十三非常階段
●ビークール  B-17 アメリカンパトカー ディセプティコン バリケード
TRANSFORMERS BECOOL B-17 DECEPTICON BARRICADE 6474

実写映画『トランスフォーマー』で衝撃的な活躍を残し、
悪のパトカー型トランスフォーマーというキャラクター性を確立した
バリケードは、主な活躍は実写版映画第一作目のみにも拘らず、
その後も数々のトイが発売され続けた人気キャラクターだ。


この流れは低年齢の児童向けシリーズ『ボットショット』にも取り入れられ、
日本版の『ビークール』にも導入された事も頷ける展開だった。

しかし日本のファンを驚かせたのは、ビークール・バリケードは
それまでの悪役という個性を根底から覆す、
完全に新規のキャラクター性が与えられていた事である。



トランスフォーマー ビークール B-17 アメリカンパトカー バリケード 471
  ◆ 名前 : ディセプティコン バリケード

  ◆グループ: ビークール

  ◆ 変形 : アメリカンパトカー


  ◆シリーズ: ビークール

  ◆ 発売 : 2013年1月26日

  ◆ 価格 : 680円




TRANSFORMERS BECOOL B-17 DECEPTICON BARRICADE Package

パッケージ




TRANSFORMERS BE COOL American Police Patrol Car DECEPTICON BARRICADE 430

ビークルモード

モチーフキャラクターは実写映画版『トランスフォーマー』に
登場したバリケード
の為、変形モードはマスタングを意識した
マッスルカータイプの黒いパトカーとなっている。

黒いボディのサイドに白の塗装が入り、ルーフには
パトランプが設置されている事でパトカーという事が認識出来る。



TRANSFORMERS BE COOL American Police Patrol Car DECEPTICON BARRICADE 434

リア

ムービー・バリケードと異なる所は、車体後部に
大型リアウイングが設置されている事。

これはビークール特有の瞬間自動変形を行った際に、
勢いで倒れない様にリアウイングが支えを兼ねている為。



TRANSFORMERS BE COOL American Police Patrol Car DECEPTICON BARRICADE 436

サイド

ビークール・バリケードの仕様は、先行して発売されていた
海外版のボットショット・バリケードとほとんど同じである。

成形色や塗装箇所は全く同じで、ロボットモードの
胸部パネルのみ日本独自の物に変更されている。




トランスフォーマー ビークール B-17 アメリカンパトカー バリケード 570

日本版ビークールはボットショット版よりも塗装箇所を
増やしている特徴があったが、バリケードのカラーリングは
元々シンプルな物だったので変更する必要が無かったのだろう。

ハズブロの公式画像では、タイヤのホイールがシルバーに塗られていたが、
製品ではボットショットもビークールも未塗装という面も共通している。




ヘンケイ!
TRANSFORMERS BE COOL B-17 DECEPTICON BARRICADE Transform




TRANSFORMERS BE COOL B-17 DECEPTICON BARRICADE Transform Flip Changer 1

走行させてバンパーのスイッチが押されると、スプリングの力で
フロント部が跳ね上がり、ドアが左右に開き、車体底部に収まっていた
ロボットの脚部が起き上がって、一瞬でロボットモードに変形する。



TRANSFORMERS BE COOL B-17 DECEPTICON BARRICADE Transform Flip Changer 2

バリケードはボットショットの最初期シリーズのWAVE1
ラインナップされた初期アイテムの一つだが、瞬間自動変形の
メカニズムは確立されていたので、後発のアイテムと精度の差は無い。




トランスフォーマー ビークール B-17 ディセプティコン バリケード 556

ロボットモード

実写映画版バリケードを基にアレンジを施したデザインで
造形されており、クリーチャー的で不気味なイメージだった
映画版
と比べると、G1トランスフォーマーの様な
子供でも馴染めるスタイルと顔に変更されている事が特徴。

大きな変更点は、目、鼻、口がある顔になった事であろう。



トランスフォーマー ビークール B-17 ディセプティコン バリケード 464

リア

ディフォルメされたデザインのボットショットは、
低年齢向けトイシリーズであり、このコンセプトは
日本版のビークールでも受け継がれている。

ムービーシリーズのTFを単にディフォルメしただけではなく、
複雑なデザインをシンプル且つ子供にも受け入れられる様に
アレンジして纏め上げている手腕は評価に値する。




トランスフォーマー ビークール プロール & バリケード & ケンザン 578

バリケードパトカーに変形する為、カラーを変更して
別キャラクターが製作され、日本版、海外版共に
パトカーTFの代表格であるプロールが登場している。


又、カーモードのフロント部を差し替えたバージョンのリデコ版では
ケンザンが製作されており、日本限定アイテムとなった。



TRANSFORMERS BOT SHOTS DECEPTICON BARRICADE 558

バリケードとしてのリペイント版は、海外で発売された
ボットショット5体セット『ディセプティコン ファイアーアサルトチーム』の
一員として、オレンジ色主体のバリケードが発売されている。

ボットショット版プロテクトボット5体セットでは、バリケードの型を
使用したストリートスマートが登場する予定だったが、
ボットショット・プロテクトボットセットはキャンセルされ未発売となった。





