十三非常階段
●トランスフォーマー 合体大作戦  TF-07 ファイヤーロード
G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ロード軍団 ファイヤーロード 319

1990年代に入りTFトイの仕様にも新たな要素が加えられ、
電飾無しで目を光らせる事が出来る集光ギミックはその一つであった。

集光ギミックを備えた新たなTFトイは、80年代から90年代となり、
年号も昭和から平成に切り替わって慣れてきた頃の
新時代を感じさせる世相にもマッチしていた。

ファイヤーロードを始めとするロード軍団等の新型TFトイが登場した時期、
その数ヶ月後にトランスフォーマー創成以来、長期に渡って続いていたG1期
終焉を迎えようとしていた事など想像も出来なかったのである。



TRANSFORMERS G1 Operation Combination TF-07 FIRE ROAD 327

◆ 名前 : ファイヤーロード                    `

◆グループ: ロード軍団      ◆シリーズ: トランスフォーマー 合体大作戦
      
◆ 役割 : 火炎戦士       ◆ 発売 : 1992年4月     `

◆ 変形 : 4WD        ◆ 価格 : 1500円       `




G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ファイヤーロード VS シャドージェット パッケージボックス

パッケージ

日本独自の2体入り対決セット。

ブリスターパッケージで単体販売された海外版と同様に、
ミサイル発射ギミックをアピールしている。




TRANSFORMERS G1 Operation Combination TF-07 FIRE ROAD 4WD Off Road Car 229

ビークルモード

スーパーカータイプばかりのロード軍団の中で唯一、
ファイヤーロードは4WDオフロードカーという車種が選ばれており、
他のキャラクターと差別化された独自性が強いTFである。

TFオリジナルデザインの架空の車ながらも、フロントにはグリルガードや
ウインチが専用パーツで取り付けてあり、実車の様な雰囲気も感じられる。



TRANSFORMERS G1 Operation Combination TF-07 FIRE ROAD 4WD Off Road 5239

サイド

タイヤは深い溝がモールドされたオフロードタイヤとなっている細かな造形。

ヘッドライトやウィンドーにはクリアピンクのパーツを使用しており、
ウィンドーをクリアパーツにする為にドアとフレーム、ルーフは
黄色の塗料で全体を塗装しているという拘りの仕様である。



TRANSFORMERS G1 Operation Combination TF-07 FIRE ROAD 4WD Off Road Car 236

リア

ボンネットとコックピットが車体の大部分を占めている為、
車体後部が短くなっているが、後部は荷台になっており、
車種としてはムービー・アイアンハイドの様なピックアップトラックである。

荷台には専用のミサイル砲を搭載し、両サイドのリアフェンダーには
予備のミサイルを装着しておく事が出来るという優れた構造となっている。




TRANSFORMERS G1 Operation Combination TF-07 FIRE ROAD 4x4 Off Road 246

ボンネットとドアのファイヤーパターンはステッカーで再現されており、
黄色のボディに赤いファイヤーパターンという、燃え盛る炎を感じさせるデザインだ。

元々はG1末期にヨーロッパで発売されたTFトイの一つである
ターボマスタースコーチであり、日本に導入された際に
名称とキャラクター設定が日本独自の物に変更されている。

ファイヤーロード』の名前と『火炎戦士』という役割は、
このファイヤーパターンから着想を得たと考えられる。




トランスフォーム!
G1 TRANSFORMERS Operation Combination TF-07 FIRE ROAD Transform




G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ロード軍団 ファイヤーロード 263

ロボットモード

4WDカーから変形するだけに厳つい体型が特徴で、
ロード軍団の中で最もパワフルなイメージを放つTFである。

運転席がボディになり、ボンネット部分を折り畳み
ボディ前面に配置している変形は、G1TFのトレイルブレイカー
ホイストと類似しており、スタイルも似た雰囲気となっている。



