十三非常階段
●戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー  D-53 ワイルドライダー
TRANSFORMERS G1 D-53 STUNTRON WILDRIDER 966

デストロンの暴走集団スタントロン部隊は、メンバー全てが
強力な走行能力を備えているが、機能面だけではなく
内面の性格まで暴走しているのがワイルドライダーだ。

異常な精神を持つトランスフォーマーは数多く存在するが、
最初期シリーズの『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』で見せた
ワイルドライダーの常軌を逸した暴れ振りは、深く記憶に刻まれている。



トランスフォーマー G1 スタントロン D-53 ワイルドライダー 221  ◆ 名前 : ワイルドライダー

  ◆グループ: スタントロン

  ◆ 役割 : テロリスト

  ◆ 変形 : フェラーリ・308 GTB

 
  ◆シリーズ: 戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー

  ◆ 発売 : 1986年4月下旬

  ◆ 価格 : 880円




G1 TRANSFORMERS D-53 WILDRIDER Package

パッケージ



トランスフォーマー G1 スタントロン D-53 ワイルドライダー 中箱 5914

中箱

G1期の日本版トランスフォーマートイは、外箱は紙製、
中箱は発泡スチロール製というスタイルが一般的だった。

本体や武器パーツを収める専用のスペースが設けられている為、
非常に扱い易く、両端には指で摘む為の窪みがあるので取り出しもスムーズ。




TRANSFORMERS G1 D-53 WILDRIDER Ferrari 380GTB 918

ビークルモード

イタリアのフェラーリ社が1975年から販売したミッドシップ・スーパーカー。
搭載されたV型8気筒エンジンの排気量は2926CC、即ち約3000CCの
8気筒エンジンが308 GTBという車種名の由来になっている。

ヘッドライトは格納式のリトラクタブル・ヘッドライトを採用、
点灯時には片側2連の丸型ライトが現れる。

ワイルドライダーのトイでは、ライトを格納した状態で造形されている。



TRANSFORMERS G1 D-53 WILDRIDER Ferrari 380GTB 921

リア

車体形状は比較的リアルに再現されており、
フェラーリらしいスタイリッシュなボディラインのアレンジも巧い。

車体リア部はロボットモードで足の裏になり、メナゾールへの
合体時には手足のパーツを取り付ける為、ジョイントが設けられている。

この為、実車の丸型テールランプは再現されておらず、
テールランプのモールドは省略している所は致し方ないと言えよう。




TRANSFORMERS G1 D-53 WILDRIDER Ferrari 380GTB 928

ボンネットにはメッシュパターンのステッカーが貼付され、
デストロンマークも大きく配置されている。

G1初期は自動車に変形するTFはサイバトロンである事が常だったので、
デストロンマークを付けたカーロボットは非常に目新しいイメージがあった。

「自動車に変形するデストロン」という、それだけの事が、
当時のファンには大きなインパクトだったのだ。



TRANSFORMERS G1 D-53 WILDRIDER Ferrari 380GTB 5931

フェラーリのイメージカラーは赤だが、ワイルドライダー
車体全体がグレー、ウィンドーが赤という独自のカラーリング。

ロボットモードで腕部に変形する車体サイドのウィンドー部分の成形色が赤い為、
これに合わせてフロントガラスも赤く塗装していると考えられ、
ワイルドライダーの独特なカラーリングを生み出している。




トランスフォーム!
G1 TRANSFORMERS STUNTRON D-53 WILDRIDER Transform




トランスフォーマー G1 スタントロン D-53 ワイルドライダー 945

ロボットモード

最初に登場したスクランブル合体ロボの中でも
合体時に手足に変形するメンバーは類似した体型を有し、
角張ったボディと手足が特徴的で非常にTFらしさが表れている。

シンプルなデザインのロボット故に、付属するステッカーを
手足や胸部に貼付する事で格段にイメージアップする。



トランスフォーマー G1 スタントロン D-53 ワイルドライダー 950

リア

車体後部を引き伸ばして脚部に変形させ、
カーモードのフロント部はヒンジで移動して背中に収まる。

メナゾールに合体する事を大前提に造られている為、
各単体のスタントロンの変形は極力シンプルな物が採用されており、
子供を対象とした遊び易さを重視した設計という事が見て取れる。




TRANSFORMERS G1 D-53 STUNTRON WILDRIDER Die Cast 980

スーパーカーに変形するスタントロン部隊の特徴として、
胸部から腰に掛けてのボディ部分がダイキャスト製という事が挙げられる。

スタントロンエアーボット等の他のスクランブルロボと異なるのは、
ダイキャストパーツに塗装を施していない事であり、
メタルの質感を強く感じさせる武骨な所が魅力的であった。




トランスフォーマー G1 スタントロン D-53 ワイルドライダー 958

『自分の無謀運転で、他者に事故を起こさせる事に喜びを感じている。
しかしタイヤパンクには極めて弱い。

最高時速400km.で、運転能力も抜群である。
仲間のスタントロン達と「メナゾール」に合体する。』




TRANSFORMERS G1 D-53 WILDRIDER Tech Specs 971

テックスペック

・体力 : 6
・知力 : 6
・速度 : 7
・耐久力: 6
・地位 : 5
・勇気 : 8
・火力 : 7
・技能 : 6





TRANSFORMERS G1 D-53 STUNTRON WILDRIDER LASER SHOTGUN 5974

レーザーショットガン

ワイルドライダー専用の銃はシンプルなデザインで、
ほぼそのままの形状でアニメにも登場している。

しかし本体の上部にはスコープが設置されている等、
銃としての機能やリアルさも考慮されている事が分かる。

又、海外版トイ設定では別の名称が与えられており、
スキャッターショットガンと命名されていた。




TRANSFORMERS G1  WILDRIDER Ferrari 380GTB Blaster Gun 988

ブラスターガン

海外版トイ設定ではプラズマエネルギーブラスター
呼称されるスタントロン専用の2連キャノン砲は、
キャラクター毎に異なるデザインの物が用意され、
金型を新造している拘りの武装である。

