十三非常階段
●TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE USAエディション スパイチェンジャー Xブローン
TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGERS X-BRAWN 424

カーロボ3兄弟の長男であるワイルドライドは、
オフロードカーに変形する事もあって山道や悪路を好み、
馬力があるカーモードのイメージ通り、力自慢のTFである事に加え、
特徴的な巨大な左腕により『豪腕』と称される。

その怪力のイメージから名付けられたと思われる
海外名Xブローンは、怪力TFの代表格である
ゴングの海外名ブローンから採られた名称である。



TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGERS X-BRAWN 415
  ◆ 名前 : Xブローン(エックスブローン)

  ◆グループ: オートボットブラザーズ

  ◆ 変形 : メルセデス・ベンツ・Mクラス ML320

 
  ◆シリーズ: TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE

  ◆ 発売 : 2002年11月28日

  ◆ 価格 : 780円




TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGER X-BRAWN & SCOURGE Package

パッケージ

スパイチェンジャー版Xブローンスカージと2体セットのアイテムであり、
日本ではUSAエディションとして輸入販売された。




TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGER X-BRAWN Mercedes-Benz M Class ML320 458

ビークルモード

Xブローン(日本名:ワイルドライド)のカーモードの
モチーフはメルセデス・ベンツ・Mクラスだが、
メーカーライセンスを取得していた訳ではない。

海外展開の際にベンツ・Mクラスに「似ない」様にする為、
デラックスクラス版は実車とは異なる丸型ヘッドライトに塗り分けている。



トランスフォーマー カーロボット スパイチェンジャー Xブローン ワイルドライド メルセデスベンツ・Mクラス ML320 519

デラックスクラス版Xブローンの丸型ヘッドライトの塗装は、
スパイチェンジャー版にも受け継がれており、
明確に造形されているヘッドライトのモールドを敢えて無視して
丸い黒の塗装を追加している事が見て取れる。



TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGER X-BRAWN Mercedes-Benz M Class ML320 462

リア

ベンツ・Mクラスに似ない様にする為に、デラックスクラス版では意図的に
削除されていたテールランプが、スパイチェンジャー版ではモールドされており、
実車に近付いているという奇妙な仕様となっている。
これは元々の日本版ワイルドライドを参考にしていた為と推察される。

又、カーモードの特徴の一つであるリア部のスペアタイヤも
造り込まれており、デラックスクラス版の再現度は高い。



TF ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGER X-BRAWN Mercedes-Benz M Class ML320 465

サイド

シルバーグレーの車体の後部にメタリックグリーンの
塗装が施されている面もデラックスクラス版の再現である。

タイヤは従来のスパイチェンジャーとは異なる星型ホイールの
タイプが選ばれており、これもデラックスクラス版Xブローンの
ホイール形状に合わせていると考えられ、非常に拘りが感じられるトイだ。



TFロボッツ・イン・ディスガイズ スパイチェンジャー Xブローン メルセデスベンツ・Mクラス ML320 485

又、ドアの開閉が可能となっている驚きの仕様で、
スパイチェンジャーの中でドアが開くのはXブローンのみ。

シルバー塗装されたフロントグリルガードの他、
ワイパー、サイドミラー、ドアハンドル、サンルーフまで造形されており、
手の平サイズにも拘わらず情報量が多い優れたトイである。




トランスフォーマー カーロボット スパイチェンジャー ワイルドライド メルセデスベンツ・Mクラス ML320 7474

ミニサイズのXブローンオプティマスプライム(ファイヤーコンボイ)のトイが
スパイチェンジャー』と呼ばれるのは俗称で、正式なサブグループ名ではない。

トイパッケージには『スパイチェンジャー』の文字は記載されていないのだが、
ミニカーサイズである事や金属製の車軸を使用した同規格のタイヤ等、
スパイチェンジャーのトイと仕様が同じなので、便宜上スパイチェンジャーに分類される。




Xブローン、トランスフォーム!
TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 USA Edition SPY CHANGER X-BRAWN Transform




トランスフォーマー ロボッツ・イン・ディスガイズ USAエディション スパイチェンジャー Xブローン 401

ロボットモード

細い右腕と極端に巨大な左腕という、
ワイルドライド特有のスタイルを見事に再現している。

又、元々のデザインを忠実に再現する為に、
脛にダミーのタイヤが造形されている所は、
2000年代前半という時期、しかもミニサイズの
TFトイとしては非常に珍しい。



トランスフォーマー ロボッツ・イン・ディスガイズ USAエディション スパイチェンジャー Xブローン 405

リア

カーモードのルーフが背中に配置され、
フロント部は左腕に、リア部は脚部に変形する構成は、
デラックスクラスのワイルドライドと共通する。

左腕の裏側にはメカニカルなモールドや
サイバトロンマークが立体で彫り込まれており、
小サイズのスパイチェンジャー版とはいえ、完成度は高い。




TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGER X-BRAWN WILDRIDE 417

スパイチェンジャーは、ミニカーがロボットに変形する事を
コンセプトにしていたG2ゴーボッツを起源としている為、
ロボットモードの可動は最小限の物となっている。

Xブローンの場合は変形機構を活かした腕部の可動が豊富で、
両腕共に肩と肘の関節が備わっている事が特徴。





トランスフォーマー ロボッツ・イン・ディスガイズ スパイチェンジャー Xブローン ワイルドライド 436

日本では1997年からスタートした
一連のビーストウォーズシリーズに続く形で、
トランスフォーマー カーロボット』は2000年に展開し、
トイシリーズもアニメも日本国内用作品として作られた。

