別売りアイテムと連動した設定が興味深い。

ストーリー面で関連を持たせる事で各キャラクターの相関が理解出来、
アニメに登場しなくても関係するキャラクターのトイが欲しくなるという
販売戦略が巧みに取り入れられている事が分かる。



TRANSFORMERS ADVENTURE ADVENTURE SERIES TAV-13 NEMESIS PRIME 911

TFアドベンチャーのトイシリーズは『アドベンチャーシリーズ』と
イージーダイナミックシリーズ』という二つのラインで展開している。

メインとなるアドベンチャーシリーズではパッケージにも
キャラクター設定やストーリーが掲載されている為、
キャラクター同士の関係をより深く知る事が出来る。

この様なキャラクター性がトランスフォーマーの魅力の一つだ。





TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME AXE 875

アックス

日本未発売のビデオゲーム『TRANSFORMERS WAR FOR CYBERTRON』の
オプティマスプライムが装備していた斧に酷似したデザインが特徴。

当時発売されたトイ、日本ではトランスフォーマー ユナイテッド』の
UN-01 オプティマスプライム サイバトロンモード
には斧型武器は付属しなかったので、
数年の時を経てオフィシャルのWFC型アックスが登場した事は感慨深い。

尚、この斧は刃の後ろ側に設けられた5ミリ径の穴を利用して、
肩のジョイントに取り付けておく事が出来る。



TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME AXE 914

2000年に展開した『トランスフォーマー カーロボット』に登場する
悪のコンボイ(オプティマス)の代表格・ブラックコンボイの武器はであった。

ブラックコンボイの剣・ブラックソードはクリアピンク成形、
海外版のスカージではクリアレッド成形の剣であった事は
後のネメシスプライムにも影響を及ぼしており、クリアピンクや
クリアレッドの剣が付属するネメシスプライムも登場している。



TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME ENERGON AXE 9954

アドベンチャー・ネメシスプライムの斧はクリア成形ではないが、
ブラックコンボイが装備する武器のカラーリングの伝統を引き継ぎ、
ピンク色を採用しているマニアックさに好感が持てる。

海外版ウォリアークラス・オプティマスではオレンジ色であったが、
ネメシスプライムでは濃い蛍光ピンクに塗装されている拘りの仕様である。




TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME Trailer Truck & Axe 997

アックスはビークルモードではコンテナ部にマウントする事が出来る。

斧を装着する事で隙間が空いていたコンテナ天面が塞がるので、
多少ではあるがイメージアップに貢献している格納方法だ。

尚、アックスの前方に開いている穴はネジ穴なので、5ミリジョイントで
統一されたTFアドベンチャートイの武器は、径が合わないので装備出来ない。




TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME TRANSFORMERS CODE 883

トランスフォーマーコード

スマートフォンやタブレット端末で読み取り、
専用アプリを使用する事で情報を閲覧出来る。

海外版にもコードが印刷されたステッカーが貼付されているが、
日本のアドベンチャーシリーズは別物の新規のステッカーを採用。

アプリの内容も日本独自の物が用意された。





トランスフォーマー アドベンチャー TAV-13 ネメシスプライム 921

ウォリアークラス(デラックスクラス)のオプティマスプライム
サイズは若干小さめに造られているので、
オートボットの司令官としてはやや迫力不足に見えてしまう。

バンブルビー等の他のキャラクターとの体格差を考慮すれば、
リージョンクラス(EZコレクション)と相性が良いサイズのトイである。



TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME 880

日本ではウォリアークラス・オプティマスを発売せずに、
カラーリングを変更した日本独自の新キャラクターである
ネメシスプライムとしたアイディアが非常に巧い。

オプティマスプライムはEZダイナミックシリーズの
大型トイ・TED-06 ビッグオプティマスプライムを発売し、
オートボット司令官として相応しいサイズのトイが選ばれている。




TRANSFORMERS ADVENTURE ADVENTURE SERIES TAV-13 NEMESIS PRIME 957

アニメ劇中でも巨大に描かれているオプティマスプライムとしては、
少々ボリューム不足な感が否めないウォリアークラス版オプティマスを
ネメシスプライムに変更した事で、訴求力が飛躍的にアップした。

日本に於いては、殊の外ネメシスプライムの人気が高く、
ショップ限定やイベント限定品に起用される事が多い為、
高い年齢層のファンには特に人気があるキャラクターだ。



TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME 905

トランスフォーマー アドベンチャー』は基本的に子供向けのシリーズだが、
トイのラインナップにはG1リメイク・キャラクターを加えている等、
ターゲット層に大人のTFマニアも視野に入れている事が窺える。

この様な傾向から、オプティマスプライムよりもネメシスプライムにした方が
マニアも含めて売り上げが見込めると判断したと考えられる。




TRANSFORMERS ADVENTURE TAV-13 NEMESIS PRIME 961

ネメシスプライムは『限定品』として度々登場するが、
ショップ限定では取扱店が近隣に無かったり、
イベント限定では遠方過ぎてイベント会場に行けない等、
在住する地域によっては非常にハードルが高い。

TFアドベンチャー・ネメシスプライムが一般発売品とされた事は
大いに評価出来る物で、各ネットショップでも販売された為、
地域による格差が払拭されている面も嬉しい所だ。

誰もが手にする事が出来、気軽に楽しめる物こそ、
オモチャとして真に価値があると言えるのである。








TRANSFORMERS NEMESIS PRIME 9990

◆参考にならない比較◆







テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
今作も一部を除いてアニメはフルCGですが前作のプライムに比べてリアル路線というより
アニメイテッドのようなフラットなデザインで攻めてきていますね。
そのおかげかアニメ内でのキャラクターと実物である玩具との見た目の温度差が少なくて楽しみやすいのは素晴らしいです。
しかし安く作られた部分などが際立ってしまい玩具そのものが他のシリーズに比べて少しチャチに見えてしまう感じがします。
でもアクションやギミックなどはしっかりしているので玩具としての楽しさは変わらないのかもしれませんね。
2015/05/30(土) 18:33:09 | URL | 要塞参謀 | [ 編集 ]
>要塞参謀さん
TFアドベンチャーはTFアニメイテッドの様なカートゥーン的な
キャラクターデザインながら、3DCGを使用している所が新しいですね。

トイはアニメ特有のロボット、ビークルモードのデザインを再現しながらも、
簡単な変形で両モードを構築してしまう開発力も凄いともいます。

コスト削減の影響は各所に見られますが、それを緩和する工夫も見所の一つかも。
海外版ウォリアークラス・オプティマスはホイールも成形色のままでしたが、
ネメシスプライムはシルバーに塗られて格段に見映えが良くなりました。
日本版のTFアドベンチャートイは塗装や印刷が増えている所が嬉しいですね。
2015/05/31(日) 20:22:03 | URL | つくも | [ 編集 ]



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