合体ロボットである事を主軸にしたトイながらも、
単体での遊びも考慮されており、更にカーモードのみで
装備する専用の追加武装が付属する豪華さが魅力だ。



TRANSFORMERS G1  WILDRIDER Ferrari 380GTB Blaster Gun 6003

リメイク版のユナイトウォリアーズ(コンバイナーウォーズ)では、
カーモードで装備する武器がメナゾールの手足に変形した
が、
オリジナルのG1版スタントロンでは手足パーツは別に造られている。

ブラスターガンはスタントロンのカーモード専用武装である為、
武器としてのデザインや車体とのバランスも申し分なく、
武装形態の『ブラスターガン付スーパーカー』モードは
リメイク版よりもG1トイ版の方が格段に優れている。





TRANSFORMERS G1 D-53 WILDRIDER 978

ワイルドライダーはその名の如く、非常に荒っぽい運転が特徴で、
蛇行運転や体当たりを行い、狂った様に叫び、笑いながら無謀運転を繰り返す。

海外版トイ設定にも記されているワイルドライダーの異常性は、
当時のサイバトロン、デストロン全体を見ても群を抜いて際立っている。



トランスフォーマー G1 スタントロン D-53 ワイルドライダー 983

G1アニメ『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』に於いても
ワイルドライダーのクレイジーな様子は何度も描かれており、
荒くれ者揃いのスタントロン部隊の中でも随一だ。

ワイルドライダーは「キチガイ」という言葉が最も似合うキャラクターである。




TRANSFORMERS G1 D-53 STUNTICON WILDRIDER 981

ベクターシグマによって生命を得たワイルドライダーの第一声は、
「自分はワイルドライダー、何だってやります!」であった事からも、
豪快だが思慮に欠ける性格という事が窺える。

地球での初戦でも、カーモードで軍のジープに突っ込んで破壊し、
そのまま跳ね上がってビルの壁をぶち抜くという異常な走行能力を発揮している。



TRANSFORMERS G1 D-53 WILDRIDER Ferrari 380GTB 228

カーモードの乱暴運転はワイルドライダーの代名詞とも言える物で、
相手が誰であろうと突撃し、ブロードキャストを跳ね飛ばしたり、
カーモードでジャンプしてスモークスクリーンにアタックするシーンも描かれている。

この様な無謀運転が印象的なキャラクター故に、
後々のリメイク版では『暴走兵』という役割が与えられているのであろう。




TRANSFORMERS G1 D-53 STUNTICON WILDRIDER 969

ワイルドライダーは気が触れている悪の兵士という
非常に危険な存在であり、後先考えずに行動している様な性格の為、
アニメ第61話「マスカレード」では、重要な任務の最中でも
インフェルノホイスト達サイバトロン戦士を挑発してバトルを仕掛け、
逆に撃退されてしまうという失態も見せている。



TRANSFORMERS CHRONICLE BLUE STREAK & G1 WILDRIDER 6196

第47話「ヨーロッパ横断特急」では、カーモードのルーフに
しがみ付いたストリークを振り落とす為に、時速約240km.という猛スピードで
岩の壁に自ら激突してストリークを吹っ飛ばすという荒業を披露している。

如何にもワイルドライダーらしい無茶苦茶な戦法だが、オートバリアーで強化された
車体はへこむどころか傷一つ付かない頑丈さがスタントロンの強みだ。





トランスフォーマー G1 スタントロン D-53 ワイルドライダー 215

アニメ劇中のワイルドライダーの禍々しい高笑いは耳に残り、
異常な精神を宿した暴走車両というキャラクター付けにより、
世紀末的な雰囲気を漂わせている特殊な存在であった。

これはワイルドライダーが変形するフェラーリという車種から、
「暴れ馬」のイメージを投影しているのかもしれない。

この様な個性的過ぎるキャラクター設定が優れているからこそ、
トランスフォーマーのトイも何倍も楽しめる物になるのである。







G1 TRANSFORMERS WILDRIDER 6214

⇒ ◆参考にならない比較◆





⇒ トランスフォーマーG1 スタントロン D-51 ブレークダウン  `
⇒ トランスフォーマーG1 スタントロン D-52 ドラッグストライプ

⇒ トランスフォーマー ユナイトウォリアーズ UW-02 デッドエンド `
⇒ トランスフォーマー ユナイトウォリアーズ UW-02 ブレークダウン


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
他のスタントロンが忠誠を誓う旨の第一声をあげる中のあの台詞は印象的でした。
フロントが大きく開くのも好きなので、スクランブル物のボーダーレス合体ではスタントロンからはこれを選びます。一人はこうしたキャラの方がデストロンらしいとも思うので。
2015/10/01(木) 09:38:17 | URL | 紅澪斗燭鍍 | [ 編集 ]
>紅澪斗燭鍍さん
スタントロンとエアーボット誕生のエピソードは傑作でしたね、
それぞれのキャラクターの描き方が印象的でした。
スタントロンのアクの強いキャラ付けも巧いと思います。

スクランブル大決戦ではオボメナティカスとかありましたね、
オリジナル合体で楽しめるのもスクランブルロボの長所ですね。
2015/10/02(金) 22:58:47 | URL | つくも | [ 編集 ]



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