G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ロード軍団 ファイヤーロード 267

リア

頭部が収納されていた背中のスペースが目立つが、
これは初代コンボイのトイも同じであり、
G1トイでは特に気にする所ではない。

又、ファイヤーロードは海外版のスコーチと各パーツや成形色、
ステッカー等のカラーリングも全く同じ仕様のトイである。




G1 TRANSFORMERS Operation Combination TF-07 FIRE ROAD Bio 302

『火のエネルギーで戦う戦士。

体の表面を2000℃の高熱にし、炎を吹き上げながら
ライバルのシャドージェットを追いかけ回す。』



G1 TRANSFORMERS Operation Combination TF-07 FIRE ROAD Tech Specs 335

テックスペック

・体力 : 8
・知力 : 7
・速度 : 7
・耐久力: 9
・地位 : 7
・勇気 : 7
・火力 : 10
・技能 : 7




G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ファイヤーロード 4WD オフロードカー 318

存在その物が『火事』という、はた迷惑なTFである。

テックスペックの火力がマックスの10となっているのは、
武器の火力だけではなく、体表を加熱し発火する能力も
含まれている数値と考えられる。





G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ファイヤーロード  ファイヤーミサイル砲 285

ファイヤーミサイル砲

ロード軍団は海外用TFとして設計された際、
ターボマスター』というサブグループのTFだった。

この為、ミサイル発射装置はタービンを備えたジェットエンジンを
意識したと思われる形状に造られている事が特徴。



G1 TRANSFORMERS Operation Combination TF-07 FIRE ROAD Fire Missile Cannon

スプリング式のミサイル発射機能を搭載しており、
ミサイル砲本体上部の黄色いスイッチを押すとミサイルが発射される。

発射能力は高く、意外に飛距離があるのでミサイルの紛失には注意が必要。

予備のミサイルも二つ付属しているが、車体サイド(ロボット時は脚部)に
装着しておく事が前提のデザインの為、予備ミサイルは無いと考えた方が良い。



G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ファイヤーロード  ファイヤーミサイル砲 248

ファイヤーミサイル砲のグリップ部には可動軸が設けられており、
ビークルモードで装備した際は、上方に向きを変える事が出来る。

日本、海外共にライバルとなるデストロン兵士はジェット戦闘機に変形する
ジェット軍団(海外ではプレデター)
の為、対空砲を意識した設計が見事だ。





G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ロード軍団 ファイヤーロード 集光ギミック 310

集光ギミック

クリアピンク成形の目のパーツは、頭頂部から
光を当てると光っている様に見える。

ロード軍団の面々は目やウィンドーのパーツを
クリアピンク成形で統一している特徴がある。



G1 TRANSFORMERS Operation Combination TF-07 FIRE ROAD 297

1990年代に入ってから取り入れた集光ギミックは、
ロード軍団ジェット軍団等のG1末期のTFトイが初となった。

日本に於いて、この時期のトランスフォーマーは低迷していたので、
同時期にタカラが発売していたロボット玩具シリーズ『伝説の勇者 ダ・ガーン』の
ダ・ガーンXセイバーズ等の方が、集光ギミックの印象が強いかもしれない。




G1 TRANSFORMERS Gattai Daisakusen TF-07 FIRE ROAD 293

日本のトランスフォーマーでは、G1期最終シリーズとなった
トランスフォーマー 合体大作戦』に組み込まれて発売された
ロード軍団は非常にマイナーな存在であり、海外に於いても
ヨーロッパ限定だった為、知名度の低いキャラクター達である。

当時、日本では児童誌テレビマガジンに合体大作戦が連載されていたが、
ロード軍団が誌面に登場したのは、たった一回きりであった。



G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ファイヤーロード 282

合体大作戦』のタイトル通り、シリーズのメインとなるのは
マイクロトランスフォーマー達が合体したシックスビルダーシックストレイン
ガードシティ等の合体戦士だったので、ロード軍団の活躍はほとんど描かれなかった。

ファイヤーロードはキャラクター紹介でのみ登場しており、
ライバルのシャドージェットと仲が悪いという事が記されている。



G1 TRANSFORMERS Gattai Daisakusen TF-07 FIRE ROAD 300

海外版のスコーチは、一応リメイク版が登場しており、
ボットコン2010の会場限定トイとクレオン版が製作されている。

いずれも名前が変更されており、ボットコン版はターボマスター
クレオン版はシンジに改名され、スコーチの名称は使用されなかった。

G1末期のマイナーキャラ故に、一般の正規トイラインで
スコーチ及びファイヤーロードがリメイクされる日は遠いであろう。




G1 トランスフォーマー 合体大作戦 TF-07 ファイヤーロード  332

トランスフォーマー 合体大作戦』はTVアニメ放送も無く、
児童誌の記事やCM等、限られた媒体でのみ展開していたので、
リアルタイムで追いかけていたファンは多くはなかったと思われる。

しかしながら、規模は縮小されても新作トイは発売され続けていたので、
トランスフォーマーが「終わる」事など考えてもいなかったのだ。

ロード軍団ジェット軍団のトイは、新時代を感じさせる期待感を持って迎えたが、
その後間も無く日本に於けるトランスフォーマーシリーズ終了という事態により
哀愁の念も感じさせるという、相反する感情が入り混じる印象深いTFトイとなるのだった。







TRANSFORMERS 4WD Off Road 5312

◆参考にならない比較◆


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
ターボマスターってこんなに小さかったんですね
参考にならない画像を見てびっくりしました!
2016/04/21(木) 02:00:12 | URL | ちくわ | [ 編集 ]
>ちくわさん
ロボットモードだとブラストアームより一回り大きいですね、
スカウトクラス以上デラックスクラス未満ぐらいのサイズです。
2016/04/21(木) 22:39:17 | URL | つくも | [ 編集 ]



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