しかし当初の予定とは異なり、アメリカ及び海外展開にも起用されるという、
日本版TFシリーズとしては初の輸出作品となった事も特筆に値する。



TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGER X-BRAWN WILDRIDE 455

2001年から海外で展開を開始した輸出版TFカーロボットは、
トランスフォーマーの伝統的なキャッチコピーである
ROBOTS IN DISGUISE』をシリーズ名に冠し、
海外用に仕様変更したトイの発売と共にアニメも放送された。

RIDシリーズの特徴として、日本のTFカーロボットのトイに加えて
海外版専用のTFトイが追加されている事が挙げられる。



トランスフォーマー カーロボット USAエディション カーロボ3兄弟 スパイチェンジャー・ワイルドライド 494

スパイチェンジャー版Xブローンも海外展開用に
新たに製作されたアイテムの一つであり、
同様に新規で造られたスカージ(ブラックコンボイ)と
2体セットのベーシッククラス・トイとして発売された。

日本の『トランスフォーマー カーロボット』の終了から約一年後に
海外で発売されたスパイチェンジャー・Xブローン & スカージは、
更に約一年後に日本に輸入されUSAエディションとして販売された。





TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 Autobot Brothers SPY CHANGER X-BRAWN 431

Xブローンは日本に於けるワイルドライドであり、
カーロボ3兄弟の長男でリーダー格のTFである。

海外版の『TF ロボッツ・イン・ディスガイズ』シリーズでは一部を除き、
殆んど全てのTFが日本版とは異なる名前に改名されており、
元々の日本名とは関連しない名称が与えられている。



TRANSFORMERS G1 BRAWN & TF ROBOTS IN DISGUISE 2001 X-BRAWN 498

Xブローンのブローン(BRAWN)とは、
G1初期のサイバトロン戦士の一人ゴングの海外名で、
怪力ゴング様』の異名を持つ力自慢のTFである。

ワイルドライドも怪力を有するカーロボットであり、
SUV型オフロードカーに変形する事や
イメージカラーがグリーンである事等、
G1ゴングとの共通点が見られる。



TF ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGER X-BRAWN TF Car Robot WILDRIDE 440

怪力自慢のブローン(ゴング)の名前を採用したのは、
ワイルドライドの力強いキャラクター性とカーモードのスタイルの他に
英訳された『役割』が関係していると思われる。

ワイルドライドの日本版の役割は『豪腕闘士』であり、
海外のRID版はこれを直訳した『STRONG-ARMED FIGHTER』である。



トランスフォーマー カーロボット ワイルドライド xブローン & G1 ミニボット ゴング 505

肩書きにはっきりと『STRONG-ARMED(豪腕)』と記している事に加え、
SUV型カーモードに変形する豪腕のサイバトロン戦士と言えば、
ブローン(ゴング)を置いて他に居ないイメージがあるのだ。

パワー自慢のG1ブローン(ゴング)の名を
ワイルドライドに当て嵌めた事は的を射ている。




TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 Autobot Brothers SPY CHANGER X-BRAWN 433

又、名前の『BRAWN』には腕力や筋肉の意味があり、
役割の『STRONG-ARMED FIGHTER』も力強さを強調した物の為か、
英語に吹き替えたRID版アニメでは、低く野太い声色の
マッチョマンというキャラ付けが成されている。



トランスフォーマー ロボッツ・イン・ディスガイズ スパイチェンジャー Xブローン ワイルドライド 443

日本のワイルドライドの声と比べると
海外版のXブローンは同じキャラクターとは思えない程で、
怪力自慢というキャラクター性がより強く表現されている。

日本では『ワイルドライド』という完全新規のTFであるのに対し、
海外ではG1期の『ブローン(ゴング)』のイメージも取り入れている為、
キャラクター性に差が生じているのが興味深い事実だ。




TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE 2001 SPY CHANGERS X-BRAWN 447

日本オリジナルのトランスフォーマー作品はG1期の頃から多数存在するが、
ハズブロ側が日本版TFシリーズを輸入して展開する事は無かった。

トランスフォーマー カーロボット』の様に採用されたのは特殊な例であり、
海外版の『TRANSFORMERS ROBOTS IN DISGUISE』が
日本より後発であった事が幸いして新規トイが追加された。

メインキャラクターを小型トイのスパイチェンジャー化するという発想は、
日本のTFカーロボットが展開していた時期には無かった斬新な物で、
海外進出により齎された恩恵の代表例と言えよう。







TRANSFORMERS BRAWN 7512

◆参考にならない比較◆





⇒ カーロボット3兄弟 C-003 マッハアラート    `
⇒ カーロボット3兄弟 C-004 スピードブレイカー  `


⇒ スパイチェンジャー C-005 アートファイヤー   `
⇒ スパイチェンジャー C-006 イーグルキラー    `
⇒ スパイチェンジャー C-008 エックスカー     `
⇒ スパイチェンジャー C-009 オックス       `
⇒ スパイチェンジャー ジャスコ限定版 イーグルキラー







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