十三非常階段
●トランスフォーマー マイクロンブースター  Ver.3 6 レンチ
TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 6 WRENCH 8176

3体セットで発売されていたマイクロンのリカラー版を
単体で販売するスタイルを導入したマイクロンブースターには、
大型トランスフォーマーとセットになっていたパートナーマイクロン
リカラー版も加えられており、バラエティに富んだラインナップが特徴だ。

マイクロンブースター第4弾のマイクロンブースターVer.3では、
パートナーマイクロンを基にしたリカラーTFが数多く登場した。



トランスフォーマー マイクロンブスター Ver.3 6 レンチ 171

  ◆ 名前 : レンチ

  ◆グループ: マイクロン

  ◆ 変形 : トップフューエル・ドラッグスター






TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 Package

◆シリーズ: マイクロンブースター

◆ 発売 : 2005年3月中旬   `

◆ 価格 : 300円       `




TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 6 WRENCH TOP FUEL DRAGSTER 130

ビークルモード

トップフューエル・ドラッグスターは、巨大なエンジンと大型の後輪、
異様に長いノーズと小さな前輪が特徴のドラッグレースカー。

ドラッグレースの最高峰、トップフューエル・クラスで使用される
ドラッグレースカーは、8000馬力という桁違いのパワーで
SS1/4マイル(Standing Start Quarter Mile いわゆるゼロヨン)、
即ち約400メートルを4秒を切る超スピードで走破する。



TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 6 WRENCH TOP FUEL DRAGSTER 134

リア

マイクロン・レンチの後輪が大きくノーズが長い
特殊な形状の車体は、トップフューエル・ドラッグスターを
アレンジしたカーモードであり、独自の要素としてコックピット全体を
覆うキャノピーが備わっている所が実車とは異なっている。

マイクロンというミニサイズTFながらも、ドラッグレースカーという
特殊な車種を選んでいるアイディアが興味深い。




TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 6 WRENCH TOP FUEL DRAGSTER 152

2000年代中期まで展開したユニクロントリロジー時代の
マイクロンは、主に3体セットのチームで発売されたタイプと、
大型TFにパートナーマイクロンとして付属していたタイプがある。

マイクロンブースターVer.3では、大型TFとセットになっていた
パートナーマイクロン型のリカラー版が多くを占めている事が特徴。

レンチもパートナーマイクロン型のリカラーTFに当て嵌まる。




トランスフォーム!
TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 4 WRENCH Transform




トランスフォーマー マイクロンブスター Ver.3 6 レンチ 160

ロボットモード

車体の半分が全て右腕に変形するという、
マイクロンだからこそ可能だったと思われる特殊な体型。

右腕の長さは身長よりも長い異様なスタイルに加えて、
右腕には拳も無いという独特なデザインのTFだ。



トランスフォーマー マイクロンブスター Ver.3 6 レンチ 235

リア

右腕にパーツが集中しているアンバランスな
スタイルだが、踵に大型のタイヤパーツが配置され、
接地しているので自立する事に問題はない。

右腕を上げて重心が崩れても、倒れない様に
計算された設計が見事なマイクロンである。




TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3  WRENCH 8179

肩と股関節、膝に可動軸を備え、右腕の肘には
ボールジョイントが取り入れられている。

初期型のマイクロンとしては可動箇所が多く、
ボディほどの大きさの右腕も、ポーズ付けの際に
邪魔になる事はない所は意外な点と言える。



TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 6 WRENCH 183

右腕に設置された大型のカーモードフロント部は、
そのまま武器の様にも見えるデザインだ。

フロントパーツ内部の肉抜きは単なる空洞ではなく、
自動車のプロペラシャフトの様な形状に造形しているという、
目立たない箇所への拘りには驚くばかりである。



トランスフォーマー マイクロンブスター Ver.3 レンチ 186

2003年に海外で発売された『TRASNFORMERS ARMADA』シリーズの
ブラーに付属しているミニコン・インシネレーターが原型で、
同トイは日本では『トランスフォーマー マイクロン伝説』の
MC-08 シルバーボルトのパートナーマイクロン・ターボとなった。

独特なスタイルのマイクロンであったターボ
のリカラー版は少なく、
2004年に発売された『トランスフォーマー ユニバース』のスワーブに付属した
ロードハンドラーと、2005年のマイクロンブースターVer.3レンチしかない。





