十三非常階段
●トランスフォーマー レジェンズ  LG-14 アルファートリン
TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRIN 793

世界中で展開するトランスフォーマー シリーズは、
各国で玩具の仕様が異なる場合が見受けられ、
特に日本版は独自のスタイルを提示したアイテムが多い。

海外版コンバイナーウォーズ・ウルトラマグナスに付属する
ミニロボットのミニマスアンバスはIDWコミックス由来のキャラクターで、
日本に於いては邦訳本も無かった為、全く無名のキャラクターであった。

日本版ではカラーを大幅に変更し、G1時代から馴染みがある
サイバトロンの長老アルファートリンとした事で、ウルトラマグナスとの
設定面も克服し、誰もが納得出来る珠玉のアイテムとなった。



トランスフォーマー レジェンズ LG-14 アルファートリン 787


  ◆ 名前 : アルファートリン

  ◆グループ: マイクロン / サイバトロン

  ◆ 役割 : 長老

  ◆ 変形 : フューチャーカー





TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ULTRA MAGNUS Package Box

  ◆シリーズ: トランスフォーマー レジェンズ

  ◆ 発売 : 2015年9月19日        `

  ◆ 価格 : 7500円           `




TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRIN Future Vehicle 754

ビークルモード

トランスフォーマーの故郷・セイバートロン星のビークルながらも、
フロント両脇のヘッドライトやマッスルカーを思わせるボンネット、
シルバーで塗装されたウィンドー等から、自動車である事が理解出来る。

サイバトロン戦士は自動車に変形する者が多くを占めている為、サイバトロンの
長老であるアルファートリンの変形モードとして自動車は相応しい物だ。



TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRIN Future Vehicle 756

リア

ホットロディマスを思わせるリアウイングの形状から、
スピードに優れたスポーツカータイプのビークルという事が想像出来る。

又、車体の紫やウイングの小豆色、ウィンドーのシルバー等は
全て塗装が施されており、ルーフにはサイバトロンマークがタンポ印刷されている。



TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRION Future Vehicle 9758

サイド

明確に自動車である事が表現されたデザインだが、
セイバートロン星のビークルの為、車輪が一切無いスタイルが特徴。

いわゆるセイバートロンモードのビークルであり、トランスフォーマー2010』の
ブラーが変形するカーモードの様な、宙に浮くホバーカー
の如き自動車である。




TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRION Future Vehicle 763

レジェンズ・アルファートリンは元々別キャラクターとして開発されたTFトイであり、
日本で発売するに当たりカラーリングを変更してアルファートリンを再現している。

自動車に変形するアルファートリンのトイも初だが、紫と白、小豆色の配色により、
ビークルモードでもアルファートリンらしさを表現している事は流石である。




トランスフォーム!
TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRIN Transform



トランスフォーマー レジェンズ LG-14 アルファートリン 776

ロボットモード

サイバトロンの長老・アルファートリンが、
ウルトラマグナスに付属するマイクロンサイズの
ミニフィギュアで登場するという意外性があるアイテム。

元々は別キャラクターとして開発された型のTFトイだが、
ボディカラーの大幅な変更によりアルファートリンとして
充分認識出来る配色は見事と言うほか無い。



トランスフォーマー レジェンズ LG-14 アルファートリン 779

リア

アルファートリンを構成するパーツの成形色は白一色のみで、
頭部全体を始め、ボディの小豆色、紫、つま先のシルバー等は
全て塗装処理が施されており、ボディと脚部に至っては
内側部分まで全面塗装しているという重塗装のアイテムである。




TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRION 9814

ミニサイズながらも肩と股関節にボールジョイントが組み込まれ、
膝も深く曲げる事が出来るので縦膝ポーズも可能。

腕部、脚部共に可動範囲が広くポージングに問題は無いが、
大型の踵パーツは無い為、直立姿勢では後ろ側に倒れ易い。





TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRION 798

海外で先行して登場したコンバイナーウォーズ・ウルトラマグナスでは、
付属するミニロボットはアルファートリンではなく、ミニマスアンバスという
全くの別人であり、IDWコミックスから引用されたキャラクターだった。

