十三非常階段
●キュートランスフォーマー  QT-26 ショックウェーブ
Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE 247

ゲームや動画配信、TVアニメ放送等、数々のプロモーションが功を奏したのか、
キュートランスフォーマー』は思いの他人気を博し、ラインナップも増加され、
少数ながらもディセプティコン勢が増員された事は歓迎出来る展開であった。

更にファンを驚かせたのはスタースクリームサウンドウェーブという
定番のメンバーだけではなく、G1アニメでは参謀ながらも脇役であった
レーザーウェーブ(ショックウェーブ)が含まれている事であった。



キュートランスフォーマー QT-26 ショックウェーブ 216

  ◆ 名前 : ショックウェーブ

  ◆ 肩書 : 防衛参謀

  ◆グループ: キュートランスフォーマー
         / ディセプティコン

  ◆ 変形 : トヨタ・クラウン アスリート S21




Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE Package

◆シリーズ: キュートランスフォーマー

◆ 発売 : 2015年8月29日      `

◆ 価格 : 999円         `




Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE TOYOTA CROWN ATHLETE S21 176

ビークルモード

トヨタ・クラウンの14代目となるS21型の中でも、
比較的若いユーザーを意識した車種がクラウン アスリートであり、
スポーティーでスタイリッシュな面が強調されている事が特徴。

トランスフォーマーに於いて、変形モチーフにクラウンが採用されたのは
QTFショックウェーブが初で、リデコ版にはQTF-06 アーシーがある。



Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE TOYOTA CROWN ATHLETE S21 241

サイド

チョロQスタイルで車体が圧縮れた様な形状だが、
サイドのウィンドーの分割線により4枚ドアも再現され、
クラウン アスリートの純正ホイールもリアルに造形されている。

ヘッドライトはメタリックブルーに、テールランプは赤く塗装されており、
カーモードの完成度は納得の出来映えと言えるだろう。



Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE TOYOTA CROWN ATHLETE S21 179

リア

ウィンドーは全てメタリックブルーで塗装され、
ボンネットにはディセプティコンマークがプリントされている。

ミニサイズのディフォルメカーだが、ルーフ後部には
シャークアンテナまで造形してクラウン アスリートの特徴を
可能な限り再現しようとしている拘り振りに驚かされる。




Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE TOYOTA CROWN ATHLETE Black Style 188

一見するとノーマルのブラックに見えるボディカラーは、
ラメを練り込んだ成形色で構成されており、
メタリック感を演出している巧い配色だ。

QTFショックウェーブの黒いボディカラーは、2014年に発売された
クラウン アスリートの特別仕様車・ブラックスタイルを意識している様だ。

クラウンの特徴でもある王冠型のエンブレムも立体で再現され、
メッシュ状のフロントグリルもリアルに造り込まれている。




トランスフォーム!
Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE Transform




キュートランスフォーマー QT-26 ショックウェーブ トヨタ・クラウン アスリート S21 200

ロボットモード

カーモードでのブラックカラーではショックウェーブらしさが
感じられなかったが、ロボットモードでは本来のボディカラーである
パープルが頭部、腕部、脚部に現れる所が巧い。

ショックウェーブ最大の特徴である一つ目と六角形の頭部が
リアルに再現されている事で、キャラクター性が引き立っている。



キュートランスフォーマー QT-26 ショックウェーブ トヨタ・クラウン アスリート S21 204

リア

後頭部は下半分が窪んだ形にデザインされているが、
これは背中に配置されたルーフのフロントガラスが、ぴったりと
後頭部に嵌るので、意図的に特殊な後頭部に造形したと思われる。

又、G1レーザーウェーブ(ショックウェーブ)は背中にレーザーガンの
後部パーツが配置され、バックパックを背負っている様なスタイルだっただけに、
QTFショックウェーブのルーフを背負うスタイルは共通性が感じられる。




Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE 255

QTFショックウェーブは一つ目が完全な円形ではなく、
上部が少し欠けているという非常に珍しい形状となっている。

この様な特殊な形状の目は、歴代ショックウェーブ(レーザーウェーブ)の中でも
Qトランスフォーマー版が初であり、論理的で無感情というショックウェーブの
キャラクター性も表現出来ている優れた造形のTFトイである。



キュートランスフォーマー QT-26 ショックウェーブ 253

キュートランスフォーマー共通の可動を備え、
首、肘が回転し、肩と股関節、膝は
ボールジョイントで自由に動かす事が出来る。

首は背中のフロントガラスに干渉するが360°回転可能で、
後頭部の窪みの御蔭で回転し易い構造となっている。



Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE LASERWAVE 328

又、前腕はG1レーザーウェーブの形状をリアルに再現しており、
四角く太い腕部となっている為、肩パーツに干渉して
肘を深く曲げる事が出来ない所が他のQトランスフォーマーと異なる面だ。

