十三非常階段
●トランスォーマー2010  C-95 ロールバー
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至極当然の事だがトランスフォーマーは子供向けの玩具です。

シリーズが四半世紀を越えた現在、ハイエイジ向けのアイテムも多数発売されました。

しかしG1期のターゲット層はアクマで低年齢の子供達で、
カーメーカーのライセンスを取得する程のリアルさや
関節可動の多さに重点を置いていた訳では無く、
扱い易さや遊べるギミックを取り入れ、
子供達を喜ばす事に力が入っていた様に思われます。



Imgp1606rolbar.jpg  ◆ 名前 : ロールバー

  ◆グループ: スロットルボット

  ◆ 役割 : 追跡員

  ◆ 変形 : クライスラー・ジープ ラングラーYJ

 
  ◆シリーズ: トランスフォーマー2010

  ◆ 発売 : 1987年4月

  ◆ 価格 : 500円




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パッケージ

日本版トランスフォーマーは、2010シリーズから
コレクションカードが付属する様になった。

カード封入の為なのだろう、スロットルボッットは小サイズながら
最初期のミニボットよろしく、箱型パッケージが採用されている。




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ビークルモード

角張ったボディや四角く広いフロントガラス、
サイドの二箇所のウィンドーはラングラーに通じ、
フロントフェイスの縦に入ったグリル等、
ジープの特徴が数多く取り入れられた造形。



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リア

但し実車の1987年型ラングラーのヘッドライトは四角いので、
ロールバーの様に丸いライトは1996年の次モデル、
ジープ・ラングラーTJの方が近い車種となる。

奇しくも1987年に既に登場していたロールバーの方が
先見性があったとも考えられるが、只単にジープの代表的な
丸いヘッドライトを採用したに過ぎないというのが正解だろう。



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ロールバーのウィンドーに貼付されたステッカーは特殊なデザインで、
TFトイの中で恐らく唯一、景色が映り込んでいる。

晴れ渡るオーストラリアのアウトバック地帯等は、この様な景色が続いている。




トランスフォーム!
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後年の『1、2、3のおもしろ変形』のゴーボッツよりも遥かに簡単な変形機構。




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ロボットモード

スロットルボットはそのディフォルメされた体型が目を引く。

手足は記号的で辛うじて、それだと分かる程度だが、
頭部の造形はしっかりとしておりレベルは高い。



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リア

全体的にゼンマイユニットが大きく占める。
シャーシはスライドが可能で、
ビークルモードよりも縮める事が出来る。

スタイルが良いとは言い難いが、
この独特な体型こそスロットルボットの
アイデンティティと言えなくも無く、
その世にも珍しい姿のロボットは貴重である。




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『ジープモードでは、とても敏捷で、スピードを全然落とさずに
飛んだり転がったりする事が出来る。

感情的で一か八かの賭けをするのが好き。

陳腐なマッチョマッチョした台詞を言うが、
毎日、他のスロットルボット達の失笑を買っている。』



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マッチョマッチョしたという言い回しは、あまり馴染みが無いが、
アメリカ映画でよくあるタフガイを気取った話し方であろう。

X-MENのウルヴァリンセイバートゥース
掛け合い等は分かり易い例かもしれない。




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テックスペック

・体力 : 5
・知力 : 7
・速度 : 4
・耐久力: 7
・地位 : 6
・勇気 : 10
・火力 : 1
・技能 : 9





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スロットルボットはプルバックゼンマイ搭載で、
車体を後方に引き、放すと走り出すギミックを売りにしたアイテム。

タカラが開発した得意分野であるチョロQ
TFに組み込んだ、遊び甲斐のあるトイである。

車体のサイズはチョロQよりも一回り大きい。



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もちろんロボットモードでもプルバックゼンマイは生きており走行可能。

この機能の為、独特の体型となったスロットルボットだが、
スタイルを犠牲にしていると言うより、
他に類を見ないデザインは評価すべき物だと感じる。



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同様にプルバックゼンマイを搭載したTFは
1985年に既にミニスパイが登場していたが、
残念ながら日本では採用されなかった。




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トランスフォーマー2010』の最終エピソードで初登場した
スロットルボットは、アニメではほとんど出番が無かった。

海外版の次作『トランスフォーマー ザ・リバース』では
冒頭の出撃シーンで、無思慮に飛び出していくスロットルボットの中で、
ロールバーだけは敵の狙いは何かを疑問視する冷静な姿勢を見せた。



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日本版『ザ・ヘッドマスターズ』では仲間のスロットルボット達と共に
デストロンヘッドマスターズと勇猛果敢に戦った。

別のストーリーではヘッドマスター・スカル
ワニモードの口に咥えられ、地面に叩き付けられて惨敗を喫した。

こちらの日本版では台詞すら無い、脇役振りであった。



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ロールバーはかなりマイナーなTFだが、
2006年にバイナルテック・スィンドルのリペイント、
オルタネイターズ・ロールバーとして復活した。

TFカーロボットのグリジバーの海外名がロールバーだったり、
ミニコンで同名キャラは既に登場していたが、
G1ロールバーのニューフォームが与えられた事に感嘆した物である。




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スロットルボットのコロコロした体型は
非常にデザイン性が高い様に思われます。

劇中では他のTFと同様に頭身も高くスマートで、
ローラースケートを履いた様なスタイルでしたが、
トイの様な体型で登場していたら面白かった事でしょう。

この様なおもちゃ然としたTFも味があり楽しい物です。






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◆参考にならない比較◆





⇒ スロットルボット C-92 ワイドロード


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