既に戦死したウルトラマグナスの遺骸であるボディアーマーを装着し、
何代にも渡ってウルトラマグナスを演じてきたロボットの一人だ。



トランスフォーマー レジェンズ LG-14 アルファートリン 830

しかしながら、邦訳本も無いIDWコミックスのオリジナルキャラクターである
ミニマスアンバスの知名度は、日本に於いては無いに等しい。

更にウルトラマグナス自体は単なる外装アーマーで、
本体は中に収まっているミニマスアンバスという設定も、
日本のファンにとっては易々と受け入れる事は難しい物だった。




トランスフォーマー レジェンズ LG-14 アルファートリン 822

日本版のTFレジェンズ・ウルトラマグナスでは
ミニマスアンバスとその設定は採用されず、
ミニロボットはサイバトロンの長老アルファートリンとして、
ウルトラマグナスは他者が演じている外装アーマーではなく
生命を宿したウルトラマグナス本人として設定されている。



TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRION 825

日本版ではTFレジェンズの公式サイトでWEBコミックを公開し、
ウルトラマグナスの復活とアルファートリンの関係を説明している。

トイのウルトラマグナスの体内にミニロボットを収納するギミックも、
マトリクスと一体化しているアルファートリンの力で復活するという設定を与え、
TFファンが納得出来る形に纏めている事も見事であった。






TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRIN 815

アルファートリンは、1984年~1986年(日本では1985年~1986年)に放送された
G1アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』で初登場したキャラクター。

サイバトロンデストロンというグループが存在する以前の、
クインテッサ星人セイバートロン星を支配していた頃から
A-3(エースリー)の名称で活躍していた最古参のロボットだ。

本人曰くベクターシグマが創造した第一号ロボットである為、
全てのトランスフォーマーの中で最年長と考えられる。



TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRIN 819

アルファートリンは想像を超える悠久の時を生きてきた長老であり、
何代ものサイバトロンのリーダー達を見届けてきた。

デストロン軍団を結成したメガトロンの攻撃を受けて瀕死の重傷を負った
若者のオライオンパックスを、サイバトロンを率いるリーダーとして
コンボイ司令官
へと生まれ変わらせたのもアルファートリンであり、
トランスフォーマーシリーズに於いて非常に重要な人物と言えるだろう。




トランスフォーマー レジェンズ LG-14 アルファートリン 820

後にエアーボット部隊に生命を与える為に自らの命を捧げて
ベクターシグマと一体となったアルファートリンだが、
サイバトロンの最初のリーダーでもある為、マトリクスとも一体化している。

即ち、セイバートロン星のマザーコンピューターであり
トランスフォーマーの創造神でもあるベクターシグマと、
サイバトロンのリーダーの証で神秘の力を備えた英知の結晶である
マトリクスの双方と一体化しているという、他に類を見ない特別な存在なのだ。



TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRION 795

レジェンズ・ウルトラマグナス付属のコミックにも描かれているが、アルファートリン自ら
『神に最も近づいたトランスフォーマー』と語っている言葉に偽りは無い。

レジェンズ・アルファートリンは、トランスフォーマーの数多ある
平行世界を自由に行き来する事が出来る次元転移能力を持ち、
更にウルトラドリルを用いる事で空間に穴を開けて
別次元のトランスフォーマーを召喚する特殊能力も備えている。





SCF アルファートリンとの比較◆
トランスフォーマー SCF アルファートリン & TFレジェンズ アルファートリン 834

フロント

アニメオリジナルキャラクターとして登場したアルファートリンは、
トランスフォーマーの長老でありながら変形機構を備えていなかった。

この為か、重要キャラクターながらもTFトイとして立体化される機会に恵まれず、
2002年のSCF(スーパー・コレクション・フィギュア)が初の公式アイテムだった。



トランスフォーマー SCF アルファートリン & TFレジェンズ アルファートリン 836

リア

レジェンズ・アルファートリンは、元々別キャラクターのミニマスアンバスながらも、
頭部の角飾りや髭の塗り分け、全身各所の紫と小豆色のカラーリングにより、
アルファートリンとして認識出来るレベルのTFトイに仕上げている手腕が見事だ。

