十三非常階段
●トランスフォーマー EZコレクションガム  2 ホットロディマス
TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS 156

ホットロディマスは、1986年の初登場時から特殊な位置付けのキャラクターだった。

特に日本に於いては、ホットロディマスを主役に据えた映画作品
トランスフォーマー ザ・ムービー』が公開されないまま
新シリーズ『トランスフォーマー2010』がスタートした為、
転生後の総司令官ロディマスコンボイを先行して体験する事になった。

そして『トランスフォーマー ザ・ムービー』が漸く日本にも導入された時、
初めてホットロディマス本来のキャラクター性を理解する事が出来たのだ。



トランスフォーマー EZコレクションガム 2 ホットロディマス 6142  ◆ 名前 : ホットロディマス

  ◆グループ: サイバトロン

  ◆ 変形 : スポーツカー

 
  ◆シリーズ: トランスフォーマー
         EZコレクションガム

  ◆ 発売 : 2012年7月30日

  ◆ 価格 : 500円




TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 Package

パッケージ




トランスフォーマー EZコレクションガム 2 ホットロディマス セット内容 087

セット内容

EZコレクション本体は透明なビニール袋に封入されており、
説明書と粒ガムが一つ同梱されているという内容。

説明書のイラストは先行して登場していたTFクロニクル版の物を
流用している為、ロボットモードからスタートしている。

ビークルモードで収められているEZコレクションガムでは、
説明書の最後の工程から逆の順に変形させる事になる。




TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS Sports Car Mode 098

ビークルモード

EZコレクション版ホットロディマスは、2009年に海外版シリーズの
TRANSFORMERS UNIVERSE 2.0』でレジェンドクラスの一つとして初登場した。

2011年12月に日本にも導入され、『トランスフォーマー クロニクル』の
EZコレクション02にラインナップされている。




TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS Sports Car Mode 6100

リア

翌年2012年に食玩として登場した『EZコレクションガム』は、
タカラトミーの子会社タカラトミーアーツから発売された。

EZコレクションガム版の最大の特徴は
全身メタリック仕様を採用している事で、
ホットロディマスもタイヤと可動部の黒いパーツを除く
ボディ全体に塗装処理が施されている。




TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS Sports Car Mode 103

ウィンドーのメタリックブルー、リアウイングの
メタリックオレンジのみならず、ボディはフロント、ルーフ、
リアに至るまで全てメタリックレッドで塗装されている。

加えてイエローでファイヤーパターンも塗り分けられており、
美しさが際立っている豪華な印象のアイテムである。



TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS Sports Car Mode 115

小豆色に近い赤、オレンジ、黄色のファイヤーパターンという、
ロディマスの基本カラーが取り入れられている事が見て取れる。

元々フューチャーカーに変形したホットロディマスだが、
EZコレクション版の様な地球のスポーツカーを思わせる車種でも
カラーリングによりロディマスらしく見えてしまうのが見事だ。




トランスフォーム!
TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS Transform




トランスフォーマー EZコレクションガム 2 ホットロディマス 126

ロボットモード

胸部にファイヤーパターンが施されたカーモードのフロントが
収まる事で、ホットロディマスらしさが充分に表現されている。

ロボットモードの外装も全て塗装処理されており、
顔、拳、腿、つま先も細かく塗り分けられている。



トランスフォーマー EZコレクションガム 2 ホットロディマス 131

リア

EZコレクションの様な簡単な変形をコンセプトにしているトイでは、
車体リア部が変形した脚部にリアウイングが
そのまま配置されてしまう事も已む無しと言えるだろう。

しかしEZホットロディマスは、わざわざヒンジパーツを追加して
リアウイングが背中に収まる様に工夫しているのだ。

ホットロディマスのウイングを背負うデザインを
再現する為の拘りの配慮であり、見逃せないポイントだ。




トランスフォーマー EZコレクションガム 2 ホットロディマス メタリックバージョン 147

可動箇所はボールジョイント接続の肩と股関節をメインとし、
ボディと腕部を繋ぐ黒いパーツも若干であれば動かす事が出来る。

全身塗装のEZコレクションガム版では、パーツ同士の接触による
塗装剥離の心配がある為、可動部の少なさが却ってメリットとなっている。




TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM HOT RODIMUS 148

ホットロディマスは英雄になる事を夢見る若きサイバトロン戦士である。

その若さからくる衝動的な行動は自分を不利な立場に
追いやる事もあるが、騎士に相応しい良心的で勇敢な心を持っている。』





トランスフォーマー EZコレクションガム 2012 ホットロディマス メタリックバージョン 176

G1期初のTVアニメシリーズ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』から
新シリーズ『トランスフォーマー2010』に切り替わったのは1986年秋である。

しかし日本に於いては、二つのシリーズを繋ぎ世代交代も描かれた
重要な映画作品『トランスフォーマー ザ・ムービー』が未公開となった。



TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS Metallic version 212

コンボイが死んだ!キャンペーン』やトランスフォーマーテレフォン等の
各プロモーションでフォローはしていたが、『トランスフォーマー2010』で
いきなり新司令官ロディマスコンボイの活躍を目の当たりにする事となる。