TRANSFORMERS BOT SHOTS  American Patrol Car DECEPTICON BARRICADE 581

バリケードは2007年に公開された実写映画第一作目の
トランスフォーマー』に登場したディセプティコン兵士で、
パトカーに偽装して人間社会に潜伏している好戦的なTFだった。


パトカーを変形モチーフにしていながらも悪役という、
映画版のキャラクター性を引き継いで、ボットショット版も
しかめ面をした悪役に相応しい表情が与ええられている。



トランスフォーマー ビークール B-17 アメリカンパトカー バリケード 563

しかし日本版のビークールが住む世界『びっくりワールド』では、
オートボットディセプティコンの軍団分けが無く、
正義と悪のロボットの対決という概念も無い。

商品名にオートボット、又はディセプティコンと冠してあっても、
それは商標登録の都合によるネーミングで、設定的には意味を成していない。



TRANSFORMERS BE COOL B-17 DECEPTICON BARRICADE 485

海外のボットショットでは悪役だった為、バリケードの顔は
如何にも悪そうな表情で造形されているが、日本版のビークールでは
全く異なるキャラクター性が与えられており、バリケードは
警官ながらも明るく陽気でノリが良いキャラクターとして描かれている。

映画のバリケードとは対極と言うべき性格設定となり、
トイの顔のイメージとのギャップが激しいビークールとなった。




トランスフォーマー ビークール プロール & バリケード 579

バリケードはトイを使用した動画・ストーリームービーの
『信号はまもろうね!のまき』に登場しており、
同型で同じくパトカーに変形するプロールと共に
街のパトロール任務に従事する警官として活躍する。

更に登場と共に、それまでの映画版バリケードのイメージを
覆すキャラクター性を披露し、TFファンを驚かせる事になる。




TRANSFORMERS BE COOL American Police Patrol Car DECEPTICON BARRICADE 482

ビークール・バリケードはアメリカンパトカーという変形モードを有する為、
キャラクター性もアメリカンである事が強調されており、
異様に明るく、妙なアクセントと英語交じりの口調で話すという、
日本のマンガやアニメで描かれる、いわゆるステレオタイプの
アメリカ人というキャラクターに仕上げられている



トランスフォーマー ビークール アメリカンパトカー バリケード & キュージョン・キャプテンアメリカ 589

ビークールの世界・びっくりワールドには、
日本やアメリカといった特定の国家は存在しない筈だが、
バリケードはアメリカンである事が強調されたキャラクターだ。

世界観が矛盾している感は否めないが、元々就学前の幼児を
対象としているトイシリーズなので深く考えてはいけない。






TRANSFORMERS BECOOL B-17 DECEPTICON BARRICADE American Be Cool Mark 517

ビークールマーク

止まれ』を示す道路標識。

六角形の標識に、英語で『STOP』と
書いてある所がアメリカンだ。



TRANSFORMERS BECOOL B-17 DECEPTICON BARRICADE American Be Cool Mark 522

パトカーのシンボルであるパトライト。

赤と青の2色ライトがアメリカンだ。



TRANSFORMERS BECOOL B-17 DECEPTICON BARRICADE American Be Cool Mark 518

道路には欠かせない信号機。

縦型の形状がアメリカンだ。





TRANSFORMERS Movie 2007 & Bot Shots Be Cool DECEPTICON BARRICADE 1

基になったボットショットではムービー・バリケードを意識して製作されている為、
額の連なったツノ飾りや頭部形状が類似しており、赤い目も受け継いでいる。

又、胸部はカーモードのフロント部の様な形状で
造形されているという特徴が確認出来る。

胸部にはフロントグリルやバンパーらしきモールドがあり、
両脇の金属ネジをヘッドライトに見立てている事が見て取れる。




TRANSFORMERS Movie 2007 EZ Collection & Bot Shots Be Cool DECEPTICON BARRICADE 488

カーモードもムービー・バリケードと同様に黒を主体としたパトカーで、
パトランプが赤と青の2色を使用している面も再現されている。

日本のパトカーは白主体なので、黒いパトカーは幼児にとっては
見慣れない車である為、『アメリカンパトカー』という名称で
日本のパトカーとは違うという事をアピールしているのだろう。





TRANSFORMERS MOVIE 2007 & BE COOL DECEPTICON BARRICADE 507

ビークール・バリケードの様に楽観的で明るいキャラクター性は、
イメージ上の『アメリカ人』として度々描かれてきた定番の物だ。

しかし基となったムービー・バリケードの様な、公的権威を利用した
凶暴な悪徳警官というキャラクター性も、様々な映画やドラマでよく目にする為、
アメリカ人のイメージの一つになっている事は皮肉と言えよう。





TRANSFORMERS BECOOL B-17 DECEPTICON BARRICADE 514

ムービー版バリケードのキャラクター性とは正反対の
ビークール・バリケードは、車種がアメリカンパトカーだけに
キャラクター性まで『アメリカン』である事を追求している稀なTFだ。

更に胸部パネルも全てアメリカを意識したイラストという、
必要以上とも思える拘り振りには目を見張る物がある。

たとえ対象としている幼児が理解出来なくても手を抜かず、
アメリカンという統一性を貫いたキャラクターを作り上げた事は、
驚きと共に大人のファンも充分に楽しませてくれた。







TRANSFORMERS BE COOL 511

⇒ ◆参考にならない比較◆







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