マイクロン・ターボとの比較
トランスフォーマー マイクロン伝説 ターボ & マイクロンブスター Ver.3 レンチ 230

ロボットモード

ターボレンチは全く同じ型なので姿が同様なのは当然だが、
ブルー主体のカラーリングまで類似している事が特徴。

ボディはターボがグレー、レンチはブルーなので異なる配色だが、
全体的なイメージはブルーが占めている為、印象が似ているマイクロン達だ。



トランスフォーマー マイクロン伝説 ターボ & マイクロンブスター Ver.3 レンチ 233

リア

背中に配置されたウイングは、ターボがオレンジ色レンチはグレー成形色の為、
正面よりは違いがはっきりしている事が見て取れる。

レンチの膝の裏側に丸いモールドが確認出来るが、
これはカーモードの排気口を表すモールドである。

実はレンチの大腿部は向きが前後逆に取り付けられており、
更に左右が入れ替わっているという組み間違いである。

しかし変形やポージング、自立させるには全く影響しない事が救いだ。




TRANSFORMERS MICRON LEGEND TURBO & MICRON BOOSTER WRENCH TOP FUEL DRAGSTER 223

ビークルモード

車体のカラーは双方ブルーの為、非常に似ているが、
コックピットとウイングは全く異なる配色なので差別化に成功している。

ターボのコックピットはピンク色の目立つカラーだが、
海外版のインシネレーターはネイビーブルーだったので、
よりレンチと似ている印象が強い物だった。



TRANSFORMERS MICRON LEGEND TURBO & MICRON BOOSTER WRENCH TOP FUEL DRAGSTER 8253

リア

正規の組み立て方のターボのリア部、ロボットモードの膝部分には、
排気口の丸いモールドが配置されている事が分かる。


一方、レンチは大腿部を前後逆に取り付けてしまっている為、
カーモードで露出するべき排気口のモールドが隠れている。

当方はレンチを複数所有しているが、全てのレンチの大腿部が逆に組まれている。
造形的には組み間違いと言える物だが、意図的な変更という可能性もある。





トランスフォーマー マイクロン伝説 ターボ & マイクロンブスター Ver.3 レンチ 245

元々、大型TF・シルバーボルトのパートナーマイクロンとして
製作されたターボは、シルバーボルトとセット販売であった。

レンチは単体販売のマイクロンブースター用のアイテムとなったが、
本来は大型TFトイとセットである筈のマイクロンだ。



トランスフォーマー ギャラクシーフォース ブラー & マイクロンブスター Ver.3 レンチ 219

その大型トランスフォーマーとは、同時期の2005年に展開していた
トランスフォーマー ギャラクシーフォース』シリーズのGS-01 ブラー
であり、
ブラーはマイクロン伝説・シルバーボルトのリデコ版だ。

レンチのカラーリングがブルー主体になっているのは、
ギャラクシーフォース・ブラーと同時に製作されている為だ。



TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 6 WRENCH 189

レンチの手足のブルー、ボディのラメ入りブルー成形色は、
GFブラーの成形色と同じであり、本来ブラーとレンチは
同じ金型で造られているセットアイテムだという事が分かる。

ブラーとセットで造られるレンチだが、ブラーのトイには
マイクロンは付属せず、代わりにフォースチップに入れ替わっている。




トランスフォーマー マイクロン伝説 シルバーボルト & ギャラクシーフォース ブラー ギミック 1

シルバーボルトでは車体後部にマイクロン・ターボを合体させてウイングを展開したが、
ブラーフォースチップを差し込む事で同様のギミックが発動する。

シルバーボルトのリデコ品であるブラーは、マイクロンから
フォースチップを使用するイグニッション・アクションにギミックを変更した為、
マイクロンとのエボリューション・ギミックが廃されている。



トランスフォーマー マイクロン伝説 シルバーボルト & マイクロンブースター レンチ 211

マイクロン・レンチターボと同型のTF故に、
シルバーボルトに合体させる事が可能で、
エボリューション・ギミックの発動も問題無く行える。

従来のトイとも互換性がある事は嬉しい限りであり、
シリーズを越えて遊べる事は評価出来る。





トランスフォーマー マイクロン伝説 シルバーボルト & マイクロンブースター Ver.3 レンチ 215

同様にマイクロンジョイントも残されているので、シルバーボルトの様な
マイクロンジョイントが備わっているTFトイに合体可能。


GFブラーのトイではフォースチップに切り替わった為、マイクロンが不要となったのだが、
ブラーを製作する上で金型を共有しているマイクロンも造られる。

残されたマイクロンの活用方法として、単体販売形式のマイクロンブースターは
恰好のシリーズであり、レンチとしてラインナップされる事になる。



TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 6 WRENCH 192

GFブラーを始めとするマイクロン伝説トイのリデコTFは
ギャラクシーフォース シリーズで4体発売されており、
ブラーバズソーロングラックラナバウトがそれに当たる。

本来、これ等のリデコTFのパートナーであったマイクロンは、
マイクロンブースターVer.3に組み込まれて発売される事になった。

この為、リデコTFとマイクロンブースターVer.3の発売日は近かった。





トランスフォーマー ギャラクシーフォース ブラー & マイクロン レンチ 8208

又、レンチの特徴の一つに、全てのタイヤが
クリアパーツで成形されている事が挙げられる。

これはGFブラーと同じ成形色を使用している為だが、
タイヤがクリア成形」という特徴には設定が与えられており、
トランスフォーマー ギャラクシーフォース』では
惑星スピーディア出身TFの身体的特徴とされている。




トランスフォーマー マイクロン伝説 シルバーボルト & ギャラクシーフォース ブラー & マイクロン ターボ レンチ 242

即ち、レンチは大勢居るマイクロンの中で唯一の
スピーディア出身マイクロンと見做す事が出来る特殊な存在である。

レンチ自体にはキャラクター設定は全く作られていなかったが、
クリア成形のタイヤという特徴からスピーディアのトランスフォーマーという事を
導き出す事が出来る為、僅かでもキャラクター性を探る手掛かりがあった事が嬉しい。




TRANSFORMERS MICRON BOOSTER Ver.3 WRENCH 195

元々マイクロン伝説トイの付属品の様なアイテムであった
パートナーマイクロン故に、単体で発売される事は稀なケースな為、
マイクロンブースターに導入された事は歓迎出来る展開であった。

レンチの場合は、基にしているターボと類似しながらも差別化している面や、
キャラクター性を垣間見る事が出来るパーツ構成等、
マイクロンという最小サイズのTFトイながらも大いに楽しませてくれた。

マイクロン一つを例にしても新たな発見がある所が、
トランスフォーマーシリーズの面白さと言えよう。







TRANSFORMERS MICRON BOOSTER 8248

◆参考にならない比較◆





⇒ GS-01 ブラー               `


⇒ マイクロンブースター Vol.3 8 プライヤー


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