十三非常階段
●トランスフォーマー ジェネレーションズ  TG-03 ディセプティコン ブラストオフ
TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 DECEPTICON BLAST OFF 678

スペースシャトルに変形するトランスフォーマーは数あれど、
やはり有名なのは最初に登場したスペースシャトル型TFで、
輸送参謀の肩書きに相応しい活躍を残したアストロトレインと言えるだろう。

輸送に関してはアストロトレインに軍配が上がるが、
スペースシャトルを戦闘兵器として描写した代表格はブラストオフだ。

仲間を輸送する事も稀にあるブラストオフだが、
ビークルモードでも戦いで活躍していたイメージの方が強く、
戦闘スペースシャトル」というインパクトのある存在となった。



TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 CONBATICON BLAST OFF 788  ◆ 名前 : ディセプティコン ブラストオフ

  ◆グループ: コンバッティコン

  ◆ 役割 : 宇宙兵

  ◆ 変形 : スペースシャトル

 
  ◆シリーズ: トランスフォーマー ジェネレーションズ

  ◆ 発売 : 2013年1月26日

  ◆ 価格 : 2980円




TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 DECEPTICON BLAST OFF Package

パッケージ

日本で発売されたバージョンのTFジェネレーションズ・コンバッティコンは、
それぞれブリスターパックスタイルのパッケージで単体販売され、
海外限定版のギフトセットの様な5体セットは発売されなかった。




TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 BLAST OFF Space Shuttle 723

ビークルモード

TFジェネレーションズ版ブラストオフは、G1期のブレストオフの様な
地球のスペースシャトルではなく、トランスフォーマーの故郷の惑星である
サイバトロン星に於ける姿、いわゆるサイバトロンモードの宇宙船である。

全体的なフォルムは地球のスペースシャトルと同じく三角形だが、
巨大なジェットエンジンや合計9枚の尾翼等、奇抜なデザインが特徴。



TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 BLAST OFF Space Shuttle 724

リア

トイパッケージには単にビークルモードと記載されているだけだが、
海外版パッケージでは『サイバートロニアン・ロケット・プレーン』と
記載されており、サイバトロン星の宇宙船である事が説明されている。

スペースシャトル』はタカラトミー・公式ホームページの商品紹介からの引用。
ブラストオフと言えばG1期からスペースシャトルに変形する事が特徴のTFの為、
たとえ他の惑星の宇宙船でも『スペースシャトル』と
設定されている事はファンにとっても嬉しい配慮であった。




TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 BLAST OFF Space Shuttle Main Engine 741

機体後方は巨大なエンジンで占められており、
放射状に連なった尾翼やガンメタルに塗装された6本のパイプ等、
不気味な印象すら感じられる奇妙なデザインが魅力である。

地球のスペースシャトルとは構造が全く異なるという事が理解出来、
SF的で独特な形状ながらもメカニカルな要素は失っておらず、
ロボットであるトランスフォーマーらしさは表現されている所が巧い。




TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 BLAST OFF CYBERTRONIAN ROCKET PLANE 737

ジェネレーションズ・ブラストオフの機首にはピンク色に塗装された
三角形のモールドが両側に備わっており、目の様にも見える。

これは意図的に機首が顔の様に見えるデザインを与えたと思われ、
人間を乗せる事を前提としていないサイバトロン星のビークルらしさが表れている。



TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 BLAST OFF CYBERTRONIAN ROCKET PLANE 735

ビークルモードでも「顔」がある例は、2000年代初期に展開した
ビーストマシーンズ』のビーコン軍団に顕著で、ジェット機型ビーコンの
ジェットストームエアロドローンも機首が顔のある頭部となっていた。


サイバトロン星を舞台に活躍していた頃のブラストオフという設定の為、
ビークルモードでも頭部が備わっているデザインは理に適っている。




トランスフォーム!
TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 DECEPTICON BLAST OFF Transform




トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-03 ディセプティコン ブラストオフ 666

ロボットモード

ジェネレーションズ・ブラストオフは、海外で発売されたビデオゲーム
TRANSFORMERS FALL OF CYBERTRON』用のデザインを再現したトイの為、
G1期のブレストオフとは全く別物のスタイルが特徴となっている。

辛うじて頭部形状にブレストオフらしさが感じられるが、
それでもFOC用に大幅にアレンジされているので、
G1トイやG1アニメ設定とは異なる斬新なデザインである。



トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-03 ディセプティコン ブラストオフ 661

リア

エンジン部が変形した巨大なショルダーアーマーに
折り畳まれ収納されていた為、腕部の上腕は細く、
前腕は平たい形状となっている事が特徴の一つ。

上腕裏側と脹脛にジェットエンジンのノズルの様なモールドがあり、
スペースシャトルから変形するTFに相応しいデザインが見事だ。




TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 DECEPTICON BLAST OFF 683

首が回転し、ボディとショルダーアーマーを繋ぐ接続部に
ボールジョイントを使用、肩は前後に可動する。
肘は可動軸とボールジョイントの二重の可動を備えている。

股関節は前後左右に動かす事が出来、大腿部にはロール、
膝の可動軸も深く曲げる事が出来、全身の可動箇所は多い。




TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 DECEPTICON BLAST OFF Arm 706

豊富な可動箇所を備えたブラストオフだが、肩部分の構造は特殊な物で、
腕部は直接ボディとは繋がっておらず、まずボディとショルダーアーマーが
接続されており、そのショルダーアーマーの内側後方から
腕部が生えているという独特なパーツ構成で造られている。

この為、腕部の可動はクセがあると言わざるを得ない物となっており、
可動部分は多いにも拘わらず、意外にも可動範囲は制限される。



TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 CONBATICON BLAST OFF 708

ショルダーアーマーの向きを無視すれば、腕部全体の可動範囲は
広くなるのだが、ロボットモードのスタイルが崩れてしまう事が難点だ。

ゲーム用の特殊なデザインのビークル、ロボットモードの再現と
双方のモードを両立させる変形の難しさの皺寄せが、
肩と上腕の構造に表れてしまった様に感じられる。





TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 CONBATICON BLAST OFF Bio 784

ブラストオフが自力で宇宙軌道に到達出来ない者を見下す傾向は、
実の所自分の深い孤独感を隠す手段に過ぎない。

一人で静寂な宇宙に浮かびながら、指示されたターゲットに狙いを定め、
強力なX線レーザーでオートボットを狙撃する。』



トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-03 ディセプティコン ブラストオフ 716

サイバトロン星では、コンバッティコンの仲間と共に、
合体兵士ブルーティカスとしてディセプティコンの主戦力となる。

ビークルモードでは一定時間自分の体を巨大化し、
仲間を輸送する事も可能だ。』




TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 BLAST OFF Tech Specs 785

テックスペック

・体力 : 5
・知力 : 8
・速度 : 10
・耐久力: 7
・地位 : 5
・勇気 : 4
・火力 : 10
・技能 : 5





TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 BLAST OFF X ray Laser 691

X線レーザー

銃から発射される光線が「X線レーザー」と考えられるが、
銃自体の名称は日本版、海外版共に設定されていない。

G1ブレストオフはアイオニックブラスターという銃を携行していたので、
ジェネレーションズ版も同等の武器と思われるが、スペースシャトルモードの
両翼に装備する都合、2挺に増え、尾翼が設置されている事が特徴。



TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 DECEPTICON BLAST OFF Ionic blaster 692

パッケージ写真や説明書では銃に付いている尾翼を
寝かせた向きで装備する様に指示されている。

しかし銃にはグリップが2箇所設けられているので、
尾翼を立てた向きでも銃を装備する事が出来る。

どちらの装備方法を選ぶかは各人の好みである。





TRANSFORMERS GENERATIONS FALL OF CYBERTRON BLAST OFF 698

海外で発売されたブラストオフは数種類存在し、
一般販売版はボディカラーがパープル主体という
ブラストオフのイメージからは大幅に離れたカラーだった。

ゲーム用デザインのブラストオフはG1版と同様に
ブラウン主体のカラーで、ゲーム版カラーを再現したバージョンは、
アメリカのイベント『サンディエゴ・コミコン2012』の限定品や
ハズブロが運営するネットショップ限定で発売されている。



トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-03 FOC ブラストオフ 774

他にもG2カラーバージョンや、ジェネレーションズ・グリムロック
セットになったプラチナムエディション版が存在するが、
ゲーム・FOC版のカラーリングを最も忠実に再現しているのは
日本で発売されたTFジェネレーションズ版である。

日本版は海外版に比べると大幅に価格が高い為、
使用する塗料を多く出来るというメリットの表れと言える。




TRANSFORMERS GENERATIONS FOC BLAST OFF 780

ジェネレーションズ・ブラストオフのキャラクター設定は
G1ブレストオフの設定を踏襲した内容となっているが、
ジェネレーションズ版はサイバトロン星に居た頃という世界観の為、
地球」関連の記述は削除されている事が特徴。

強力なX線レーザー』(powerful x-ray laser)という表現もG1版と同じだが、
武器名称のアイオニックブラスターが省略されてしまった事は残念である。



TRANSFORMERS GENERATIONS FALL OF CYBERTRON BLAST OFF 797

宇宙空間から惑星の地上へレーザー攻撃を行える設定も、
G1ブレストオフの頃から記述されていた機能の一つ。

これは実際の衛星兵器から着想を得た物と思われ、
スターウォーズ計画等が話題となった冷戦時代の
1980年代の世相が表れた設定と捉える事が出来る。



TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 BLAST OFF Space Shuttle 738

この長距離レーザー攻撃は、トランスフォーマーでは2000年に展開した
トランスフォーマー カーロボット』のアニメで描かれている。

G1ブレストオフと同型トイであったコンバットロン・シャトラー
衛星軌道上から地上の標的を狙撃するシーンが登場し、
兵器としてのスペースシャトルの機能が分かり易く描かれていた。

G1ブレストオフと同型のシャトラーも、
全く同じ攻撃機能を有している事が興味深い。






トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-03 コンバッティコン ブラストオフ 718

ビデオゲームのFOCではブラストオフを自機として使用可能、
スペースシャトルモードを活かして立体的に移動する事が出来る。

ゲーム内に挿入されているシナリオパートのアニメでは、乗り込んだ宇宙船の
飛行状況を分析し、ボルテックスに操縦の指示を出すシーンも描かれている。

ブラストオフ自身がスペースシャトルに変形するだけに、
宇宙船の機能を熟知している辺りが非常に巧い描写である。



トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-03 ディセプティコン ブラストオフ 701

又、コンバッティコン5体が合体して完成するブルーティカス
変形合体する際は、スペースシャトルモードで飛行しながら接近し、
ブルーティカスの右腕として合体するという、スペースシャトル型TFである事を
最大限に活かした合体シーンが見所の一つであった。

日本では変形トイのみ販売され、ビデオゲームは未発売となったが、
ゲーム内の活躍を観ればより愛着が湧くトイになっていたであろう。




TRANSFORMERS GENERATIONS TG-03 CONBATICON BLAST OFF 765

TFジェネレーションズ版コンバッティコンはビデオゲーム用の新規デザインが特徴で、
ボディ各部もG1版とは全く異なる形状にアレンジされている。

それでもスペースシャトルと認識出来るビークルモードや頭部デザイン等、
G1ブレストオフの雰囲気は残されているデザインの巧さには目を見張る物がある。

スペースシャトル型TFという特徴を活かしたキャラクター面も
G1版設定を受け継いでおり、尚且つ新たな姿のスタイリッシュな
ブラストオフを作り上げた手腕は大いに評価出来るだろう。








TRANSFORMERS CONBATICON 776

◆参考にならない比較◆





⇒ コンバッティコン TG-04 ディセプティコン ボルテックス `

⇒ トランスフォーマー ユナイトウォリアーズ UW-07 ブロウル







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