十三非常階段
●戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー  44 トラックス
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ハンサムで洒落者のナルシストである戦士トラックスは、
人間に対してもフレンドリーな性格で人気を博したTFです。

その人気の割に彼のニューフォームは2009年までの時点で、アクションマスター
バイナルテックしか造られなかった事が不思議に思えるキャラクターです。

しかしながら当時のトイのトラックスはカーモード、ロボットモード共に
納得のクオリティを誇る、名作カーロボットでもあったのです。



Imgp0470.jpg  ◆ 名前 : トラックス

  ◆グループ: サイバトロン

  ◆ 役割 : 戦士

  ◆ 変形 : GMシボレー・コルベットスティングレーC3

 
  ◆シリーズ: 戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー

  ◆ 発売 : 1985年11月

  ◆ 価格 : 1800円




tracks package

パッケージ




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ビークルモード

1968年~1982年に生産されたアメ車史に残る名車。
コークボトルラインと呼ばれるグラマラスなボディが特徴的。

V型8気筒フロントエンジン、リアドライブの2シーターのスタイルは継承され続け、
スポーツカーに相応しい軽量ボディーはFRPで造られている。



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リア

後にホットロディマスロディマスコンボイにお株を奪われるが、
ファイヤーパターンのTFと言えば、トラックスを置いては語れなかった。

トラックスはファイヤーパターンを取り入れた初のトランスフォーマーであった。




トランスフォーム!
tracks transform5




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ロボットモード

トラックスのスタイルは当時のカーロボットの中では抜群に良い。

カーモードのボディはルーフのみが体の前面に位置しており、
他のカーロボットの様に胸や脚がカーパーツになっている
ランボルプロール達と比べるとスマートに見える。

尚、胸のサイバトロンマークは当方が貼付した物。
本来の製品仕様ではシークレットエンブレムが貼られている。



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リア

スタイルの良さに加え、二つのミサイルランチャーや
肩から迫り出したウイングがヒーローらしい体型を与えている。

拳が収納出来る設計もG1カーロボットでは珍しい。
トラックスの基になったダイアクロンシリーズでは最後期の
アイテムだったので、ダイアクロンの集大成的な仕様とも言える。



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ガンメタルに塗られた脛に当たるパーツはダイキャスト製。

ほとんどのG1カーロボットはカーモードのフレームの一部にダイキャストを
使用していたので、トラックスは珍しい設計のカーロボットだった。




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『地球のメカデザインに興味を持ち、ロボットモードで
いるより、地球のカーモードでの探訪を好む。

自信家でもあり、仲間が自分のルックスを
妬んでいる物と信じて疑わない。』



Autobot 44 Tracks TF44

テックスペック

・体力 : 6
・知力 : 6
・速度 : 7
・耐久力: 8
・地位 : 5
・勇気 : 6
・火力 : 8
・技能 : 8





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ダブルランチャー

『ロボット、カーモード共に発射時には時速96kmに
到達する熱感知焼夷ランチャーを撃つ。』


アニメ劇中ではレーザー砲として使用する他、
ブラックビームを発射した事もある。

トイはスプリングにより先端のミサイルを発射可能。




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ブラックビームガン

『ブラックライトの光線の放ち、相手の視界を遮断する。
ひとたび被弾すれば数分間はくっついて離れない効能を有する。』


トイ設定ではアームライフルの名が与えられている。



tracks back

ブラックビームガンは背中のジョイントに装着しておく事が可能。

手持ち武器を体に装備出来るのも、G1カーロボットでは稀なケース。




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同じナルシストであるサンストリーカーとは
ボディの美しさを自慢する所等は共通するが、
片や人間を毛嫌いし、片や人間と友情を築く等、
正反対とも言えるキャラクター付けが秀逸であり、愉快だった。




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バトルマシン

いわゆるフライトモードだが、当時その呼び名は普及していなかった。

バトルマシンのネーミングは、トラックスと同様に二つのビークルモードを持つ
サイバトロンのスパイ部隊ダブルチェンジャーに即した物と思われる。



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設定ではこのバトルマシンモードで亜音速で飛行する事が可能。
アニメでも度々登場し、自慢のフライトテクニックを披露した。

車体底部にブラックビームガンを装備、このモードでの武装は万全な物となる。
ロボット時の背中の穴は、本来このモードでブラックビームガンを装着する為の物である。



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ブラックビームガンはアニメ劇中では、デストロンの
自動車改造工場を一発で吹き飛ばす程の大火力を有していたり、
ブロードキャストエレクトロスクラングラーガンと同様の機能を発揮したりした。

この様な荒唐無稽な御都合主義とも言える演出が
ストーリーをテンポの良い物にし、楽しい物にしていた。

そこがG1アニメの最も評価すべき一面であった様に思う。




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トラックスの人気は高く、アニメ『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』が終了し、
トランスフォーマー2010』に切り替わった後も絶版を免れ、アニメには登場しないにも拘らず、
マイスターハウンドランボル等と共に1987年まで生産され続けた。

又、2002年にはトランスフォーマー コレクションで復刻版が発売された。
この当時版とTFコレクション版の違いはほとんど無く、生産国が変わった程度。



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G1カーロボットの魅力は今尚、色褪せる事はありません。

クリアーパーツのウィンドーやゴムタイヤ、メッキパーツを
採用したリアルなモデルカーがロボットに変形する様は
驚きと共に歓迎され、TFの人気を不動の物としました。

彼等の存在があったからこそ、
今のTFがあると考えると感慨深い物を感じます。






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⇒ ◆参考にならない比較◆


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
おお、当時箱すごいですね!
カーロボット版は、すでにTFとしての展開が決定していたときに開発されたため、北米市場で売れる車種選択になった、と「タカラSFランド大全集」という本に書いてありました。

胸に車のフロント・ボンネットがきていないのは、他にサンストリーカーとホイルジャックだけじゃないかな?

フライトモードという追加プレイバリューもうれしいですね。
全員それになっちゃうと車である意味がないですが、1人ぐらい(劇中)ならちょうどいい感じ。

ロボット正面にコルベットの意匠がほとんど残らないのが個人的には残念です。(バイナルテック版にいたっては胸窓もダミーなので、後輪まわりのみ!)
2010/07/25(日) 14:49:56 | URL | tf-tf | [ 編集 ]
トラックス、主役をはれるほどのヒロイックさがいいですね。
ビークル、ロボット共にスマートで、非常に流麗な印象です。
ナルシストという設定も、このカッコよさを見れば納得してしまう……。
2010/07/26(月) 23:30:57 | URL | すとれーと | [ 編集 ]
>tf-tf さん
そう言えばアメ車のダイアクロンってコルベット位でしたね。
スーパーカーと言われるカウンタックやランチア等、他は働く車とかでしたし。

車が空を飛ぶ姿は特別のTFって感じがしてました。
胸や足にカーモードのパーツが来ない所もヒーローらしい体型で
他のTFとの差別化に成功していた気がします。
ナルシストでも嫌味になっていなかった所がトラックスの人気の秘密かもしれませんね。
2010/07/27(火) 16:23:58 | URL | 付喪 | [ 編集 ]
>すとれーとさん
やはりコルベットのカッコ良さがあるので、ロボットモードも
カッコ良く設計したのかもしれません。
更にそのカッコ良さに自惚れるという、キャラクター付けも巧いと思います。
TFは性格が姿に合ってる事が多いので、分かりやすくて面白いですね。
2010/07/27(火) 16:30:42 | URL | 付喪 | [ 編集 ]



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