十三非常階段
●ビーストウォーズ  C-7 ライノックス
TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX 1904

太古の地球で繰り広げられた『ビーストウォーズ』にあって、
野性的な姿とパワーを備えたライノックスは、
ビーストウォーズの世界観に非常によく似合っていた。

更にそのイメージとは正反対のハイテク機器の操作や開発をも
手掛けるという、意外なキャラクター性が魅力のTFである。

メカを自在に操る明晰な頭脳と野生のパワーを兼ね備えたライノックスは、
高度なロボット生命体と原始の野獣を融合させた
ビーストウォーズその物を体現しているキャラクターと言えよう。



ビーストウォーズ C-7 ライノックス 899

◆ 名前 : ライノックス                        `

◆グループ: サイバトロン    ◆シリーズ: トランスフォーマー ビーストウォーズ
      
◆ 役割 : 陸上防衛戦士    ◆ 発売 : 1997年10月        `

◆ 変形 : サイ        ◆ 価格 : 1500円          `




TRANSFORMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Package

パッケージ




TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Rhinoceros 855

ビーストモード

サイの大まかな見分け方は、口先が平たく幅が広い物がシロサイ、
口先が尖っている形状の物がクロサイである。

ライノックスのトイは、どちらかと言えば下顎も含めて尖った口先の形状なので
クロサイとされる場合が多いが、胴体に対し大きめの頭部や
がっしりとした体格と太い四肢等、全体的な身体的特徴はシロサイの方が近く、
体の各部にあるひだにより鎧を思わせる体表はインドサイの様な特徴も備えている。



TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Rhinoceros 859

リア

即ち、クロサイ、シロサイ、インドサイ等とサイの種類を特定する事は出来ず、
サイ』のイメージを立体化し、変形も含めてアレンジした物がライノックスのトイである。

ゴールドに塗装された前角の様に誇張された部分もあるが、
実際のサイを参考に製作したと思われる造り込みは見事な物で、
分厚い皮膚が皺やひだを作り鎧の様になっている体表もリアルに再現。

巨獣の代表格でもあるサイの巨体と重量感を巧く表現した造形である。



TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Rhinoceros 862

サイド

ライノックスのトイは日本で発売された際にカラーリングが変更され、
サイの体表や足先をグレーで塗装している事が特徴となっている。

今回紹介しているのは日本仕様の初期版で、艶のあるグレーで塗装されたタイプ。
更に日本仕様の後期版では、艶消しグレーに変更したバージョンとなった。




TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Rhinoceros 870

ビーストモードでも四肢を前後に動かす事が出来、
下顎の開閉も可能なので、ある程度はポーズが付けられる。

但し動かし過ぎるとサイのシルエットが崩れてしまい、
ポージングではなく「変形」の工程に移ってしまう。




ライノックス、変身!
TRANSFORMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Transform

外皮パーツが開くだけではなく、頭部の分割や回転、
下顎が展開して胸部を構築する等、一捻りある変形工程が楽しいTFトイだ。

顎が大きく開いて変形する特徴は、CGアニメでも効果的に描かれていた。




ビーストウォーズ C-7 ライノックス 886

ロボットモード

ライノックスの変形は、サイの外皮パーツ
いわゆる『ガワパーツ』が開いて各部に配置される。

ビーストモードと同様に武骨でパワフルなスタイルを誇り、
甲冑で身を包んだ様なデザインに纏め上げている。

サイの腹部が開いて前垂れを形成しているアイディアも見事。



ビーストウォーズ C-7 ライノックス 1892

リア

サイの前脚はショルダーアーマーに、頭部やボディも
背中と両サイドのアーマーの様に配置されている。

大型のアーマーはサイのボディとして曲面が多い為、
ロングコートの様な雰囲気も感じられる。

又、足にはロボットモード専用のつま先と踵パーツが
展開する細かな構造となっており、接地性も向上している。




TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX 1901

ビーストウォーズ』期のTFトイは生身の動物から変形するだけではなく、
アクションフィギュアとして可動も拘りを持って製作されていた。

ライノックスは首の回転、肩の前後と横方向の回転に加え、
肘、股関節はボールジョイント、膝には可動軸及びロールを備え、
足首も曲げる事が出来るのでポージングの幅は非常に広い。



TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX 911

全身可動だけにとどまらず、アーマー部分のガワパーツにも
豊富な可動箇所が設けられており、手足を動かす際は
アーマーパーツを逃がす事が出来るので、ポーズ付けの妨げにはならない。

ショルダーアーマー及び腰のアーマーはボールジョイントで任意の方向に動き、
ボディとアーマーを繋ぐバー状のパーツの基部には可動軸も併用されている。

アーマーパーツも自由に動かせる構造は、ポージングに非常に有用である。




ビーストウォーズ C-7 ライノックス 914

コンボイを助ける副司令官の立場にいる戦士。

サイのイメージでスローな面もあるが、
身体能力でのパワーは引けを取らない。

メカの知識が豊富で、新装備の開発、船の操作、
カプセルポッドへの対応等を担当、皆からの信頼は厚い。』




TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Tech Specs 977

テックスペック

・パワー  : 9
・知能   : 6
・スピード : 3
・耐久力  : 9
・階級   : 5
・勇気   : 10
・火力   : 6
・テクニック: 6





TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX SWORD 919



ビーストモードの臀部に収まっていた尻尾が剣になる。

外側の縁取りがグレーに塗装されている事で、剣の刃の様に見える所は、
ブラウンカラーで塗装されていた海外版よりも優れている。




TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX GATLIMG HAMMER 923

ガトリング・ハンマー

『重さが700kg.もあるハンマーを
高速回転させ、相手に叩き付ける。』


トイでは二つの鎖鉄球がメインの武器として造られているが、
アニメ劇中ではハンマーを武器として使用する事は無かった。



TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX GATLIMG GUN 1997

ガトリング・ガン

『1分間に1000発の弾丸を連続発射する、
破壊力抜群のマシンガン。』


上記のガトリング・ハンマーと全く同一の武器。
アニメではディスクカッターにモールドされた四つの
銃口から弾丸を発射する、ガトリング砲として描かれた。




TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX GATLIMG HAMMER 960

ガトリング・ハンマー(ガトリング・ガン)は、
本体ユニットにディスクカッターと二つの鎖鉄球を
組み合わせる事で完成する凝った構造の武器。

この武器には回転ギミックが備わっており、
本体下部の黒いレバーを押すとディスクが回転する。



TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX GATLIMG HAMMER Spinning Gimmick 958

本体ユニットのスイッチレバーを何度も押し続ける事で、
ガトリング・ハンマーを連続回転させる事が出来る。

このギミックはG2期の1995年に登場した海外版オートローラー・ロードブロック
日本では1998年に発売された『ビーストウォーズⅡ』のオートクラッシャー
スピンソー回転ギミックと同じであり、技術が活かされている事が分かる。




TRANSFORMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Secret Weapon 1

ガトリング・ハンマーは、ビーストモードでは分割して体内に収納可能。

本体ユニットは、サイの腹部にある四角いスペースの中に収めて
腹部内にあるジョイントで固定、前垂れパーツを閉じる事で外側から見えなくなる。



TRANSFORMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Secret Weapon 2 844

ディスクカッターは背中内側のジョイントに取り付け、
二つのメイス(鎖鉄球)はサイの外皮パーツに収める。

初期ビーストウォーズ・トイに備わっていたシークレットウェポン
ギミックを更に発展させているのがライノックスで、武器パーツを
分割して体中に収納させてしまうアイディアは斬新な物であった。




TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX Rhino Attack 994

ライノ・アタック

『ビーストモードで突進して敵に体当たりする。
2.5トンの岩もふっ飛ばす。』


アニメ第1話で早くも披露した技であり、
コンボイラットルを背中に乗せていながらも
威力は絶大で、大岩を粉砕している。




ビーストウォーズ C-7 ライノックス ビーストマスク 970

ビーストマスク

頭部両サイドのカバーを閉じると野性味溢れる
もう一つの顔が構築され、イメージを一新する。

ロボットマスク時も歯を喰いしばった表情だが、
ビーストマスクではギザギザの牙となる事で
凶暴さも感じられる顔に変化している。



TRANSFOMERS BEAST WARS  RHINOX Mutant Head 1973

ビーストマスク時はハイテク兵器のガトリング・ガンよりも、
力任せのイメージが強い原始的な形状のの方が似合っている。

ロボットマスクとビーストマスクに対応した
2種類の武器を付属させている優れた仕様のトイである。





ビーストウォーズ C-7 ライノックス 1909

ビーストウォーズ初期メンバーの一人で、コンボイ率いる
サイバトロン軍の副官としての役割を担っている重要人物。

チーム内では惑星エネルゴアの調査、研究の第一人者であり、
調査用機器から各種武器類まで開発し、コンピューターの操作や、
仲間及び基地の補修も一手に担う技術面のリーダーである。



TRANSFOMERS BEAST WARS  RHINOX 987

普段は思慮深く温厚な性格で争いは好まないが、
戦闘力は非常に高く、パワーはコンボイに匹敵し、
片手でダイノボットを捻じ伏せる程の力を有している。

デストロン軍のボス・メガトロンですら、子供を扱う様に
投げ飛ばしてしまう怪力振りを発揮しており、
本気になったライノックスの戦闘能力は計り知れない。



トランスフォーマー ビーストウォーズ C-7 ライノックス 966

巨体と重量を駆使したビーストモードの突進攻撃は、
誰も彼を止める事は出来ない程だが、ライノックスの
戦闘スタイルは後方支援型で、前線で戦う際も
後方からの射撃で味方をサポートする事が多い。

通常は基地防衛の任務に就いている事が大半で、
宇宙船アクサロンの防衛設備を駆使して敵を撃退する。




TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX 963

又、コンボイの不在時や彼が戦闘不能となった際には、
ライノックスがサイバトロン軍の指揮を執る事も多く、
各メンバーの特性を理解した適確な指示でチームを纏める。

コンボイによると、充分『司令官』になる器を備えている
ライノックスだが、本人はリーダー職に就こうという意思は無い。



トランスフォーマー ビーストウォーズ C-7 ライノックス 983

CG版ビーストウォーズの日本語吹き替え版では、
チータスラットルの様にキャラクター性を日本独自の物に変更した例も多いが、
ライノックスの場合は概ね海外版と同等のキャラ付けとなっている。

声色は海外版の方が低く、巨漢らしさが強調されていたが、
日本語版はギャグ要素も加えているので、のんびりとした口調と
語尾に「~だな」を付ける喋り方が特徴的なキャラクターとなった。




TRANSFOMERS BEAST WARS C-7 RHINOX 2003

一工夫された変形工程に加えて可動面も充実しており、
手足だけではなくアーマーパーツにも豊富な可動箇所を
組み込んでいる拘りの設計、更にダイナミックなアクションギミックを
搭載した武器も付属する等、ライノックスのトイは惜しみなく
様々なアイディアが投入されている傑作トイである。

優れたトイである事に加え、アニメに於いても独特の
キャラクター性を構築しており、ライノックスの魅力は更に増した。

ライノックスがTF史に残る名キャラクターとなった事は嬉しい限りである。








TRANSFOMERS BEAST WARS 2008

◆参考にならない比較◆





⇒ ビーストマシーンズ ハッピーミール タンカー `
⇒ トランスフォーマー レジェンズ LG-03 タンカー







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