この点はディフォルメフィギュアのキュートランスフォーマー故に
然して気になる程ではなく、ポージングには不自由しない。



Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE Laser Cannon 250

ショックウェーブの個性の一つでもある左腕のレーザー砲
リアルに造り込まれており、チューブまで造形されている。

非常に細かいパーツ構成ながらも、頭部、腕部、脚部のロボット要素は、
G1版のデザインを可能な限り再現している拘りのアイテムだ。





キュートランスフォーマー QT-26 ショックウェーブ トヨタ・クラウン アスリート S21 251

『論理的でクールだが、メガトロンへの忠誠心は宇宙一。
どんな命令にも忠実に対応する。』




Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE LASERWAVE 219

G1アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に於ける
レーザーウェーブ(ショックウェーブ)は、メガトロンからセイバートロン星
留守を任されている防衛参謀という地位にある高官であった。



Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE LASERWAVE 338

参謀ながらも遠く離れた惑星で指揮を執るキャラクター故に
デストロン軍団のメインメンバーから外れた脇役であり、
ファンの間では「留守番参謀」と俗称される事もある。



キュートランスフォーマー ショックウェーブ & メガトロン 314

ショックウェーブは、キュートランスフォーマーのTVアニメ2期に当たる
キュートランスフォーマー さらなる人気者への道』にも登場した。

Qトランスフォーマーのディセプティコン勢の中では進行役の様な
キャラクターとして描かれ、メガトロンに忠実という設定を拡大して
丁寧過ぎる口調と礼儀正しい態度という、本来悪役である
ディセプティコンらしさが希薄な所が却って新鮮だった。






Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE 334

キュートランスフォーマー』は映画『トランスフォーマー ロストエイジ』が
劇場公開された2014年からスターとした為、TFロストエイジのキャラクター
少数ラインナップされているが、他はG1トランスフォーマーがほとんどを占めている。

G1TFをモチーフにしているQTFのキャラクター名も、G1初期の1980年代に
使用されていたコンボイバンブルランボル等の日本名を採用している。



Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE LASERWAVE 226

しかしショックウェーブのみ、日本名であるレーザーウェーブの名を使用していない。

尚、QTFブルーストリークバイナルテック版BT-19 ブルーストリーク
モチーフにしているので、G1期の日本名ストリークでなくても問題ない。

G1期の頃から海外名ショックウェーブ、日本名レーザーウェーブという
二つの名称が与えられていたキャラクターだが、日本のファンに馴染みがある
レーザーウェーブではなくショックウェーブである事に違和感がある。



キュートランスフォーマー QT-26 ショックウェーブ レーザーウェーブ 333

G1期からの日本のファンにはレーザーウェーブが最も馴染みがある名称で、
2004年の『トランスフォーマー スーパーリンク』でもレーザーウェーブだったので、
日本に於いてはレーザーウェーブの名は『コンボイ』と同じく伝統的な物なのだ。

2000年代のユニクロントリロジー期までは海外名ショックウェーブ
日本名レーザーウェーブと分かり易かったが、実写映画以降は
両方の名が使用される様になったので少々紛らわしくなった。




Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE 318

QTFショックウェーブのみ日本名レーザーウェーブを使用していないのは、
実写映画第3作目『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』に於いて、
海外名のままのショックウェーブとして登場していたからだと思われる。

新規のファンにとっては、映画で採用されたショックウェーブの方が
キャラクターをイメージし易いと判断したのかもしれない。



キュートランスフォーマー マイスター ショックウェーブ ランボル 311

QTFショックウェーブに違和感を覚えるのは、G1TFをモチーフにしている
他のQトランスフォーマーは、全て日本名を採用している為だ。

新規ファンに馴染みのある映画版の名称を使用するならば、
マイスターランボルではなくジャズサイドスワイプで良い筈なので、
映画版名称に固執している訳ではない事が理解出来る。



Q TRANSFORMERS QT-26 SHOCKWAVE LASERWAVE 231

又、缶コーヒー・ボス付属のミニフィギュアガチャ版クレオン
マスターピース版がレーザーウェーブの名称で発売されている事もあり、
商標登録を取得出来なかったという推測は成り立たない。

QTF版の名称をショックウェーブにした理由は商標関係ではなく、
日本に於いてもショックウェーブの名が浸透していた事が大きな要因だろう。



キュートランスフォーマー QT-26 ショックウェーブ レーザーウェーブ 9331

実写映画『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』だけではなく、
アニメの『トランスフォーマー アニメイテッド』や『トランスフォーマー プライム』に加え、
トランスフォーマーGo!』のトイでもショックウェーブの名称を採用していた。

2010年代はレーザーウェーブよりもショックウェーブの方が定着していた為、
キュートランスフォーマーもこれに倣ったと考えられる。

しかし、一つのシリーズの中で日本名と海外名を混在させた為、統一感はなくなっている。




キュートランスフォーマー QT-26 ショックウェーブ トヨタ・クラウン アスリート S21 321

トランスフォーマーでは海外名、日本名等、同一キャラに複数の名称がある事は
定番化しているので、各人の好みの名で呼んでも何の支障も無いだろう。

歴史が長いシリーズなので、ファンの世代によってキャラクターの
呼び名が変わる事もトランスフォーマー独自の現象と言える。

この様な紛らわしさが新規ファンを遠ざけている感は否めないが、
トイ自体は誰が手にとっても同じなので、呼び名等は特に気にせずに
各人が好きな様に楽しむ事が最善であろう。







Q TRANSFORMERS SHOCKWAVE 324

⇒ ◆参考にならない比較◆







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