又、カーモードのルーフを背負うスタイルは、奇しくもG1アルファートリンのマントを
思わせる形状となっており、アルファートリンの雰囲気が感じられる。



トランスフォーマー SCF アルファートリン & TFレジェンズ アルファートリン 838

アルファートリンの変形トイが、約30年の時を経て漸く登場した事は非常に感慨深い。

ボットコン2007で登場したベクタープライムのリデコ版アルファトライオンや、
2014年のクレオン版でも、一応変形するアルファートリンのトイは存在していたが、
正規ラインでの変形可能なアルファートリンのトイは、レジェンズ版が初となった。





マイクロトランスフォーマー ホットロディマス & TFレジェンズ アルファートリン 869

レジェンズ・アルファートリンは、ウルトラマグナスの体内に収納する事を
前提としているトイだけに、非常に小さいサイズである事が特徴。

付属コミックでは人間サイズのアバターボディと設定されており、
最小サイズのTFである『マイクロン』にカテゴライズされている。




トランスフォーマー バトルスターズ スターコンボイ & TFレジェンズ アルファートリン 852

ミニサイズTF故に、大型TFと連動して遊べる所がメリットの一つだ。

更にレジェンズ・アルファートリンは、サイバトロンのリーダーの証マトリクスも
兼ねているキャラクターだけに、コンボイと絡めると様になるトイでもある。

写真のスターコンボイは、マイクロトランスフォーマーを胸部にを収納する事を
考慮したスペースがある為、アルファートリンも難無く搭乗させる事が出来る。



トランスフォーマー バトルスターズ スターコンボイ & TFレジェンズ アルファートリン 857

サイバトロンの長老であり、コンボイの生みの親でもあり、
更にマトリクスと同等の力を備えているアルファートリンを
全サイバトロンの総司令官であるスターコンボイの胸部に配置する事は、
ある意味ウルトラマグナスに搭乗させるよりも似合っている。




トランスフォーマー スターコンボイ & マイクロTF ホットロディマス & TFレジェンズ アルファートリン 862

スターコンボイのボディ内部は充分なスペースが設けられているので、
マイクロンサイズのミニTFらば、余裕で2体収納可能だ。

これにより、サイバトロンの歴代リーダー達であり、マトリクスにも深く関係する
アルファートリンコンボイロディマスの3人を一体に集約する遊びが実現出来る。

この様な従来のTFトイと連動させ、設定面も反映した遊びが行えるのも、
ミニマスアンバスをアルファートリンとして造り直した日本版あってこそである。



TRANSFORMERS STAR CONVOY & LEGENDS ALPHA TRION & MICROMASTER HOT RODIMUS 864

トランスフォーマーは、ボディのリフォーマットが頻繁に行われるが、
ボディサイズの縮小、拡大化も当たり前の様に
取り入れられている所が独自の設定と言えよう。

マトリクスゾディアックといった神秘のパワーを使わなくても、
各キャラクターがボディサイズを変更する事はよくあるので、
トランスフォーマーの設定は非常に自由度が高い事が理解出来る。




TRANSFORMERS LEGENDS LG-14 ALPHA TRIN 848

ウルトラマグナスの体内に収まるミニロボットをアルファートリンとした事で、
ウルトラマグナス自体も引き立たせる事に成功している日本版は、
トイのみならず設定面でも非常に優れた傑作アイテムとなった。

アルファートリンという重要キャラクターが変形トイで
漸く登場した事も感慨深く、更にミニサイズTF故に
従来のTFトイと連動させる事も容易というメリットも備えている。

レジェンズ・アルファートリンは単なる「付属品」の範疇を越えており、
メインのウルトラマグナスと同等の高いプレイバリューを備えたTFトイと言えよう。







TRANSFORMERS VECTOR SIGMA 845

⇒ ◆参考にならない比較◆







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