即ち、有能且つ大胆な総司令官ロディマスコンボイを最初に見る事になり、
未熟な若者のホットロディマスを後から知るという、海外とは逆のパターンとなった。



トランスフォーマー EZコレクションガム 2 ホットロディマス メタリックバージョン 167

トランスフォーマー2010』ではロディマスコンボイが主役であり、
ホットロディマスに戻る事は特殊な状況で極稀だった為、
ホットロディマスが最も活躍したエピソードは
シリーズも終盤の第28話「重すぎた使命」であった。

当時の日本のTFファンは、このエピソードで初めて
若者らしさが感じられるロディマスを目にする事となるが、
ストーリー的に自暴自棄や苦悶する姿が強く印象付けられた。



TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM HOT RODIMUS Metallic version 159

更に『トランスフォーマー2010』のTVシリーズ終了時期の
1987年夏に、日本でも『トランスフォーマー ザ・ムービー』の
公開予定があったがキャンセルされてしまった。

尚、『トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ』序盤に於ける
ホットロディマスは、司令官の地位にある高官として描かれているので
未熟さは全く無く、ロディマスコンボイと同じキャラクター性となっている。




TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS Metallic version 164

ホットロディマスが主人公として活躍し、ロディマスコンボイに転生する経緯も描かれている
映画『トランスフォーマー ザ・ムービー』を日本のファンが観る事が出来たのは、
トランスフォーマー2010』が終了して2年後の1989年であり、
TFのTVシリーズは『トランスフォーマーV』が放送中という時期であった。

ネット配信など無かった当時、一般のファンは『トランスフォーマー ザ・ムービー』が
いつか日本に導入されるのを願い待つ事しか出来ず、一日千秋の思いで3年間を過ごしたのだ。



TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS 6155

トランスフォーマー2010』の「重すぎた使命」で見せた姿とは全く異なる、
快活な若者としてのホットロディマスを目にする事が出来るのは
トランスフォーマー ザ・ムービー』であり、当時のファンが
ホットロディマスの真の姿を正確に知るには数年掛かったのである。

1990年にはトランスフォーマーのTVアニメ放送が消滅している事を考慮すると、
まだTFシリーズの人気を維持していた時期の1989年に
トランスフォーマー ザ・ムービー』が導入された事は奇跡だったと言えよう。





トランスフォーマー クロニクル EZコレクション・ホットロディマスとの比較◆
トランスフォーマー クロニクル ホットロディマス & EZコレクションガム・ホットロディマス メタリックVer. 168

ロボットモード

日本以外のアジア限定版『TRANSFORMERS GENERATIONS』や
アメリカのショップ限定等で再販されたレジェンドクラスのG1キャラクターは、
武器を装備出来る様に拳が3ミリジョイントを追加した形状に改良されている。

ホットロディマスは上記のシリーズにラインナップされなかった為、
EZコレクションガム版は既出のEZホットロディマスと同じ型で製作されている。



トランスフォーマー クロニクル ホットロディマス & EZコレクションガム・ホットロディマス メタリックVer. 174

リア

アニメ設定を思わせるボディカラーのTFクロニクル版
成形色を活かした配色であるのに対し、EZコレクションガム版
全身メタリック塗装が施されており豪華なイメージ。

EZコレクションガム版はクロニクル版よりも彩度が低い赤を採用しており、
重厚な印象を引き出す事に成功しているカラーリングと言える。




トランスフォーマー クロニクル ホットロディマス & EZコレクションガム・ホットロディマス メタリックVer. スーパーカー 192

ビークルモード

ファイヤーパターン及びヘッドライトのイエローの塗装箇所は同じだが、
ボディ全体をメタリックレッドで塗装している為、大きく印象が異なる。

リアウイングのオレンジ色もメタリックオレンジに変更するという、
拘りのカラーリングが美しいアイテムに仕上げられている。



トランスフォーマー クロニクル ホットロディマス & EZコレクションガム・ホットロディマス メタリックVer. スーパーカー 193

リア

これ程メタリック塗装に重点を置いているEZコレクションガムだが、
パッケージには『メタリックバージョン』の文字は記載されておらず、
メタリック仕様である事を全くアピールしていない。

トランスフォーマートイは「手にして初めて良さが分かる」アイテムも多い。
EZコレクションガムもこの例に漏れず、食玩に組み込まれながらも
EZコレクションでは最高峰の仕様という驚きを与えてくれた。




TRANSFORMERS EZ COLLECTION GUM 2012 HOT RODIMUS 183

ホットロディマスが人気キャラクターであるのは、
ロディマスコンボイの前身という理由だけではないだろう。

トランスフォーマー ザ・ムービー』で見せた柔軟な思考、行動力、
勇気、正義感等、ホットロディマスの個性豊かなキャラクター性に惹かれるのだ。

ホットロディマスのリメイク版も多く製作されており、EZコレクションガム版の様な
日本独自仕様の優れたアイテムが登場する事は大歓迎である。

今後もロディマスの新たなトイが製作される事は間違いなく、
コレクションは増加の一途を辿る事は避けられないが、
それはファンが望んでいる事でもあるのだ。







TRANSFORMERS HOT RODIMUS 6203

◆参考にならない比較◆





⇒ TFクロニクル EZコレクション ホットロディマス
⇒ MEGA SCF 04 ホットロディマス           `

⇒ ロディマスコンボイ シャンプー           `







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